川村達郎
KAWAMURA Tatsuro
(日本)

サウスポーの名手。国際大会には2003年の世界選手権が初出場。以後、2005年のマカオ(東アジア五輪)をのぞく四大会に出場をはたしている。うち3回が予選優勝での地力出場なのが素晴らしい(ペア花田)。天皇杯は2001、2003、2004と3度の決勝進出がある。2008年より宇部興産所属。

2003世界選手権ダブルスベスト8、2004アジア選手権国別対抗3位、ミックスダブルス3位、2006アジア競技大会国別対抗優勝、ダブルス3位、2007世界選手権国別対抗優勝

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FOREHAND VOLLEY
フォアボレー
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特集 フォアボレー その1
左右逆版

 サウスポーの名手、川村の流れるような美しいフォアボレー。

 テイクバック(8〜11)はやや大きめだが、日本選手としてはむしろ標準的といえるだろう。 もちろん打球のスピード等に応じて相対的の(テイクバックの大きさは)変化していく。

 ラケットのリリースも早め(7〜8)、しかし、右手はラケット動きをなぞるように使われ、肩の線を角度づけている。

 テイクバック完了時には体重が完全に軸足(左足)に乗り、パワーがためられる。送り足をつけながら(ウエイトシフト)インパクト(11〜15)。 いかにも柔らかいタッチだ。

フォロースルーは上方に大きくゆったりとっている(16〜23)。近年、日本で広く推奨されているスイングである。

 テイクバックの大きさが日本選手としては標準的と書いたが、それだけでなく、リストの使い方それにともなうラケットワーク等も日本的な要素がはっきりでており、次回以降に登場する、あるいは以前に発表した、韓国、台湾のプレーと見比べるといろいろなことがみえてくるはずだ。見ての通り、ボレーはとてもシンプルな技術だが、これほどまでに違いがでるのはおどろくほどである。  

 現在国際大会の現場においては、(ネットプレイヤーに関しては)、サウスポーの時代といっていいが、日本も例外ではない。川村は高川とともに、ここ数年の日本男子を牽引してきた。5年間で3度(2003、2006、2007)の予選会優勝はただごとではない。

川村達郎

上段は2006中山盃(台湾・台中市)。王・葉、林・劉らの強剛相手に双敗淘汰制トーナメント(ツーダウン式ノックアウトスタイル)を勝ち抜きダブルスに優勝。

中段は2008世界選手権(韓国)国別対抗団体戦優勝。

下段は2006アジア五輪(ドーハ)国別対抗団体戦優勝。ドーハでは国別対抗韓国戦で金・劉に勝ち、アジア五輪日本初優勝へ大きく貢献。

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