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ソフトテニスのビッグな国際大会は毎年ひとつだけ開かれるが、今年はアジア選手権の年にあたる。本大会は12月にタイのチェンマイで開催。タイでビッグな国際大会が開催されるのはこれで3回めになる。本番のコートはハード(過去2回も)。当然、予選のコートもハード?じゃないのである。不思議だ。そういえばナショナルチーム合宿も、男子は砂入り人工芝で、女子はクレーでおこなっていた。ナショナルチームは国際大会と直結しているチームのはずなのだが・・・ハードコートはしかも今年だけではない。来年も再来年も国際大会はハードでおこなわれる。日本国内ではハードコートの大会はほとんどない。というか全然ない、といっていいだろう。テニスコートというカテゴリのなかでは非常にポピュラーな、とはいえなくなってきたハードだが、特に日本のソフトテニス界においては、特殊なサーフェ−スである。
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| 2003世界選手権国別対抗決勝での劉永東(左)、方同賢。こんなゲームもあり得るのだ、という希有な一戦。方は劉永東に2連勝したあと5連敗したが、最後の最後、痛いところでお返しした。これで3勝5敗。 |
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| 1998バンコクアジア五輪国別対抗決勝 韓国vs.台湾。濃厚なラリーが見られた究極のゲームのひとつ。 |
ハードを嫌う人は多い。文字通り、ハードな、コートだからだろう。しかし、見る側に立ってみると、トップレベルを見る側に立ってみると、これほどおもしろいものはない。ハードコートでの国際大会が一番おもしろいのだ。正直、本大会が楽しみでしょうがない。
昨年の世界選手権の国別対抗は、決勝だけが雨で別会場という悲惨な終わり方になり、関係者はたいへんだったが、移動したコートは、ハード(デコターフ?)で、幸運にも見られたものからいわせてもらえば最高だった。最高の試合だった。クレーからハードに変わったことで韓国のアドヴァンテージがなくなったこともおおきいが、それだけではない。遅いコートが最高の選手達の底知れない技量を限界までひきだしてしまうのである。この決勝については別項ができあがりつつあるのでそちらにゆずりたいが、過去を巡ってみても室内ハードといってよかった1999の世界選手権、1998のアジア五輪とハードコートでは究極の好試合がめじろ押しである。
国内ではハードコートのゲームはそれこそめったにないが、1998年のアジア五輪の予選がハードコートだった。もちろん本大会(バンコク)がハードコートだからであろう。この予選会は間違いなくここ10年間の国内試合では最高のおもしろさだったと断言できる。これ以来、国際大会をのぞいて、これを凌駕する大会をみていない。今回も当然、予選にハードコートが用意されると思っていた。楽しみにまっていたのであるが、残念ながら、一宮のコートは砂入り人工芝である。
ゲームがおもしろいかどうかは、大事なことではあるが、さておき、アジア選手権の代表を選抜する、という本来の目的からいってもサーフェ−スが違うというのは大問題だとおもうのだが、どうなのだろう。僕だけがこう思っているわけではない。いろんな立場の人に機会があればきいてみたが、皆、そういっていた。なのになぜこうなってしまうのだろう。ほんとに強い選手ならコート選ばない、とでもいうのだろうか、いいそうではある。もっともだが、ナンセンスである。
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