|
金英淑のフォアハンド。姜志淑以降ではもっとも魅力的な韓国女子後衛だ。韓国女子といえばオーヴァ−ヘッドのサービスが実にいい加減でいやになるが、この人だけは別格。オーヴァ−ヘッドサーブにはその選手のテニスセンスが全てでる、と信じているが、そういう意味でもこの選手は信用?できる。
さてこの打球、強打というよりはメゾフォルテぐらい。大きくステップインせずライジングでさばいている。変型アッパーサーキュラ−?みたいなスイングだが、やはりフラット。腰高なのが気になるが、非常にリラックスしていて、それは練習量が豊富な選手にしかみられないものだ。
世界選手権ではダブルス(3位)、シングルス(ベスト8)とも玉泉(上嶋)に敗れたが、この選手が真の実力をみせたのは国別対抗の雨中の対日本-河野戦。0-1でまわってきた2番目のシングルスでマッチ数本を握られたが逆転勝利。韓国国別対抗優勝の立て役者となった。この試合、河野とともにすばらしく、忘れ難い、ものすごい、歴史的な大試合を演じた。
この選手はバックハンドも(が)すばらしく、実はそっちが本領だが(美しいぞ)、これは韓国バックの特集の第二回で紹介予定。フォアは不安定なところがある。がそれは欠点というよりは危うさを残してでもボールクオリティを優先している節がある。魅力的である。引退はほんと残念。
|