葉育銘
YHE I-Ming イェ・イミン
(台湾)

1990年代後半の台湾のエース前衛。1995年世界選手権ダブルス銀メダル、1998年アジア五輪ダブルス銀メダル、1999年世界選手権国別対抗金メダル1997東アジア五輪国別対抗銀メダル、1998アジア五輪国別対抗銀メダル。1999年に世界選手権、1998年のアジア五輪における日本戦での活躍は忘れ難い(北本・高川、北本・斉藤、中堀・高川に三連勝、ペアは廖南凱)。2007郭旭東とのペアで代表復帰。

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FLAT SERVE
フラットサーブ
1 2 3 4
5 6 7 8
9 10 11 12
13 14 15 16
17 18 19 20
21 22 23 24
25 26 27 28
29 30 31 32

 コンチネンタルグリップによるアドコート(逆クロス)へのフラットサーブ。

クイックモーションであり、トスは低め。その為かどうか左手が落ちてくるのがやや早い。
しかし12コマ付近での膝の曲がり具合をみてもわかるようにパワーのためは十分である。

 オ−ヴァ−ヘッドサーブはグラウンドストロークと違って下から上への運動連鎖が重要になってくる。同時に前方へのそれも重要であり、つまり複雑な動きが必要である。

 14での身体のそりをみてほしい。膝のまがりと、上体の捻りがサーブにおける『タメ』をつくるが14ではそれが解放される寸前。すでに上体は捻りもどしをはじめているが、それに逆らうようにラケットヘッドはさらに落ち(15まで)、16でようやく上昇に転じる。ラケットはエッジから振り上げられ、インパクト直前にリストターン(実際には上腕部の回内動作)し、インパクト(20)、そのまま大きく前方に振り抜かれる。

 とくに15〜のフォワードスイングに入ってからは誠に美しく合理的なスイングになっている。大きなフォロースルーにも注目。『当り』が実に厚い。

 ごく基本的なことをひとつ、御覧になればわかるように、トスはかなり前方にあげられいる。意外にこれが理解されておらず、いたずらにサーブを難しくしてしまっている人がおおいようだ。頭上にトスをあげてしまっては、いわゆる手打ちになってしまう。(極端なスピンサーブという例外はあるが)

こちらの写真はすべて2006ド−ハアジア五輪台湾国内予選での葉育銘。このときは残念ながら予選通過はならなかったが、黄・王(台湾体育学院)を神技的なアタックストップ一本から逆転し、予選会の流れを大きくかえた。ここでの活躍が2007年の復活への序奏だったか?神技と思わず書いたが、超人的なアタックストップは彼の常套でもあり、なんども奇跡を見せられてきた。現在にいたってもそこにはいささかの衰えもみられず、世界選手権本番への期待が高まる。

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