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女子のトップ打ちについて

投稿記事Posted: 火 1 31, 2006 8:15 pm
by makky
 うちの高校では「女子は体格的、筋力的に劣るから」との理由で女子のトップ打ちの練習がありません。(男子がトップ打ちの練習中は女子は別メニュー)
 果たして本当にそうなのでしょうか?僕は天皇杯や東京インドアを観戦して「女子選手は体格的、筋力的に劣るからこそ高い打点をとりトップ打ちに近い形で打っている」という感想を持ったのですが・・・

投稿記事Posted: 火 1 31, 2006 10:57 pm
by jiu
女子の指導者にはときどきそういうタイプがいますね。間違っているというか理解できないです。女子だから、できる、できない、ということなどないと思うのですが。教えられる生徒は可能性をつまれているようでかわいそうです。

Re: 女子のトップ打ちについて

投稿記事Posted: 水 2 01, 2006 12:32 am
by ヒースーマニア
女子にトップ打ちが必要かどうかの是非はいうまでもない。
makky さんが書きました: 「女子選手は体格的、筋力的に劣るからこそ高い打点をとりトップ打ちに近い形で打っている」という感想を持ったのですが・・・
劣るからこそ、とおもったのはなぜか、聞かせてほしい。

Re: 女子のトップ打ちについて

投稿記事Posted: 水 2 01, 2006 1:16 am
by makky
ヒースーマニア さんが書きました:劣るからこそ、とおもったのはなぜか、聞かせてほしい。

 まず低い打点の処理です。男子選手だと低い打点でも状況によっては攻撃的なショット(スピードがある球)を放つ場合が見られますが、女子選手はあまりスピードのあるボールは見られない、ロビングなどのつなぎのボールを主に選択しているような印象を受けました。(もちろん低い打点から攻めるのはあまり得策ではない場合が多いですが)
 これは筋力的な問題で、男子選手は低い打点でも筋力(もちろん筋力のみとは言いませんが)によりスピードのあるボールが打てますが、女子選手の場合スピードがあまりのらず、前衛につかまってしまうことも多いかと思われます。これにより低い打点から攻めるのは難しいだろうと判断しました。(グリップの問題も当然あるでしょうが)低い打点で攻めることができないのなら残るは高い打点となります。
 ここで体格的な問題になりますが女子選手は男子選手より身長が低いです。そのため男子選手ではトップ打ちするほどの高さはないバウンドでも、女子選手は身長が低い分トップ打ちが可能になります。トップ打ちならストロークの中で体の回転を最も大きく使うことができるため、筋力をカバーでき、スピードボールを打つことができる。

 そのため、「女子選手は体格的、筋力的に劣るからこそ高い打点をとりトップ打ちに近い形で打っている」という感想を持ったのですが・・・今まで観戦したことのある試合がすべてインドアなのでバウンドの高さからそういう印象を受けただけかもしれません。

投稿記事Posted: 水 2 01, 2006 4:28 pm
by くま
練習しないことは、それはできないことになります。ゲームではどんなことがおきるかわかりません。必ず得意な打点で打てるともかぎらない。だからどんなことでも練習する必要があるということになりますね。

Re: 女子のトップ打ちについて

投稿記事Posted: 木 2 02, 2006 7:50 am
by ヒースーマニア
なるほど。
低い打点だと肩を支点に振り上げる打ち方になるので、パワーのない人にも容易だ。打点が高くなるとラケットを水平あるいはそれに近い軌道でふらなければならない。ラケットをあげてきて、その高さをキープするにはそれなりの力、体力がいることは間違いない。でも、だからといって女子には無理だ、とは思わない。女子の指導には偏見というか妙な神話が時々存在する。女子にイースタンのサーブは無理だ、とかがその代表だろうね。

投稿記事Posted: 木 2 02, 2006 9:49 pm
by makky
さまざまな意見を皆様ありがとうございます。
やはり必要・・・ですか。今度部長に提案してみます。

ありがとうございました。

Re: 女子のトップ打ちについて

投稿記事Posted: 金 2 03, 2006 10:09 am
by くま
makky さんが書きました: トップ打ちならストロークの中で体の回転を最も大きく使うことができるため、筋力をカバーでき、スピードボールを打つことができる。

これはどうなのでしょうか?打点が高くなると、回転を中心とした打球になることはそのとおりですが、下半身のパワーをつかえず、上体の筋力が問題になります。女子にトップ打ちが不必要とは絶対におもいませんが、体の回転がつかえるから、筋力をカバーできるというのは、ちょっと違うのではないかとおもうのですが。

Re: 女子のトップ打ちについて

投稿記事Posted: 金 2 03, 2006 4:39 pm
by 赤こうもり
 男子・女子でどちらがトップ打ちに向いているのかはよく分かりませんが、全般的にロビングの展開の多い女子の試合では、男子以上にトップ打ちで打てるチャンスは多いように思います。
 そう言った意味でも、女子でより上へ勝ち上げるためには、トップ打ちが打てないと難しいでしょうね。

 一方で、男子では、トップ打ちというよりは、ライジング(より一般的で高級な技!!)が打てないと、上に勝ち上がることはできないでしょう。
 最終的には、女子も男子と同様な話になってくると思います。

投稿記事Posted: 土 2 04, 2006 8:54 am
by 湘南のさぶ
 筋力的な点で見るということが女子に対する偏見のように思いますが、どうなのでしょうか?女子だから、筋力がないというのはおかしいですよね?硬式の女子選手なんかは、スタイルはいいのに、ものっすごい球打ちますし。

 それに、女子は女子と試合をするわけですから、男子のようにスピードがあり、重たいトップ打ちをする必要があるとは思えません。
 ロビングを主とする試合展開においては、安定したトップ打ちが必要なわけであり、打てないより打てたほうがいいですよね。

 地区レベルの女子を見ていて思うのですが、たいていのボールを、全て同じフォームで打とうとしているような気がします。だからこそ、ボールが予想以上に跳ねたり予想を反したボールには対応できなくなっているのではないでしょうか。であるならば、トップ打ちを打てるようになれば、予想に反したボールの処理や、高く跳ねるだろうから、後ろに下がろうなんていう無駄な動きが減るのではないでしょうか?

投稿記事Posted: 土 2 04, 2006 9:36 am
by jiu
たしかに女子でも凄いボールを打つ選手はいますが、総じて男子と比べると筋力的には遜色があるといえるのではないでしょうか。

みんな同じフォームで打とうとして、テニスを狭めている感じがするのはたしかですね。

トップ打ちを教えないということは、ある意味教え過ぎともいえるのかもしれません。トップ打ちという可能性がない、と教えてしまっているのですからね。

投稿記事Posted: 土 2 04, 2006 1:33 pm
by 湘南のさぶ
確かに、全体的に見て女子に遜色があるのは否定できません。しかしながら、トップ打ちが打てないというのとは違いますよね。

思ったのですが、トップ打ちにそこまで筋力は必要ないですよね。重要なのはタイミングであって、力がなくても、一番力の入る打点で打てば、トップ打ちは打てるはずなのですよ。そのタイミングが難しいのですが・・・。

ただ、女子だから・・・という考え方は、あまりにも危険です。では、スマッシュはどうなのですか?ボレーは?サービスは?練習しますよね。打ちますよね。
それに、ボレーの方が筋力は必要ではないですか?まだ力のあるボールを止めるのですから。スマッシュだって球を追いかけるために足の筋力を使いますよね。

では何故、トップ打ちだけできないと思うのか。
それはやはり、男子のようなトップ打ちを打とうとしているからではないでしょうか。そここそ男子と女子を分けるべきなのです。女子は女子と、男子は男子と試合をします。男子のような球が打てるに越したことはありませんが、女子は女子のトップ打ちを考えていくことが重要ではないかと思います。

投稿記事Posted: 土 2 04, 2006 5:14 pm
by jiu
結局、男子とおなじようにはできないということなのですね。男子とおなじパワーやスピードを求めてはいけないということなのではないでしょうか。そこをもとめてしまうから、女子には〜できない、という構図ができてしまうのかも。違うかな?

投稿記事Posted: 土 2 04, 2006 5:55 pm
by 湘南のさぶ
まあ、そういうことですね。男女を掛け持ちしている顧問の先生にはそういうことを考えて指導していって欲しいですね。