アジア競技大会まで1週間を切った。各国選手団はぞくぞくとド−ハ入りしている。日本の本隊は昨日成田をチャーター機で飛び立った。そこにはソフトテニスも含まれている。韓国選手団も同時にカタール入りの予定だ。優勝候補筆頭(男子)の台湾は一日早くドーハに入った。
台湾はドーハ現地で直前合宿を一ヶ月間おこなう予定になっていたが、キャンセルされている。しかし、合宿そのものは8月はじめから始まっており、それは今週まで続いた。台湾の合宿風景が公開されることはきわめて珍しいことだと思う。
合宿は高雄にある国立の総合トレーニングセンターとでもいうべきところを使用しておこなわれた。ソフトテニスだけでなく他の種目も当然合宿している。食事はセルフサービス(中国語で自助餐)で常に7、8種類のメニューがあるそう。マシントレーニング、医療設備もととのっている。テニスコートはクレー、ハード両方が用意されている。
週末は練習が休みで解散し、皆、自宅に戻る。 毎日の練習は午前は8時半開始で11時半まで。2時間の昼食休憩後13時半から17時まで。午前中は基本的な練習をおこない、午後はそれプラスゲーム及びゲーム形式の練習になる。火曜日と木曜日の午後には筋トレがそれに加わる。
男子には代表以外に2名のサポートメンバーが練習補助。女子には4名のサポートメンバーが加わる。女子のサポートには男子選手(学生)とのこと。
男子のキャプテンは王俊彦。女子のキャプテンは周秋萍。それぞれ最年長の選手が選出されている。
男子監督はバンコクアジア五輪のゴールドメダリストでチェンマイアジア選手権の優勝監督である郭旭東。女子監督は台湾新進のジュニアの指導者王源章。王氏は郭と同年だが代表監督ははじめて。
郭監督は新聞の取材にこたえて男女で2つの金メダルを狙うと控えめ?な発言。男子団体と男子シングルスに自信をのぞかせる。その上で男子ダブルスもいければ、とある。
さて右の画像。葉佳霖の練習風景である。どうやらゲーム中らしい。このポジジョン、構え、なんとも無気味である。いったいなにをしようとしているのか?すくなくともいままでみたことがない。まったく新しいテニスにチャレンジしているのか?非常に楽しみである。
揚勝發と女子キャプテンの周秋萍。周さんが今回の写真とレポートをおくってくれた。謝謝!