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硬式軟式というだけのことでなく

投稿記事Posted: 日 6 11, 2006 3:27 am
by osaka
はじめて読みましたが、みなさんの議論とっても勉強になります。
自分自身も中学から学連までやってきて、現在は中学校で顧問をしていますが、どのように競技の特性や楽しさを伝えていこうかと考えたときに、ソフトテニスという種目の特性の見直しは常に必要だと感じています。
正直なところ、全世界で共有できる楽しさはまだ確立されていないと思われます。
ルールについてもそうですが、ソフトテニスの楽しさと考えられている部分が日本人文化には合っているが、他国の人、他種目の楽しさを知った人にとってはまだまだ魅力の薄い面があると感じています。
たとえばテニス(硬式)のテレビを見たときに、素人でも純粋に見入ってしまうところがありますが、ソフトテニスのテレビをちらっと見たときにはすぐにチャンネルを変えてしまう人が多いと思います。(一般的に)
例えばシングルスを見比べるとトップ選手として放映されている選手のフットワークだけを見ても大きな差があることは事実です。
テニスの世界レベルの選手たちからは、超越したすごさを感じますが、どうしてもソフトテニスの中継からはそのすごさを感じられません。どうしても見比べてしまうのでしょうが、すごくしんどそうな表情の割に、語弊があるかもしれませんが、素人目にはたいしたことなく映ってしまいます。
前述しましたが、私自身ソフトテニスをずっとやってきていますので、テレビで放映されている方々のすばらしさは承知しています。ですので、積極的に中学生などには全日本レベルの試合をビデオ等で見せるようにしています。ところが初めて目にする子供たちの反応は正直です。「これってすごいの?」解説しながら見方についても話していきますが、子供たちが直感できるすごさが足りないのでは?と毎年新入部員の季節に感じてしまいます。
勝手な私見を述べさせていただきました。
ソフトテニスだけでなく、日常生活で様々なスポーツに触れながら(見たりやったり)成長していく子供たちとともに考え、私自身さらに勉強していきたいと思います。
W杯はじまりましたね。テレビをみて保育園前の娘がサッカーに夢中です。
ソフトテニスやろうよ娘! 目標はなでしこか??という心境です。
長々とすみません。失礼いたします。

Re: 硬式軟式というだけのことでなく

投稿記事Posted: 日 6 11, 2006 10:52 am
by 赤こうもり
 こんにちは。
 学生の者です。
 (すみません、長くなってしまいました。)

 中学の生徒たちにソフトテニスのビデオを見せているんですか?
 とても素晴らしいことだと思います。
 ぜひ、どんどん見せてあげて下さい。

 僕が全日本レベル(というか全日本そのもの)の試合を初めて見たのは、2001年NHK放送の皇后杯・天皇杯です。
 女子は坂下・濱中vs辻・砂本、男子は中堀・高川vs東・川村でした。
 当時、大学1年生だったのですが、恥ずかしながら、この4ペアについては無知でした。
 それまで、トップレベルの選手のプレーを見たことがなかったのです。
 とても感動しました。
 特に、男子の試合は、目から鱗でした。

 それから、毎年、NHKで放送される天皇杯・皇后杯は欠かさずビデオに撮って、参考にしています。
 特によく見ているのが、やはり、昨年の天皇杯・皇后杯ですね。
 今まで、いくつかトップレベルの試合(主にビデオ)を見てきましたが、昨年の試合が最も面白いし、レベルも高いという気がします。
 実際、中堀選手のサービスの速さ、ストロークの鋭さは、比べてはいけませんが、2001年の天皇杯の方が凄まじいです。
 でも、テニスそのもののスタイルをガラっと変えたことで、彼らの特性が一層活かされているように思います。
 特に、高川選手のネットプレーの凄さが際立っていましたね。
 あの試合を中学生に見せたら、前衛をやりたいという生徒がたくさんできるんじゃないかと思います。

 しかしながら、実際、これは僕(学生)の感想であり、中学生がどう感じるのか、どう理解できるのかという点は、何とも分かりません。
 分かりませんが、可能性として、やはりビデオを見せてあげるということは大変重要だと思います。
 それも、同じものを何度も見せてあげることです。
 僕自身もそうでしたが、一度目は「凄い!!」って思うだけなんです(あるいは凄いとさえ思わない試合もありました)。
 でも、それを2度、3度と見ていくうちに「このプレー、使えるな。」、「このプレーをするためにはどんな練習が必要か?」なんてことを考えながら、試合を見ることができるようになっていきます。
 そして、実際、コートでプレーしてみると、「おお、できるじゃん!!」と思ったり、「ああ、これって難しいんだな・・・」と思ったりします。
 そうしていく内に、「ああ、やっぱりあのビデオの選手は凄いんだな・・・」と心から思えるようになってきます。

 野球やサッカーの試合を見て楽しむ人って多いですよね。
 特に、野球についてはプロ野球がずっと昔からあって、日本人なら誰でも目が肥えています。
 ソフトテニスの試合は、僕らソフトテニスプレーヤーでさえ、なかなかお目にかかれません。
 僕らでさえ、目が十分肥えていないんです。
 だから、ソフトテニスの試合を中学生に見せて、いきなりその魅力を理解しろというのは無理があると思います。
 だから、何度も見せてあげたり、先生がされているように解説してあげることが、非常に大切だと思います。

投稿記事Posted: 火 6 13, 2006 6:37 am
by さんとす
硬式テニスのテレビ中継はほとんどが世界トップレベルのものであって、それと現在のソフトテニスのテレビ中継のプログラムを比較するのはちょっとフェアじゃないかも。ソフトテニスは硬式テニスの放映プログラムのような国際大会は年に一回しかなく、それはほとんど放映さなない。osakaさんは、失礼ながら、国際大会を生でご覧になったことがないのではないのでは?もしご覧になっていればそういうふうには絶対にお感じにならないはずだからです。どっちがレベルがたかいかなんて議論は不毛ですが、真のトップはどっちもすばらしいし、どっちがおとっているというようなものではありません。

投稿記事Posted: 火 6 13, 2006 2:31 pm
by ROXCY
フットワークに大きなさがある、というふうにはどうしてもおもえません。
ソフトテニスにもとめられる敏捷性は硬式テニスにもとめられるものとまったく質がちがうもの
であり、もともとくらべることに無理があるともいえますが・・・
さんとすさんがおっしゃているとおり、世界のトップレベルのプレイヤーを実際にごらんになっていないのではないでしょうか?
かくゆうわたしも10年以上まえに広島でアジア大会をみただけですが、そこでみた韓国vs台湾の男子団体決勝は忘れがたいゲームです。まったく魅了されてしまいました。フットワークもものすごいのひとことです。たぶんいくらいってもわかっていただけないとおもいます。でも主張せずにはいられません。けっしておとってなどいないですよ。

Re: 硬式軟式というだけのことでなく

投稿記事Posted: 火 6 13, 2006 7:21 pm
by のこ
osaka さんが書きました:
たとえばテニス(硬式)のテレビを見たときに、素人でも純粋に見入ってしまうところがありますが、ソフトテニスのテレビをちらっと見たときにはすぐにチャンネルを変えてしまう人が多いと思います。(一般的に)

これはtvの製作技術の差も大きいのではないでしょうか。というかそれが全て?
ソフトテニスの本格的なテレビ放映がはじまってからまだ10年もたっていません。テニスとは雲泥の差です。作り手がソフトテニスのことをまったく理解していないのはみているだけでよくわかりますし、硬式テニスの番組作りとは予算も全くちがうでしょう。フェアな比較とはいえないとおもいます。

Re: 硬式軟式というだけのことでなく

投稿記事Posted: 火 6 13, 2006 9:50 pm
by くま
osaka さんが書きました:ソフトテニスという種目の特性の見直しは常に必要だと感じています。
特性の見直しとはどういうことでしょうか?またあなたの考える「ソフトテニスの特性」とはどういうものでしょうか?それをどう見直すのでしょうか?
正直なところ、全世界で共有できる楽しさはまだ確立されていないと思われます。
ルールについてもそうですが、ソフトテニスの楽しさと考えられている部分が日本人文化には合っているが、他国の人、他種目の楽しさを知った人にとってはまだまだ魅力の薄い面があると感じています。
これはどういうことでしょう。全世界で共有できる楽しさを我々が定義する必要が果たしてあるのか。ソフトテニスの楽しみかたは人それぞれ、あるいは民族それぞれでいいのではないでしょうか。われわれにできることは、我々はこんなにソフトテニスが好きです。みなさんも楽しみませんか?とアピールすることだけではないでしょうか?それが絶対的に足りてないと私は感じています。
たとえばテニス(硬式)のテレビを見たときに、素人でも純粋に見入ってしまうところがありますが、ソフトテニスのテレビをちらっと見たときにはすぐにチャンネルを変えてしまう人が多いと思います。(一般的に)
例えばシングルスを見比べるとトップ選手として放映されている選手のフットワークだけを見ても大きな差があることは事実です。
事実とは何を根拠にそういわれるのでしょうか?例えば個人レベルではa選手のフットワークはすぐれている。b選手は劣っているということはあります。しかし競技としてこちらが優れている、とか劣っているとかいう比較が可能なのでしょうか。

投稿記事Posted: 火 6 13, 2006 11:38 pm
by 学生愛好家。
くま さんが書きました:
osaka さんが書きました:ソフトテニスという種目の特性の見直しは常に必要だと感じています。
特性の見直しとはどういうことでしょうか?またあなたの考える「ソフトテニスの特性」とはどういうものでしょうか?それをどう見直すのでしょうか?
正直なところ、全世界で共有できる楽しさはまだ確立されていないと思われます。
ルールについてもそうですが、ソフトテニスの楽しさと考えられている部分が日本人文化には合っているが、他国の人、他種目の楽しさを知った人にとってはまだまだ魅力の薄い面があると感じています。
これはどういうことでしょう。全世界で共有できる楽しさを我々が定義する必要が果たしてあるのか。ソフトテニスの楽しみかたは人それぞれ、あるいは民族それぞれでいいのではないでしょうか。われわれにできることは、我々はこんなにソフトテニスが好きです。みなさんも楽しみませんか?とアピールすることだけではないでしょうか?それが絶対的に足りてないと私は感じています。
たとえばテニス(硬式)のテレビを見たときに、素人でも純粋に見入ってしまうところがありますが、ソフトテニスのテレビをちらっと見たときにはすぐにチャンネルを変えてしまう人が多いと思います。(一般的に)
例えばシングルスを見比べるとトップ選手として放映されている選手のフットワークだけを見ても大きな差があることは事実です。
事実とは何を根拠にそういわれるのでしょうか?例えば個人レベルではa選手のフットワークはすぐれている。b選手は劣っているということはあります。しかし競技としてこちらが優れている、とか劣っているとかいう比較が可能なのでしょうか。



こんばんわ。学生愛好家。と申します。よろしくお願いします。

皆様のご意見を拝見させていただきました。
私は、問題は一つだと思います。それは、ソフトテニスが好きな人々が、またソフトテニスを教える、指導する立場にある人々が、「ソフトテニス」というスポーツのあらゆる面をどれだけ知っているかということではないでしょうか?

偉そうなことを書いておりますが、正直私もまだまだ勉強不足です。腕も知識もです。

トップ選手のゲームを観戦したこともありません。ビデオで、断片的にトップ選手のプレーを見たことがあるだけです。

しかし、私は、ソフトテニスが他のスポーツに劣っているとは到底思えません。(ソフトテニスに関する制度やルールなど、見方によって、他のスポーツより遅れている部分はあると思いますが。)

 テニスの試合(最近まで全仏やってましたが。)は、やはり、世界中に普及しているスポーツですから、見る機会、特にトップ選手のプレーに触れる機会が多いですよね。
それに別のトピックでの「ヒースーマニア」様の発言をお借りすれば、
テニスに関する様々なものは、『商用』目的で考えられているから、例えばテレビも視聴者を考慮して見やすくなっています。
 テレビ放送の事例からわかるとおり、ソフトテニスとテニスを簡単に比較するのはちょっとフェアではない気がします。
  それで、僕らソフトテニスが好きな者たちは、まず、第一にソフトテニスを知ることが、必要だと思うのです。知る方法は、様々でよいと思います。(実際にトップの選手を見ることが一番であることに変わりはありませんが。)

何か、トピックの主題からずれたような気がしますが。駄文失礼しました。

みなさんの議論が深くなることを期待しています。

それでは。

投稿記事Posted: 木 6 15, 2006 1:21 pm
by 赤こうもり
>競技の特性や楽しさを伝えていこうかと考えたときに、ソフトテニスという種目の特性の見直しは常に必要・・・

 ソフトテニスの特性というのは、一つには、ボールが白いということではないでしょうか。
 特性っていうともっと本質的なことをイメージしちゃいそうですが、ここではもっと素朴な点を見直していこうということをおっしゃられているのだと思います。
 ボールが白い、これは結構致命的(?)な問題です。
 もっと目立つ色を使いましょうよ。
 例えば、黄色いボールもありますよね?
 黄色いボールならば、暗くなっても、白に比べて大分見やすいです。
 そしてテレビ放送。
 テレビ放送においては、白いボールは極めて見難いです(コートの種類にもよりますが)。
 硬式テニスボールは黄色いですが、だから見易いじゃないですかね?
 別に、黄色に拘る必要もなくて、例えば、体育館(床板の)だと、黄色は返って見難いかもしれません(白も見難い!)。
 ならば、床板に対して、もっと見易いボールを使うように工夫すれば良いのです。

 たったそんなことをやるだけで、もっともっとトップレベルの良い試合を、良い環境で僕らは観ることができます。
 特性って難しく考えず、もっと素朴に、どうすればもっとソフトテニスの魅力が伝わり易くなるのかを考えていく必要があるんじゃないでしょうか?

投稿記事Posted: 木 6 15, 2006 6:03 pm
by くま
oasaka氏の最初の投稿を読むかぎりでは、本質的な問題提起なのではないでしょうか。赤こうもりさんのいわれるようなことも大事なことは間違いないですが。

議論してみませんか??

投稿記事Posted: 木 6 15, 2006 10:15 pm
by 学生愛好家。
こんばんわ。学生愛好家。です。よろしくお願いします。

くま さんが書きました:oasaka氏の最初の投稿を読むかぎりでは、本質的な問題提起なのではないでしょうか。赤こうもりさんのいわれるようなことも大事なことは間違いないですが。


今、僕もosaka様のご投稿を読み返したところです。
そして、くま様のご質問を読んで、これは議論するのが面白いと感じ、ここに投稿している次第です。

まず、osaka様の言う『ソフトテニスという種目の特性』について、osaka様をはじめ、このトピックを拝見される皆様で意見を出し合ってみませんか?

ソフトテニスを好きな人間であれば、その特性≒(魅力)<これは個人的見解>を、ソフトテニスを知らない人々や、これからやってみたいと考えている子どもたちに、きちんと伝えるために、知識とコトバが必要ではないでしょうか?

その意味で、『ソフトテニスという種目の特性』について、皆様と一緒に考え、意見を出し、『ソフトテニス』についての知識・事実を再認識することが出来たらいいなぁと感じた次第です。

それで、皆様に質問です。

皆様にとって、『ソフトテニスという種目の特性』って何でしょうか?

ちなみに僕は、いくつか思いついた中で、最初にあげるとすれば、
<「ダブルス」が主流だ。>ということを、種目の特性として挙げたいと思います。

できれば、まず、osaka様のご返信、ご意見を聞きたいところであります。

駄文及び、安易な提案失礼しました。

投稿記事Posted: 木 6 15, 2006 11:02 pm
by 湘南のさぶ
高校生のものです。

自分にとって、軟式テニスの特性は、

一番は、ボールのやわらかさをうまく使った回転や、巧みなショットであり、強打のしやすさであると思います。

二番は、日本でできたスポーツであるということ。意外に知っている人は少ないんですよ。

三番目は、学生愛好者。様とおなじで、主体がダブルスであるということ。やはり、欧州の個人の能力を問われるなかでできた競技ではなく、日本の助け合いの中でできたという点においては、このダブルス主体というのは、ある意味での文化を感じます。

この三点が大きな特性であると感じます。

投稿記事Posted: 金 6 16, 2006 1:23 am
by 赤こうもり
くま さんが書きました:oasaka氏の最初の投稿を読むかぎりでは、本質的な問題提起なのではないでしょうか。赤こうもりさんのいわれるようなことも大事なことは間違いないですが。


 なるほどね。
 僕も読み返しましたが、本質的な問題をおっしゃっているように思います。

 それはそうと、愛好家さんの提案に乗ります!!
 と言っても、僕の語るソフトテニスの特性なんて、何の参考にもならないと思いますが・・・。

>『ソフトテニスという種目の特性』って何でしょうか?

 さあ、何でしょうかね?
 一つにはゴムボールを使っていること。
 ゴムボールは、非常にデリケートなボールで、回転をかけ過ぎると空中でイレギュラーします。
 例えば、ドライブ過多だとボールが上へ伸び上がります。
 ゆえに、硬式テニスでよく見られるような極端なトップスピンドライブをソフトテニスでやったら、ボールをコントロールできません。
 フラットにボールを捉えながらも、スイングの中でボールに回転を与えるという、口ではうまく表現できないような、微妙なボール感覚が必要になります。

 また、このゴムボールの特性を最大限に活かした技術が、アンダーカットサービスです。
 あるいは、スピン過多のスライスサービスというものもあるそうです。
 とにかく、回転をかけてボールを敢えてイレギュラーさせることで、サービスエース(あるいはサーブ&ボレー)を狙ってしまおうというとんでもない戦法です。
 これは硬式テニスや他の競技では見られないものではないでしょうか?

 そうかと言って、みんながアンダーカット系の変化球で勝負するわけではありません。
 他の競技で見られるような、強烈なスピードボールで勝負することも可能です。
 韓国選手のバズーカサービスや、極限までフラットに打球されたフォアorバックの応酬は、大変魅力的です。

 最後がネットプレー。
 これもゴムボールという性質が、そうさせているわけですが、ただ当てるだけはダメなのです。
 ボレーといって前へ押し出す力が必要であり、そのことが、よりプレーを大きくしています。
 硬式テニスではネットプレーはコンチネンタルグリップが主とされています。
 フラットな面をつくり、ボールを真に捉えることで、ボールにパワーを与えようとするからです。
 硬式テニスはボールが重いので、ラケットの真に捉えられないと、パワーは生まれません。
 一方、ソフトテニスでは、真に捉えることが重要であるのは当然ですが、それと同時に、ただ合わせるだけではパワーが出ません。
 そのために、ウエスタン系の攻撃的なグリップがボレーグリップとされています。
 ここが硬式テニスのダブルスのプレーと、ソフトテニスのダブルフォワードのプレーとの大きな違いだと思います。
 よくダブルフォワードのことを、硬式テニスのダブルスみたいでソフトテニスの特性が失われている、みたいなことが言われますが、
 ダブルフォワードでも、ソフトテニスならではの、何ともいえない、とにかく魅力的なテニスが展開されます。

 言葉が日本語になっていないですが、結局、ソフトテニスの最大の特性は、ボールの柔らかさ、それによって起こる扱いの違い(スピンをかけ過ぎることでおこるイレギュラーや、パワーの伝え方)にあると思います。

投稿記事Posted: 土 6 17, 2006 2:28 am
by ぼんさん
赤こうもり さんが書きました: 
 フラットにボールを捉えながらも、スイングの中でボールに回転を与えるという、口ではうまく表現できないような、微妙なボール感覚が必要になります。

その打ち方は硬式テニスでも基本中の基本です。こすりあげるように打つトップスピン  あるいは引っ掛けるようにしてスピンをかけるやり方、はやはり応用動作になるでしょう。

投稿記事Posted: 土 6 17, 2006 9:52 pm
by 赤こうもり
 なるほど。
 そうなると、僕たちは、硬式テニスのプロ選手のストロークからも、やはり、学ぶことがたくさんあるということですね。

 バックハンドの違い(バリエーションの違い)も、ソフトテニスと硬式テニスとの大きな違いであり、
 ソフトテニスのウエスタンによるバックハンドは、ソフトテニスならでは、というのは言い過ぎですが、一つの特性になるのかなと思います。
 何せ、トップレベルから中学生に至るまで、ウエスタンでバックを打っている人がほとんどというのは、硬式テニスでは見られない光景だと思います。

 もっとも、ウエスタンのバックハンドが基本と考えられているのは、日本だけ(多分、台湾、韓国も?)なんでしょうか?
 我々がソフトテニスの特性と考えているものの多くは、実は、日本のソフトテニスの特性というものも少ないないように思います。
 いかがなんでしょうか?

投稿記事Posted: 日 6 18, 2006 4:56 pm
by ふく
ぼんさん さんが書きました:
赤こうもり さんが書きました: 
 フラットにボールを捉えながらも、スイングの中でボールに回転を与えるという、口ではうまく表現できないような、微妙なボール感覚が必要になります。

その打ち方は硬式テニスでも基本中の基本です。こすりあげるように打つトップスピン  あるいは引っ掛けるようにしてスピンをかけるやり方、はやはり応用動作になるでしょう。
というかそれがフラットドライブの基本です。硬式テニスでその打ち方をして思いっきりひっぱたくとコートには収まりにくいのでもっと過激に上にふりぬくわけです。それがさらに過剰になると面でひっかけるような打ち方になります。これをソフトテニスでやってしまうとスピン過多でボールが不安定になります。硬式ではボールが不安定になるということはなく、ヘビートップスピンとしてコートに収まやすい安全なボールになります。ソフトテニスではフラットにぶっ叩いてしかもコートにおさめることが硬式よりは容易です。しかしむつかしいことにかわりはありませんね。本当の無回転になるとやはり不安定になりがちですし。