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新年度の開幕戦といっていいビッグインドア。その華やかさは無類だ。その華やかさは女子だけ、ということも当然あるだろう。男子だけという大会もあるが、たいていは地味な存在になってしまうのは致し方ない。カーペットコートが敷かれるのもいい。インドア大会でカーペットを敷くのはこの大会だけである。ボールが見やすいし、雰囲気も抜群によくなる。他のインドアも見習ってほしいものだ。シングルスを種目にいれているのも志しが高いといえるだろう。ただシングルスとダブルス両方にエントリーできないので、お互いを薄めあってしまっているのはもったいない。
やたら効率的な運営走って7Gの大会がおおいなかで、ダブルスの決勝トーナメントは全て9G。これも素晴らしい。演出はいささか常套的だがこれはここだけの問題ではない。
さて試合、ダブルスの上位は準決勝以降が全てファイナルという熱戦が続く。玉泉・上嶋vs.佐藤・緒方では緒方が負傷し、担架で退場というアクシデントも。
決勝は中山盃で優勝した高橋・宗久が先行。とくに高橋が凄いあたりでそのまま行くかにみえたのだが・・この決勝は好試合。前衛の質が高いとゲームはしまる。玉泉は大会を通して、あまり調子がいい風にはみえず、ミスが多かったが、テニスが逃げに入らないのは凄い。決勝で宗久を攻めるボールはネットから数センチという物凄さで、それはリードされても追い込まれてもかわらない。強引な攻めもあるが、それこそ持ち味といえるだろう。カットの切れもすごい。セカンドも強烈にスイングするので、ダブルフォールトも盛大?にでるが平気である。だいたいカットサーブは、その選手のキャリアのなかで、だんだん切れがなくなり、確率重視になっていくことがおおいのだが、このひとはますます切れが凄くなっていく。そのへん台湾男子とも共通している。技術的には台湾男子とあまり共通項はなく、独自の「玉泉のカット」になっている。しかも台湾男子を凌駕するか?ともみえる質の高さ!!そんな玉泉のテニスにのって上嶋が積極的でしかも手堅い動き。以前はカットサーブ時にあまり動きをつけなくて物足りなかった上嶋だか、今回はかなり大胆にモーションを起こしていた。
シングルスの決勝も熱戦だったが、まだ競技としての成熟度がないのでダブルスの魅力には遠くおよばないのはいたしかたない。
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