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キムボムジュン(김범준)のスマッシュ 

第八回アジア選手権代表の技術 

2014年アジア競技大会三冠王キムボムジュン(韓国 ムンギョン)のスマッシュ。 相手のロブを読んだ瞬間、スマッシュを決断した瞬間にグリップチェンジする様子が如実に捕らえられている。まずは模範的なフォームだがこの時期(2012)のボムジュンはやや上体が力む傾向がある。よりパワフルにと肩に力がはいってしまうのである。2014年の後半ぐらいから、それらは修正されてきた。

ボレーグリップはウエスタン、スマッシュは限りなくコンチネンタルに近いイースタンのようだ。このようにやれ、というわけではなく、グリップチェンジの一例としてみてほしい。彼はウエイティングでは左手が離れがちであり、これは本人も自分の欠点だ、といっていた。欠点かどうかはこれも微妙な話でバドミントンのようにフリーにしてしまうことで得られる何か、があるのかもしれない。

今更グリップチェンジに懐疑的な人はさすがにいないと信じたいが、とくにスマッシュとボレーは全く違うスキルであり必須、それもできるだけ早い段階で身につける必要がある。ウエスタンで行うスマッシュとコンチネンタル、イースタン等の薄いグリップで行うスマッシュはメカニクスがまるでちがってしまう。後で握り変えてもウエスタンの挙動がなかなか抜けず苦労することになるのだ。

ここでの動画は、2012韓国南部の都市チンジュで行われた第7回アジア選手権代表選抜戦におけるキムドンフン・キムボムジュン vs. イジュンサブ・チヨンミン戦でのプレー。この対戦は第一ダブルスの決定戦。
この対戦に勝利したイジュンサブ・チヨンミン(イチョン)が代表となったがチヨンミンが肩の故障で代表を辞退。次点だったキムボムジュンが繰り上がりで国際大会初代表に。そのままイジュンサブとのペアで出場。同年11月に嘉義(台湾)で開催されたアジア選手権ダブルスで決勝に進出し準優勝に輝いた(優勝は賴立煌・何孟勳)。
翌年よりはキムドンフンとのペアで自力で代表権を獲得、同ペアで3年連続ダブルス決勝に進出、2014アジア競技大会では見事金メダルに輝いた。(by TOSHI)