『ヨンドン!!ファイティーン』 ----劉永東の終焉 その3---
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| 対日本中堀・高川戦での劉永東。悪夢のようなゲームだった。 |
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| 大観衆を背に戦う中堀・高川。日本は結局、彼らだけだった。 |
それにしても、普段のヨンドンなら、この状況でもなんとかしたろう。中堀のアタックを、それこそなんとか、止め、深いスマッシュをそれこそ、限界までおっただろう。
だからヨンドンはヨンドンだったのだ。だから神のように恐れられたのだ。しかし今大会、この試合以外でもヨンドンは深いスマッシュをほとんど叩いてない。
どうしようもないミスを重ねるのみでゲームはすすむ。大勢の観衆の前で、あまりにみじめな--劉永東の終焉--である。
たまらず、国際大会をずうっと観続けて来たある日本人ファンが『ヨンドン!!ファイティーン』と韓国風に叫ぶ。
正直ゲームをやめてほしかった。劉永東に勝ってほしいとかそういうことではなく、僕は最高の状態の最高のプレーがみたいのだ。それさえかなえば、日本が勝とうが、韓国が勝とうが、あるいは台湾が勝とうがかまわない。それが我々の観戦スタンスだ。soft
tennis homepageのポリシーなのだ。
先に『ヨンドン!!ファイティーン』と3千人強の日本サポーターの前で絶叫し、まわりから白い目でみられたという人は「俺はいいプレーがみたいだけさ」と涼しげにいう。正に同志だ。
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| 国別対抗表彰式での韓国男子。準決勝、決勝のオーダーは1.李源學・劉永東 2.方峻煥 3.金法顕・金耿漢。この5人のもっている国際タイトル)は個人だけで(今回あらたに獲得したものもふくめて)延べ13にもなるという、とんでもないメンバーだ。ある意味(つまり実績上で)韓国最強、いや史上最強といえるかもしれない。左から金耿漢、劉永東、李源學、方峻煥、南宗大監督、金法顕、呉成栗。 |
雨はしょうがない、と言う人もいるだろう。雨に弱いんじゃ、なんてとんでもないことをいう人もいるかもしれない。そういうことをいっているのではない。ヨンドンのラストゲームを惜しんでいるのだ。この不世出の大選手の最後の大舞台がこのような形になったことを惜しんでいるのだ。
ヨンドンはスーパースターだが、だれもが見た事がある、というわけではない。名前は聞いていても、うわさはきいていても、実際みるのは今日がはじめて、というひとが大半だったのでないか(ここが他競技のスーパースターと違うところだ)。そしてその機会は永遠におとずれないのだ。人々にあのヨンドンが記憶されると考えると...それも人生、、、だろうか?
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日本 vs.
韓国 |
01-2 |
| no.1D. |
0中堀・高川
vs. 李源學・劉永東 |
05-10 |
| no.2S. |
0東
vs.
方峻煥 |
01-40 |
| no.3D. |
0浅川・小峯
vs.
金法顕・金耿漢 |
01-5 |
幸いなことにこのゲームは劉永東のラストマッチにはならなかった。中堀・高川以外の日本チームは、まるでレアルか?ヤンキースか?というような韓国の豪華メンバー(日本戦に出場した全員が国際大会個人タイトル保持者。左画像キャプション参考)を相手に、まったく情けないゲームに終始し、結果的には韓国の圧勝となったからだ。ホームゲームだとか、日本ボールだとか、そういうことでは、うめようもない圧倒的な差だった。
そして1時間半後、予想だにしなかったとんでもないすさまじい決勝がまっていた・・・・・・
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