4回連続で国際大会に登場する韓国の金耿漢、金煕洙の二人が昨年のアジア選手権の後にめでたく結婚した。
劉永東はすでに既婚者なので、韓国の誇るスリートップはすべて年貢を収めた?わけだ。 このページでは本来こういう話題はあつかってこなかったわけだが、今回は特別!!本人達の熱い熱い!!リクエストに答えての紹介となる。(左画像は昨年、富山県高岡市でのミレニアムカップでこの特集のために、撮ったもの。
左が金煕洙。
右が金耿漢。
まん中の画像は得意のスライスサービスをみせる金煕洙
(佐賀のアジア選手権個人決勝)。 下はアジア選手権韓国国内予選での金耿漢
この話は昨年11月の佐賀市におけるアジア選手権の終了直後にたまたま移動中にいっしょになった韓国チームと身ぶり手ぶりを中心とした極めて原始的な会話?をしているときにでたもので、
なかなか結婚ということがこちらに伝わらず、苦労していたが金煕洙が突然結婚行進曲を歌いだし、すべてが了解となった。
ふたりともこのホームページをみてくれており、ぜひのせてくれという。 ほんとうはもっと早くのせてあげたかったが、新年におめでたい話題としてのせようとか、考えているうちにずるずると先延ばしとなってしまった。ごめんなさい。
そしておめでとう!!
さてもちろんこのふたりが結婚するわけではなく(あたりまえだ)、 金煕洙はあの金成洙ひきいる忠清銀行の選手と、金耿漢はテニスとはまったく関係ないお嬢さんとのむすばれた。
ふたりは、これもあたりまえだが、まったくうれしそうで、敗戦のショックなど微塵もない、華やかさだった。まったく!!
さて、いまこれ取り上げるのはもちろん来週に迫った東アジア五輪にあわせてだが、選手としての彼等もこれからがまさに旬を迎えつつあるわけで、今回の東アジア五輪、そして来年9月のアジア五輪と実に楽しみだ。
| 金耿漢 KIM Kyung-Han キム キョンハン |
達城郡庁所属 |
| 金煕洙 KIM Hee-Soo キム ヒースー |
聞慶市庁所属 |
金耿漢が1973年生、金煕洙が1974年生だ
。
昨年のアジア選手権のプレヴューでは金耿漢をもっとも楽しみな選手と書いたが、その予想と期待をほぼ完全に裏切られ、残念だった。シングルスの世界チャンピオンである彼だが、
そのシングルスもわずかにタイ戦で披露しただけで、あいもかわらない大会運営には恨み骨髄、末代までのなんとやら、の心境である。
さて今回はどうであろう。アジア選手権はあきらかにモチベーションがひくかった。韓国国内の予選のほうではダブルスでも目を剥くようなプレーを連発しており、ぜひ日本の観客のまえでもその実力をみせてほしい。
じつは彼等にとっては本大会よりも国内予選のほうにプレッシャーがかかっていた。韓国では国際大会に勝つと年金がポイント制でつく。
がアジア選手権はその対象外である。ただ代表に選ばれれば国家からあたえられる勲章の対象となるのである。
左画像は1998バンコクアジア五輪国別対抗戦初優勝直後の韓国のスリートップ。左から劉永東、金耿漢、金煕洙。この3人が代表に並び立つ日が再びくるのか?来年の釜山でそれがみられることを切に願う。
金耿漢は身長が186センチもあり、日本にはほとんどいない超大型選手だが、こう上背のある選手はまとまるのに時間がかかる(彼より2センチ高い劉永東はまさに奇跡の存在である)。
その意味ではまだまだこれからともいえる。得意はフォアボレー(とくにクロスポーチ、ドロップボレーは絶品だ)、スマッシュ。フラット系サービスも素晴らしい。
まさにお手本のようなフォームだ。 インドアではリバースにスライス(このふたつとも実に強力で昨年の札幌国際大会ではほとんどエースとなった)、そしてアンダーカットと何種類もの変化技をつかってくるが、今回のサーフェ−ス(砂入り人工芝)ではオーソドックスにやってくるのではないか。
さて金煕洙はバックボレーの切れが素晴らしい。寄らば切るぞ的な全体の反応のよさも最高でトータルとしては金煕洙のほうに分があるかも、ただフォアのポーチボレーにおおポカがあるのが惜しい。
サービスは強力なスピンのスライスとリバースが中心でこれはネットプレーとの連係を考えた戦術的なものだが、実は彼にはまだ国際大会では披露していない2種類の最終兵器的サービスがあり、ぜひみせてほしいもの。
昨年のアジア選手権の予選ではこのサービスで劉永東の息の根をとめた感じで今回もカウントによってはつかってくる可能性はあると思う。
あの陳信亭のリバースサーブをこえる破壊力がこれにはある
金煕洙は現在、韓国の大将といっていい存在だが、みればみるほど惹き込まれる魅力をもった選手でまだ26才ということを考えると、先が恐い、というかおおいに楽しみ。史上最強前衛となる可能性は充分だ。シングルスもおそろしく強く、国際大会デヴューだったバンコクアジア五輪ではいきなり高川経生選手と廖南凱選手を破った。その後国際大会でシングルスを披露していないのは全く残念で(1999世界選手権の国別対抗戦決勝では廖南凱との再戦が組まれたが、劉家綸の奇跡のシングルスそして田絃基の絶不調の前に夢と消えた)、くり返しになるが大会運営におおいに問題がある。そのことに気付いているのだろうか?そう信じたいが・・・シングルスに対する理解がとても充分とはいえないわけだが、劉永東、金耿漢、金煕洙、劉家綸、廖南凱、中堀成生、小峯秋二らシングルス巧者をあつめた世界シングルスの頂上リーグをやればいい。それは恐ろしい程魅力的な大会となるはずある。もちろんダブルスもやりたいが。
東アジア五輪はアジア選手権や世界選手権と違って、ダブルス、シングルスにダブってエントリーできるのでまだましだが、シングルスのエントリーは各国2名とわずかであり、なんとも愚かな話だ。大会期間は予備日を含めて7日もあり、しかも4大国際大会のなかではエントリー数が極端にすくないのが東アジア五輪だ。もっと柔軟な発想ができないものか。
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