2004 アジア選手権 韓国国家代表

ダブルス予選一位の黄晶煥。国際大会に2年振り4度目、アジア選手権には2大会振り(8年振り)2度目の出場になる。画像は2002アジア五輪より。同大会では団体優勝。ダブルス準優勝。
御存じ金煕洙。国際大会には2年振り6度目。国際大会におけるシングルスで他国相手に無敗という凄い記録があるが、個人戦での優勝はまだない。
金智恩。昨年は日本代表、今年は韓国代表。こういうことは例がないわけではないが、強豪国でははじめて。『牙』にもあったが、昨年の世界選手権でう〜んと伸びた選手。今年は大統領旗シングルスに優勝。そしてこの予選一位。はやくも韓国トップにおどりでた。

 

 
 
 今年の韓国代表選考は例年とは大きく違っている。例年ならダブルス予選の優勝ペア一組、シングルス予選で優勝者。後は各予選の最終選考会まで勝ちあがった選手のなかから優秀な成績をのこしたものを推薦、というかたちだったのだが、今年は学生連盟からの要望により、学生代表を加えることになったのだ。その選考法は学生だけの予選を行うというもの。予選方法は現行の予選方法とほぼ同様の方法がとられたようだ。男女でその学生枠の人数がちがっていて男子は二人、女子は一人。

これは男女のレベル差を考慮してのものだろう。男子学生のレベルは極めて高いが女子学生のレベルはかなり落ちるからだ。相変わらず柔軟な対応である。韓国学生の男女のレベル差は誰の目にも歴然とはいえ、なかなかこういう処置はできないではないか。

この学生推薦という方法が今後もつまり来年以降もとられるかどうかは不明だが、韓国関係者の口ぶりでは、どうも今年だけのようなニュアンスだし、多分そうなるのではないか。

2003世界選手権でダブルス、シングルスの2冠。大会通して唯ひとり無敗だった方峻煥。今年は大統領旗のシングルスにも優勝。国際大会には2年連続五回目、アジア選手権には2大会連続出場。シングルスのディフェンディングチャンピオンでもある。そのタイトルをふくめ国際個人タイトルは合計4(内訳ダブルス1、シングルス3)もちろん現役最高、ダントツ。

 男子ダブルス予選一位は黄晶煥金煕洙。最終予選は1stラウンド、2ndラウンドとも一位であり決定戦なしでの代表決定だ。ダブルス予選はシングルス予選より先んじておこわれるので、ダブルス一位の意味は重い。よく、韓国や台湾はダブルスよりシングルスを重視している、なんていわれるが、それは大きな誤解である。台湾もダブルス予選を先に行うし、この韓国もそう。台湾や韓国はシングルスもダブルスと同様に重視している、という言い方、見方が正しい。

 最終予選のドローをみると当然だが劉永東、金耿漢の名前がみえないのがやはりどうしようもなく寂しいが、新しい力の台頭に胸踊るのもまた事実だ。世界チャンプの金法顕・方峻煥が2敗しているのだ。レベルがおちているわけがないではないか! 

 方峻煥はシングルス予選でも2敗、しかしさすがに一位は譲らなかった。本番でも国別対抗でシングルスにでてくるのは間違いないだろう。 

 学生予選は大混戦になっている。学生代表がでる、と最初聞いたときは呉成栗とそのペアで決まりだろう、と思った。しかも呉成栗は韓国学生NO.1前衛の金容敦と組んでいる。しかし呉成栗・金容敦は2敗、決定戦に進むことすらできなかった。優勝したのは同じ大邱カソリックの金裁福・朴昌石。ふたりとも全日本学生王座に2003,2004と連続で出場している。金はベースライナー。大邱大の3番手ぐらいか?朴昌石はサウスポーのネットプレイヤー。昨年の大会ではシングルスにも出場した。小柄だが大邱大では金容敦に次ぐ2番手の実力はある。今年の王座ではダブル前衛で同志社大を翻弄したことは記憶に新しい。

 女子は金智恩以外は、代表経験もない全く知らないメンバー。逆にちょっと無気味ではあるが、金智恩を基準として実力はある程度、はかれるか?
男子    
黄晶煥 聞慶市庁 ダブルス予選一位
金煕洙 聞慶市庁 ダブルス予選一位
方峻煥 聞慶市庁 シングルス予選一位
徐教源 光州東区庁 協会推薦
金裁福 大邱カソリック大学 学生予選(ダブルス)一位
朴昌石 大邱カソリック大学 学生予選(ダブルス)一位
朱仁植 聞慶市庁 監督
女子    
金智恩 農協中央会 ダブルス予選一位
李福順 農協中央会 ダブルス予選一位
鄭美善 安城市庁 シングルス予選一位
金環連 安城市庁 協会推薦
李敬朷 安城市庁 協会推薦
朴芝暎 群山大学 学生予選(シングルス)一位
池憲洙 安城市庁 監督