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| 日本vs.韓国No.1ダブルススタート!! |
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| 日本戦プレーボール直前の李源學・劉永東。出足とくに李源學はかたかった。 |
台湾戦終了から約一時間後,日本男子チームは韓国チームとの対戦に入り,第一ダブルスは,中堀・高川組と,李源學・劉永東組の対戦になった.
しかし,廖南凱・方同賢組との対戦から2時間ほど経ったあとの中堀は別人のように映った.風上からはロビングを禁じなければならないほどの風が感じられる中,中堀のサーブが入らないのだ.ボールを吹かし,ネット・ミスをおかし,明らかにおかしい.
第一ゲームは韓国ペアが先取した.その後中堀が慎重にストロークを打ち,日本ペアが1ゲーム挽回した.不安定な要素を見せながらも打球はライン際に飛びはじめ,徐々に中堀は本来の姿を取り戻しつつあるかのように感じられた.
だがその後は,韓国ペアの圧倒的な攻撃力と勢いの前に,5-1で敗れ去ってしまった.
中堀が見せた突然の変調は,ゲームに大きく影響していたはずだ.だが僕が気になったのは高川であった.確かに韓国ペアの攻撃力と勢いは見る者の目を釘付けにするほどで,ポイントが決まる度に自分が呼吸をしているのだと,ため息とともに気がつかされるほどであった.それでも中堀は復調の兆しを見せていたし,何とか高川がゲームに絡んでこないものかと期待していたが,それはついに見られなかった.
その後に行われた個人戦でも同様であった.何が悪いというのでもなく,調子が悪いようでもない.無難というのでもなく,プレーが悪いというのでもない.練習を見ていても普段通りリラックスしていて,特に不安感を与えるようなこともなく,ゲーム中にリードされている場面でも,焦りが感じられることはなかった.敢えて言うのなら,がむしゃらさのようなものは感じられなかった.
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| 小峯。ミックスダブルスでのその闘志は些か過剰だったように感じる。画像は国別対抗韓国金耿漢戦より。 |
競技最終日に行われたミックス・ダブルスでは,日本の辻美和・小峯秋二組が健闘した.
最終種目,それまで活躍のできなかった小峯が,絶えず大きな声を出し,果敢にポーチ・ボレーを見せ,ポイントしていた.しかし,連続したポーチ・ボレーは,いつかパッシング・ショットが来るかもしれないという疑念を呼ぶ.そこで必要なことは,それがいつなのか見極められることだ.しかし,小峯はただがむしゃらだった.そして最終的にパッシング・ショットをくらってしまうことになり,それは新たなる疑念をよんでいるように思われた.
結局小峯は,勝利には近づけたものの,それを得るまでには至らなかった.
それに対し高川が示したものは,王者そのものの態度であった.リードされても大声を出すことはなく,あくまでクールで,見ている者からすればどことなく歯がゆくさえもあった.
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| ミックスダブルスでの高川 |
一昨年,佐賀で行われた第4回アジア選手権大会で高川は,台湾の郭旭東相手にクロスを何本も,これでもかこれでもかというほど連続してポーチ・ボレーし,完膚無きまでにやっつけてしまった.
完全に分かっていたのだ.いつパッシング・ショットが来るのか,そのことが分かっていたのだ.だから今回も,その卓越した「見極め」を披露してくれるのだろうと期待していたのだ.だがそれを目にすることはついになかった.
それはあたかも,6月にこの韓国で開かれたサッカー・ワールドカップに,前回チャンピオン,そして2000年欧州選手権優勝国として出場し,優勝候補の筆頭に挙げられていながらリーグ戦敗退という憂き目にあったフランスチームを見ているようだった.フランスも高川も正にその風格は王者そのものだった.それだけに思い切ったことはできなかったというのであろうか.サッカーなら思いきったメンバー・チェンジで,ゲームの流れを変えることが可能だが,フランスはそれができなかった.高川は正にそんなフランスのように僕の目に映った.迷っているわけでもなさそうであったし,高川に対して違和感を覚えるようなこともなかった.淡々とゲームを進める姿は,寧ろ好ましくさえ映った.ただ,何かが足りなかった.--->
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