世界チャンピオン金煕洙(キム・ヒ−ス− 韓国-聞慶市庁)のフォアボレー。基本中の基本である一歩のボレー。 コンパクトかつシンプルであり、余分なものが一切削ぎ落とされていて、特に解説することが見当たらない。
とにかくみてくださいというしかない。動画が、静止画のヒトコマヒトコマがなによりも雄弁に語っている。
テイクバックからフォワードスイングに至るまでの(決して後ろにいかない)肘の位置等、如実にわかるのでおおいに参考になると思う。あとは左手のサポートがフォワードスイング直前(10コマ〜)までつけられいることのみを特記しておこう。ラケットのリリースが即フォワードスイングになっているのである。正確な面づくりのためであることはいうまでもない。ラケットの後ろから球筋をみるような様は、まさに韓流、ともいえるが、正確なインパクトこそが本質であり、そのことがより難しくなるボレー(前線でしかもノーバウンド)で、そのことに重きをおくのは全く正しい。グリップはやや厚めのウエスタン。ヒース−のボレーグリップについてはこちらを参照(クリック)
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人並みはずれたパワープレーで鳴らすヒース−だが、基本には実に忠実であり、過剰なところがひとつもない見事な試技。
なんどもいうが、とにかく黙ってじっくり百回いや毎日、見て、完璧にコピーしてみてください。必ずなにかをつかめるはずです。以上。
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