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個人制覇なるか? 中堀成生 広州アジア競技大会注目選手 part 2
 新世代のヴィルトゥオーゾ  中堀成生のクロスシュート
中堀成生

中堀成生フォアハンド先頃 前人未到の天皇杯V9を果たした中堀・高川。アジア五輪には4大会連続4度目。国際大会ということではペアとして15大会連続16度目、これは天皇杯のV9以上に絶対に破られることのない超絶的大記録といえよう。1995(世界選手権)、2000(アジア選手権)、2001(東アジア五輪)、2006(アジア五輪)、2007(世界選手権)には国別対抗団体戦にも優勝している。つまり四大国際大会すべてに優勝しており、これはヨンドンですらなしえなかった大偉業である。ただし、個人戦では2001東アジアダブルス、2003アジア選手権ミックスダブルス(中堀・上嶋)の二つにタイトルにとまっており、意外というかやや物足りないといえなくもない(しかし特筆すべき事項が二つ、ミックスで韓国ペア以外が優勝したのはこのときだけ。また男子後衛、女子前衛という組み合わせも同様である)。このアジア五輪もドーハ大会(2006)の3位が最高。バンコク大会(1998)ではチェジフン・キムキョンハン(4位 韓国)に敗れて8本、釜山大会(2002)では郭・方(4位 台湾)にまさかの敗戦でやはりベスト8。ドーハ大会では楊勝發・李佳鴻(台湾)に紙一重の差で惜敗。台湾といえばリョウナンカイ、彼も団体戦は何度も優勝しながら、個人タイトルは一つだけ(1993アジア選手権シングルス)だった。国際大会とは不思議な世界なのである。

中堀・高川の名前はもちろん韓国、台湾のライバル国にもとどろいていて、それどころか彼らに対するリスペクト足るや日本人の想像を絶している。日本の宗主国としての権威は、日本人が考えている以上の、とうの昔に失墜しているといっていいが、中堀・高川だけは別格なのである。

ここでのストロークはストレートのラリーからクロスへのパスというか渾身のアタック。ゲーム中のものである。どフラットなラケットワークは(最近の)日本選手には少なくなってきたものである。とくにインパクト後のフェースの角度に注目してほしい。

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