Re: 全国クラブ対抗 静岡

Posted:
月 4 17, 2006 10:28 am
by 赤こうもり
全国クラブ対抗(静岡)を観てきました。
我が大学はリーグ1勝1敗で敗れてしまいましたが、ベスト4には大学が4チームで占められました。
中央大の的場、日大の寺田、中京の玉川・横江、そして日体大の水澤・小林、望月など、ビッグネームの選手たちを観ることができました。
この大会は、全国といっても、主には東海、関東が中心で、まだまだ発展途上にある大会(それでも十分凄い!)です。
内容ですが、僕はとくに中京大の玉川・横江に注目して観ていました。
二人とも新2年生ですが、彼らの技術は、トップレベルに近いという印象を持ちました。
玉川の安定かつ強力なストロークに、横江の思い切りのあるボレー、スマッシュ。
ファーストサービスは常にエースを狙いにいくかのようなスピード、コースで、それを5割以上の確率で入れていました。
レシーブで、セカンドレシーブは決めにいくのは当たり前。
場合によってはファーストレシーブでも行くという姿勢が見られました。
もう一つ言うべきことは、玉川・横江は、時々ですが、セカンドレシーブでネット並行陣をやっていました。
玉川・横江だけでなく、中京大全体が、チャンスがあれば二人で攻めようという姿勢が見られました。
例えば、小さいボールを後衛前へやられて、後衛が前へ出されたならば、むしろチャンスとでも言わんばかりにネット並行陣をしいて、
その後も無意味に下がることなく、二人でネットプレーで挑んでいました。
それが全てポイントに繋がったかと言われると、やはり後衛側のボレーの精度などに難が見られることもありましたが、
しかし、かなりの確率でポイントに繋げていたように思われます。
中京大の人に話しを聞いてみたら、普段の練習では、前衛でも後衛でもスマッシュ、ボレー練習はやるようにしているそうです。
他大学や社会人のクラブにも、中京大のような姿勢が見られる選手がいました。
カットサービスを使って二人ともネットダッシュするペアもいて、全体的にテニスが変わろうとしていると感じました。