FILE NO.003
廖南凱
 (LIAU,Nan-Kai)
 台湾(TAIWAN)

アジア競技大会3回連続出場の台湾のエース後衛。
1990年北京アジア大会団体優勝
1994年広島アジア大会団体優勝
1992年アジアソフトテニス選手権シングルス優勝
1995年世界選手権ダブルス準優勝

等、輝かしい実績を誇る大選手だ。

 北本斎藤とほぼ同年輩。ジャパンカップダブルスでの優勝もあるので日本でもおなじみ。
今回のバンコク大会では韓国の後衛陣が地味(もともとそうだが)だったので、文句なしのNO.1後衛。
 国別対抗戦の決勝で2対1の台湾リードでまわってきたno.2シングルスに彼が登場したときは、台湾の国別対抗3連覇を会場の誰もが疑わなかった。順調に3-1とリードするのだが・・・


 個人でも事実上の決勝と考えられた準決勝のチョンインスー・ユウヨンドン(ヨンドンはディフェンディングチャンピオン)戦を勝ち抜いた彼がまさか決勝で破れるなんて・・・今回はいまひとつツキがなかったか?

オープンスタンスからあんな速いボールを打つなんて信じられない」とは熊本の安達先生。その言葉どおり、若干薄めのグリップからの打球はすばらしく速く、しかも安定しきっている。精妙なコントロールにも驚嘆だ。ただオープンスタンスだからこそ打てるという研究も(ローンテニスに)ある(この肩のターンをみよ!!)。「彼は天才だから」という声もあったが、私にはむしろ考え抜かれた打法に思える。


 劉宏裕といい彼といい台湾の後衛はローンテニスの影響が濃い。特にそのフットワーク、またテイクバックも。

写真は国別対抗戦準決勝 対日本戦より

photo:S.Kannokura