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NO.004劉永東 (YOU,YOUNG-DONG) 韓国(KOREA) アジア競技大会シリーズ第2弾
細身だが見上げるような長身(ちなみに見上げる私は173センチ)。驚異的なリーチをみせるが、プレーは確実で速い(早い)。ものにしたボールは一発で決めるパワーとコントロールをもちあわせている。確実にボールを前でさばくことができるのだ(豊富な練習量の賜だろう。韓国は今大会のために5ヵ月間毎日12時間の合宿をおこなったという)。いわゆるタテ面の前衛で、キーはつねに左手がきっちりそえられていること。基本中の基本だが・・・。韓国の前衛もずいぶん日本型になってきて、その崩壊もちかい、指摘する人もいたが、彼に関していえばとんでもない話しで、崩壊どころか、突き抜けた技術を獲得している。 今回の彼は、写真をみればわかるように、左足にサポーターをしており、練習も一人だけ別メニュー。本人によると合宿中にひねった、とのこと。彼はいろいろ話してくれたが、悲しいかな言葉の壁はあつかった(ほとんど私に問題がある)。おそらく、このけがのために、シングルスにはほとんど出ず、ダブルスに専念。そのダブルスでも2敗して、個人でも3位、といまひとつだったが、肝心要の団体戦の2度の5番勝負では相手を寄せつけず、さすがだった。 さてこのサーブも彼の最大の武器のひとつ。この写真はコンチネンタルグリップなのでフラット気味のサーブだろう。韓国のサーブというと身体が大きい割には確率重視で、威力という点で、物足りなかったが、彼は別。べらぼうな威力と角度がある。今回はハードコートだったがクレーコートだとさらに凄味を増しそう。また彼には厚めのウエスタングリップから思いっきり回内と内旋を利かせた(ほとんど腕の力だけでうつ感じ)魔球ともいえる強烈なスピンのリバースサーブもあり、日本選手も対応に苦慮していた(今回確率はあまりよくなかったが)。 韓国の男子選手は、話してみると、いかにも体育会的(体つきも実にいかつい)なやんちゃな雰囲気の選手がほとんどだが、彼はもの静かで知的なムードも持ち合わせている。 私個人の希望をいえば中華台北の廖南凱選手とともに全日本総合選手権大会に招待してほしい選手である。韓国関係者によると国内の大会が少ないのが最大の悩みだそうだから、全日本に限らず、彼らをぜひどんどん招待してほしいと願う次第である(隣国の選手なのだから)。それが国内ソフトテニスの活性にもつながってくると考えるのだが・・・ 写真は大会初戦となった国別対抗戦予選リーグ対日本戦の5番勝負より。対戦相手は北本・斎藤組。コートはセンターコート。向こうにみえる黄色いスタンドはプレス席で観客席は手前にある。 |
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| photo:S.Kannokura | |