2004 アジア選手権 台湾(中華台北)代表

劉家綸、2年振り代表復帰!!
周秋萍
方燕玲
劉家綸
国際大会には1999年から2003年まで4年連続4回の出場。昨年は国内予選で敗退し、連続出場記録がとだえた。今年は林とのペアでダブルス予選に2位。画像は昨年十月の台湾国体から。

 台湾予選は予備予選もふくめると半年近くかかる長丁場。開催地も台湾全土に及ぶ。一敗のペア、あるいは選手が、いなくなるまでおこなわる台湾の独特の方式で戦われる(2敗すれば脱落となる。何のことかわからないかもしれないがいずれ詳しく説明するつもり)。最初にダブルス予選を行い、2ペアを代表として選出し、あとはシングルスで代表を決める。

 男子代表にエース方同賢の名前がみえないが、彼は予選自体に不参加。引退ということではないと思う。その方と組んで昨年のダブルス予選一位になり、世界選手権では花田・川村に勝ち個人戦ダブルスで三位になった揚勝發は予選落ち。揚勝發は今年の予選では李佳鴻と組んでいる。李佳鴻の本来のペアは数年前のハイスクールジャパンカップ優勝時のパートナーである江明宗なので、揚勝發・李佳鴻は台湾期待の新ペアであったはずである。

 李佳鴻はその後のシングルス予選で勝ち初代表に。先のハイジャパの優勝以外にも朝日カップ等でも暴れており、日本でもおなじみのサウスポーだ。現時点でも趙士城よりはうえではないか、とみるのだか。揚勝發とのペアで札幌国際の3位もある。

 ダブルス予選で優勝したのは王俊彦・趙士城。昨年の世界選手権の決勝での目の覚めるような活躍。直後の札幌国際での優勝とのりにのっているペアである。つづいて林朝章・劉家綸が代表入りを決めている。こっちがエースだとおもう。シングルス予選ではさきにも書いた李佳鴻、そして林舜武がぬけた。ともに国際大会初出場。林舜武も朝日カップでの来日があるはず。私は見たことがない。写真もない。ベースライナー。

男子
女子
王俊彦
周秋萍
趙士城
方燕玲
林朝章
蕭淑琳
劉家綸
藍奕芸
林舜武
簡佳玉
李佳鴻
江婉埼
蕭淑琳
 台湾女子期待の新鋭。たしかにすばらしい選手である。この画像からでもおわかりいただけるのではないだろか。こんなスケールの選手が昔は日本にもいたんだがな、といった人もいるほど。どこまでのびるか?
王俊彦

 のせれば一番恐い選手ではないか?今回の予選も趙士城とのペアでダブルス予選一位であり、一番最初に代表入りを決めている。正直なところ林朝章・劉家綸のほうが地力は高いし、実際にエース格だが、王・趙の爆発力は底がしれない。フォアの破壊力は大会ナンバー1。

林朝章
 女子に国際大会初出場はいない。アジア選手権は全員が初となるが。昨年のメンバーから蕭雅聲がぬけて簡佳玉が入った。簡佳玉は台湾が世界選手権国別対抗に初優勝したときのレギュラーメンバーでベースライナー。その世界選手権の予選ではあのSHI-TING WANGと組んだ選手である。
 女子は藍以外はベースライナー。つまり6人中5人が後衛ということになる。これは1999年のメンバー構成と酷似している。無気味である。
戦力分析、予想オーダー等はプレヴューにゆずる。
李佳鴻
趙士城
江婉埼
藍奕芸
簡佳玉