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硬式テニスにおける陣形の名称。

投稿記事Posted: 金 3 31, 2006 4:47 pm
by 赤こうもり
 硬式テニスでは、フォーメーションの名前として、どのような言葉が使われているのでしょうか?
 例えば、雁行陣であれば、どのような用語が使われているのでしょう?
 ダブル前衛ならば? あるいはダブル後衛ならば?

 ダブルフォワードという言葉がありますが、この言葉のもとは硬式テニスなんでしょうか??

投稿記事Posted: 金 3 31, 2006 6:22 pm
by shiro
これはすこししらべればわかるたぐいの質問ではないか、という気がしますが・・・
雁行陣という言葉は硬式テニスでもつかいますよ。
またオーストラリアンフォーメーションとか、Iフォーメーションという言葉は有名ですよね。

ダブルフォワードはこのソフトテニスホームページででてきた言葉ではないでしょか。ライターさんの文章を読む限り、フォーメーションを指すことばとはちょっと違う感じがします。戦術そのものあるいはテニスのスタイルを指す言葉であり、かなり広い意味でつかわれいるようです。

投稿記事Posted: 金 3 31, 2006 7:32 pm
by 赤こうもり
shiro さんが書きました:これはすこししらべればわかるたぐいの質問ではないか、という気がしますが・・・
雁行陣という言葉は硬式テニスでもつかいますよ。
またオーストラリアンフォーメーションとか、Iフォーメーションという言葉は有名ですよね。

ダブルフォワードはこのソフトテニスホームページででてきた言葉ではないでしょか。ライターさんの文章を読む限り、フォーメーションを指すことばとはちょっと違う感じがします。戦術そのものあるいはテニスのスタイルを指す言葉であり、かなり広い意味でつかわれいるようです。


 すみません。
 その調べ方というものが分からなくて、こちらに質問させていただきました。

 雁行陣という言葉は硬式テニスでも使うとのことですが、これに対応する英語はどうなっているのでしょうか?
 つまり、硬式テニスではというのは、海外ではどういう名称が使われているのでしょうか? ということです。
 テニスはアメリカから伝わったわけですから、当然、雁行陣に対する英語があり、それを雁行陣と訳したと思いますので・・・。

投稿記事Posted: 金 3 31, 2006 8:25 pm
by shiro
赤こうもり さんが書きました:雁行陣という言葉は硬式テニスでも使うとのことですが、これに対応する英語はどうなっているのでしょうか?
 つまり、硬式テニスではというのは、海外ではどういう名称が使われているのでしょうか? ということです。
 テニスはアメリカから伝わったわけですから、当然、雁行陣に対する英語があり、それを雁行陣と訳したと思いますので・・・。

当然ある、とはかぎらないのではないでしょうか?。たしかにテニスは海外からきたものですが、日本では軟式テニスとして独自の発展をしていますので、ある言葉にたいする訳語として「雁行陣」がある、とは必ずしもいえないと思います。「雁行陣」あたる英語はあるにしてもです。わかりにくい説明になってしまいましたが、つまり硬式テニスのダブルスのフォーメーションを学んで雁行陣になった、とはいえないのではないか。硬式テニス(ローンテニス)とソフトテニスは実はほとんど年齢が同じです。硬式テニスが発生して、ほとんど間もなく日本に移入され、独自の進化をしています。かならずしもすべてのものが硬式が先ともいえない、ということもあるのではないでしょうか?

投稿記事Posted: 金 3 31, 2006 9:44 pm
by 神太郎
雁行陣は硬式テニスでも一般的ですね。というかごく日常的です。言葉だけでなくウィークエンドプレーヤーたちでは雁行陣が基本の陣形ですね。よく硬式テニスのダブルスではネット並行陣があたりまえなんていう人がいますが実際は全然違います。そんな過激なフフォーメーションは男子のプロかそれに準ずる上級者たちしかやりません。ほとんどのダブルスは雁行陣かベースライン並行陣でやっています。

雁行陣形

投稿記事Posted: 金 3 31, 2006 10:37 pm
by A.純
雁行陣形は,one-up-one-back formationという言葉を使っていますが,「雁行型」などの言葉は,wild-goose formationなどがあるようです.

Re: 雁行陣形

投稿記事Posted: 土 4 01, 2006 1:44 am
by shiro
wild-goose formationはまさに雁が群れをなして飛ぶ様子をいったものですが、テニス用語として一般的につかわれているものなのでしょうか?つまり、英語圏でもダブルスにおけるone-up-one-back formationを雁の習性になぞらえることが一般的にあるのでしょうか?

Re: 雁行陣形

投稿記事Posted: 土 4 01, 2006 9:39 am
by 赤こうもり
 そうなると、ダブル後衛は two-back formation 、ダブル前衛は two-up formation となるのでしょうか?

 雁行陣がソフトテニス(日本)オリジナルの言葉である可能性は、ソフトテニスHPでも指摘されていますね。

   http://opus111-web.hp.infoseek.co.jp/soft-tennis/encyclopedia/ka/ganko.htm

 こういったこことを調べるのに何か良い本やサイトはありませんか?
 普通の英語の辞書を引いても、分からなかったもので。

投稿記事Posted: 火 4 04, 2006 12:01 am
by --
日本連盟が発行した日本庭球史の一編、軟式庭球変遷史のなかに陣形の歴史がでてきます。それによると、雁行陣はもともと魚鱗陣法、並行陣は鶴翼陣法とよばれていたようです。この古めかしい言い方はなんでも古い兵法からとられたとあります。雁行陣という戦法がでてきたのは明治40年ごろのことのようで、大正期には現在のように雁行陣ばかりになってしまったようです。いつから雁行陣とよばれているかは、この本を読む限りもうひとつはっきりしませんが、どうもその呼称も当時からあったようです。雁行陣でもさまざまなパターンにおうじて小雁行陣、中雁行陣、大雁行陣という呼称があり、現在の雁行陣は大雁行陣になります。

陣形を花鳥風月に例えるというのはとても文学的で日本的であり、翻訳語ではないのではという気がしますね。

投稿記事Posted: 火 4 04, 2006 12:48 pm
by 赤こうもり
-- さんが書きました:日本連盟が発行した日本庭球史の一編、軟式庭球変遷史のなかに陣形の歴史がでてきます。それによると、雁行陣はもともと魚鱗陣法、並行陣は鶴翼陣法とよばれていたようです。この古めかしい言い方はなんでも古い兵法からとられたとあります。雁行陣という戦法がでてきたのは明治40年ごろのことのようで、大正期には現在のように雁行陣ばかりになってしまったようです。いつから雁行陣とよばれているかは、この本を読む限りもうひとつはっきりしませんが、どうもその呼称も当時からあったようです。雁行陣でもさまざまなパターンにおうじて小雁行陣、中雁行陣、大雁行陣という呼称があり、現在の雁行陣は大雁行陣になります。

陣形を花鳥風月に例えるというのはとても文学的で日本的であり、翻訳語ではないのではという気がしますね。


 その本の名称と出版社名を教えていただけますか?
 もっとも、かなり古い文献なので、入手するのは困難でしょうが・・・。
 でも、ひょっとしたらうちの大学の図書館にあるかもしれませんので。

 前後衛による陣形を雁行陣と名付けたのは、見事ですよね。
 つきましては、小雁行陣、中雁行陣がどのような陣形を指しているかも、ご紹介いただけたら幸いです。
 現在でもそういう陣形で戦うシーンがあり得るのか否か・・・(たぶん、あり得るような気がします)。

 また、攻撃型並行陣で戦う場合、一人の前衛がやや前へついて、もう一人がサービスラインくらいにポジションを取る場合があります。
 ストレート側が前の場合は、ストレートアップ、クロス側が前の場合はクロスアップなどと名付けている本(硬式)もありますが、
 このあたりの名称はどうなんでしょう?
 まさに、小雁行陣的な陣形です。

投稿記事Posted: 水 4 05, 2006 9:54 pm
by --
赤こうもり さんが書きました:その本の名称と出版社名を教えていただけますか?
 

http://www.soft-tennis.org/library/book ... index.html
の下のほうにのせています。

投稿記事Posted: 土 4 08, 2006 8:13 am
by 赤こうもり
 ありがとうございます。
 アマゾンなどではもう取引されていないですね。

    「日本庭球史軟庭百年」,日本軟式庭球連盟,昭60,遊戯社