3月20日 いよかん小僧さんより
久しぶりに投稿します。暖かい日が続き学芸大学の練習も、自分自身の練習も徐々にペースを上げています。最近の投稿を見ていると学校での指導の方法の問題が取り上げられているようですが、自分自身もそれで悩んでいます。我が学芸大学は教員養成の学校ですから教員を目指す学生が9割り以上を占めています。(私は、スポーツトレーナーです)当然卒業生の中では、中学や高校で教員を行っており、ソフトテニスの指導をおこなっている人もいます。現在私が指導している学生の中でも教員になってソフトテニスを教えたいと願っている学生もいます。そういう環境ですから、勝つことを1番に考えるべきか?人を育てるということを1番に教えるべきか悩んでしまいます。皆さんは、次のような光景を見たことはないでしょうか。団体戦の試合で、応援の人達が相手を馬鹿にしたやじを飛ばしたり、審判の判定に対して審判への暴言など。私は、年に数回ですが、学生の大会や、中高校生の大会などで目にします。すごく嫌な光景です。テニスを初めて間もない選手や、発展途上の選手がこのようなことをされたらどう感じるでしょうか。つまらないスポーツだ、こんなの嫌だと思うのではないでしょうか。その外のスポーツに比べて多いような気がします。得に感じることは、勝ちに執着するあまり、明らかに入っているボールに対して、違うボールの跡を指差し、強引にアウトにしてしまったり。勝つことを1番に考えたらそのような行動に出ることもあるのではないでしょうか。もしかしたら指導者が教えているのかも知れません(そのようなことがないように望みます)勝つ為には手段を選んではいけないといいます。そのようなことをしないと勝てない(言い過ぎ)スポーツが発展して行くでしょうか。スポーツは、ソフトテニスだけではないのです。もっと自分自身が納得できる勝ち負けがはっきりしているスポーツに流れてしまってもおかしくないのではないかと思います。部活動の指導者は教員が主です。仮に勝つことを1番に考えたらそのようなことを見逃してしまうかもしれません。しかし先生の立場上そのようなことを許すことはできず、人を育てることに重みがいってしまうのかもしれません。また、勝つ為にはそれなりの苦労が要求されます。楽ばかりしていては強くならないからです。しかし現実にはそれを嫌がる子どもが多いのではないのかと思います。非常に難しい問題だと思います。