前衛としての考え方。

[たつ]

はじめまして。
私は、前衛を始めて6年ほどになりますが、いまだに、前に立っているときに、
どういう考えを持って動くのか、相手との駆け引きとはどのようなものなのか、
がわかりません。
ですので、ただなんとなくで動いてしまい、試合で絡めないことが多々あります。
前衛として機能していない気がするのです。
皆さんの考えを聞かせていただけないでしょうか？
お願いします。

[ヒースーマニア]

なんとなく動かないことからはじまるんだ。
なにかしらの根拠をもって動く。
例えばタイミング、相手のフォームをじぃーっとみて
、ここだ！とおもったタイミングで動く。それが早かったたら当然ぬかれるよね？だったら次は違うタイミングで動く、そういう積み重ねで、上達していくんだよ。

[たつ]

なるほど。
では、どのようなシチュエーションで「ここだ！」と思われますか？
僕の場合、動くべき場面と動くべきでない場面の判別がついていない
ようなのです。

[うの]

では、どのようなシチュエーションで「ここだ！」と思われますか？

？
それを自分でみつけろ、ってヒースーマニアさんはおっしゃているとおもいますよ。
今回の質問と、最初質問はまったく同じレベルですね。
試行錯誤でしか上達していかないんです。遠まわりにおもえても、結局は近道です。

[ヒースーマニア]

シチュエーションは無数にあるし、それを一個一個説明するのは不可能だし、できたとしても無意味だよ。まったく同じ状況があったとしても、前回有効だったプレーが今回も有効とは限らない。いろいろ考えて、いっぱい失敗して、その中で覚えていくしかない。失敗を重ねていけばそのうち成功も増えてくるよ。技術を身につけることもおなじなんだけど、場数を踏むしか身につかない。1000球打つよりは1001球、しかし、その1001球めはそれまでの1000球の積み重ねのうえの1001球めなんだ、１球めとはまるでちがうんだよ。そういうふうにしか上手くはなれない。

考え方がという質問だけど、これがその「考え」だな。

ゲームソフトじゃないんだから攻略本のようなマニュアルを期待しちゃだめだ。そんなものはないし、あるなんて言う奴がいたら、それはペテン師とおもってまちがいない。そういう奴はいっぱいいるけどね

[たつ]

いろいろ考えてやってみようと思います。
答えていただいて、ありがとううございました。

[jiu]

ゲームソフトじゃないんだから攻略本のようなマニュアルを期待しちゃだめだ。そんなものはないし、あるなんて言う奴がいたら、それはペテン師とおもってまちがいない。そういう奴はいっぱいいるけどね

ネットでみているとその攻略本にもとめるような答えを求める学生たちがおおいようにみうけられます。というかそういう質問ばかりですね、どこかおせば魔法のようにテニスが上手くなるとおもっているのではないかとみえますね。
そこでなにかしらのアドバイスを得て、後日すぐに、「言う通りにやってみましたが、できませんでした」、なんていっていたりする。あきれるほかはないですし、いったいどういう教育をうけているんだ！と嘆きたくなることがしばしばです。
生徒だけではなく、教える側にもそういう指導法があると思っているようなところもあり、根が深い問題です。