なぜ方峻煥はまけるのか

       韓国4トップ時代

 方峻煥は韓国予選シングルス一位。決定戦の相手はあの劉永東。そのゲームのさなかに劉永東が負傷し(腰とか)、そのまま方峻煥が代表になった。劉永東は前回の東アジア競技会の3冠王。韓国はこの3冠と第一回(団体戦のみ)の優勝をふくめて、ずべてに優勝していたわけだが、今回で国別対抗戦とダブルスのタイトルを失うことになった。この方峻煥がシングルスだけは死守し、ようやく面目を保った。昨年のアジア選手権につづくシングルスタイトルで、複数のシングルタイトルを獲得したのはこの方峻煥がはじめて(女子では金環子が1996,1997に連覇)。間違いなく歴史的な選手の仲間入りを果たしたわけだ。が、実に不思議な選手だ。強いことは疑いない。昨年のアジア選手権シングルスで小峯、室谷の両選手をまったく子供あつかいにした。この東アジアでも中堀、小峯の日本の2強をらくらくとばしている。(中堀戦はG0-2の劣勢をほとんど山場もなく逆転)。おっそろしくうまい。とにかくうまい。彼がシングルスで韓国で4番目の選手との私の評価はこの大会をみても変わらないが、彼がおそろしく上手いというのもまた事実なのだ。

 韓国は彼を国別対抗戦でまた(佐賀に続き)2番のシングルスにつかった。これはオーダーミスだと思う。しかしほんとうにそうなのか?よくわからない。個人戦での彼の力をみると、まけるはずがないと韓国が考えるのは無理もない、と思う。単純にメンタリティの問題なのか?それとも団体戦ハイ状態だった小峯選手が神がかっていたのか?そういえばかれは昨年タイのチャナポンに歴史的な金星を供給するという不名誉を授かっている。やはりメンタリティか?彼が来年の釜山アジア競技大会に出られるかどうかはまったくの白紙だが、もし出場なったとき、韓国はどんなオーダーを組むのか?三たび2番のNO.1シングルスに起用するのだろうか。

画像は個人戦での方峻煥。