1999 2月6日 ファンダメンダリストさんより
久々の投稿です。1日の「わたしは、かなちゃん」の投稿と管理者さんのコメントに全面的に同意します。だいたい女子選手は能力はあるのに技術的にいま一歩の選手が多すぎる。女子選手のプレーが物足りないとしたら、単に技術的な問題ではないでしょうか。たとえばスマッシュ、ちょっと深いロブになると角度をつけてうてない。どうやれば角度をつけられるのか?簡単ですよね(もちろん簡単ではありませんが)。自分でその問題をみつけられないのが悪いのか?やはりそうではなくて、それが理想だとおもいますが、やはり普段みているコーチ等が指摘するべきでしょう。でも技術的に向上している女子選手なんて記憶にない。駆け引きや勝負度胸で飛躍的な進歩を見せる選手はいますが・・なんか女子選手は使い捨てられているような印象がある。すごくもったいないと思うし、そういうことが国際大会でもでてしまうのでは。もっとも私は岐阜以来みていませんが。
しょうがないのかもしれませんけどね、プロってわけではないのですから。でもやはり、さみしい。せっかく、いっしょうけんめいやっているのだから、限界まで伸びてほしいし、他の競技にたいしても誇りたかくいられる水準を維持してほしいです。
このコーナーで松蔭のことが話題なっていましたが、表先生の言葉で忘れられないものがあります。たしかソフトテニスマガジンだったとおもうのですが、「技術がつけば勝てるんです」とおっしゃった。すごい名言だと思う。これがわかっていない指導者がいかにおおいか!!
ジュニアの指導者たちが最近やたらメンタルトレーニングを口にしますが、その前にうんと技術を向上させてほしい。技術がつけば勝てるんです。負けたらもっと技術を磨けばいい(誤解なきよう、練習すれば技術がつくわけではなく研究をともなわない練習はただの現状維持です。つまり技術トレーニングは考えることから始まるわけです。これは老婆心、あたりまえのことですけどね)。
テニスは硬軟問わずメンタルなスポーツといわれていますが、その前にやはり非常にテクニカルなスポーツだと思う。テクニックが完全に身について初めてメンタル面が問題になるのではないでしょうか。ジュニアの段階でメンタルトレーニングなど必要無い、と言ったら言い過ぎでしょうか。