3月17日 暗中模索さんより
先日のアジアカップ国際クラブ対抗を見てきました。(参加もしましたが初戦敗退でした)
男子上位陣(ベスト8)は、各チーム実力伯仲でどこが勝ちあがってもおかしくないといった状況でした。
そんな混戦の中、決勝に上ったのは韓国と台湾でした。決勝に日本人チームがいなかったことは残念ですが、その試合は息の抜けないとても緊迫したものでした。やはり日本人とはハングリーさやパワーの面で明らかな違いを感じました。
そんな中、女子はNTT中国が決勝で韓国に3番(米本、八谷組)勝負をファイナルで下し日本勢の意地を見せてくれました。女子は決勝しか見ていないのですが後衛(水上、米本)の球はとても素晴らしく打球力、コースともに申し分のないもので韓国チームを圧倒していました。米本選手はこの試合を最後に現役を引退しNTTのコーチになられるそうですがあれだけの後衛がいなくなるのはNTTだけでなく日本の女子にとっても非常に残念です。今年は世界選手権もあります。韓国、台湾はかなり手強い相手だと思います。(特に男子は)しかし、ナショナルチームのスタッフも変わりましたので「新生ニッポン」に期待したいと思います。
P.S 今回のアジアカップで一つ残念だったのは女子の決勝終了直後、男子はまだ決勝戦の最中にも関わらず米本選手の引退セレモニーを会場いっぱいに響きわたる大音量で始めたことでした。いくら地元チームの選手の引退とはいえ試合をしている選手を無視した大会本部の進行には疑問を感じました。(私だけでなく男子決勝を見ていた観客の多くも同じことをいっていました)以前の同じ大会で砂本選手(だったとおもいます)引退のときも同じことをしていたのを覚えています。もう少し選手に対しての配慮ができないものかと悲しくなりました。