過去5年間のダブルスウイナ− |
2004 |
渡邊梨恵・掘越敦子-NTT西日本広島 |
2003 |
金智恩・濱田瑞紀-タカギセイコー |
2002 |
東尚子・粟村公美子-東芝テスコ |
2001 |
東尚子・粟村公美子-東芝テスコ |
2000 |
水上志乃・八谷志帆-NTT西日本広島 |
過去5年間のシングルスウイナ− |
2004 |
辻美和-東芝姫路 |
2003 |
河野加奈子-ナガセケンコー |
2002 |
辻美和-東芝姫路 |
2001 |
辻美和-東芝姫路 |
2000 |
河野加奈子-ナガセケンコー |
現在の日本のエースは玉泉・上嶋(東芝姫路)。だが大阪インドアについで渡邊・掘越にやぶれ、3位(このゲームは今大会のベストゲーム)。前半はせりあったが後半はいいところが無かった。硬式テニスのIフォーメーションを参考にしたと思われる「裕ちゃんフォーメーション?」なる陣型でかく乱する渡邊・掘越。複数種のカットサーブも有効。(ポジションフリーへのルール変更はカット全盛へ導くだろう)。基本的に後衛である渡邊も機をみてなんのためらいもなくネットをとる。掘越もボレーのキレ、深いスマッシュともに抜群。スケールの大きなプレーヤーになってきた。名実とも今大会NO.1ネットプレーヤーである。
玉泉・上嶋はまだこの大会での優勝がない。特殊なサーフェ−スであり、(玉泉は)このコートが苦手なのかも。彼女だけでなく、コートを持て余しているベースライナーは多かった。とはいってもこのコートの使用に疑問があるというわけではない。むしろ逆である。いろいろな種類のサーフェ−スを経験することはいいことに決まっているからだ。まちがいなくテニスの幅を広げるだろう。ソフトテニスは一部のサ−フェースに偏りすぎる。それは自らの競技としての可能性をせばめるだけであり、意識的にさまざまなコートにトライすべきだ。
上嶋は風格がでてきて技術にもさらに上達がみられる。凄いな、と思ってみていたが、なにかもの足らない。ちょっと落ち着いてしまった、落ちつきすぎてしまった。まだまだ、暴れてほしい、ガツガツいってほしい、と思う。止まってほしくない。さらに飛躍できる可能性をこのひとはまだまだ秘めている。
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