第17回熊本インドア
2月12日 熊本県立体育館
男子
優勝 浅川・小峯
二位 花田・川村
女子
優勝 玉泉・上嶋
二位 辻・濱中
詳細は熊本県連HPへ
 
この画像は葉佳霖のバックボレー。右が王俊彦。これは園田・村中戦より。
値千金のスーパーバックボレー --王俊彦--
熊本での王俊彦・葉佳霖

 王俊彦・葉佳霖組は10日金曜日に来日、早速、熊本パークドームで地元高校生に混じって練習。練習ゲームや即席のカットサーブ講座もあり、史上もっともアヴァンギャルドなテニスにナマでふれた高校生諸君はおおいに刺激になったこととおもう。ちなみに熊本の高校生のレベルは極めて高い。

 翌11日は--インタヴュー--(この間に熊本ラーメンを一緒に食べにいった。うまかった!!)--講習会--公開練習--例のミックスダブルス--歓迎レセプション--等のスケジュール。練習でみたかぎりでは身体の切れは悪くなく、まずまずな感じ。台湾ではすでにドーハアジアオリンピックにむけての選手選考(予備予選)が始まっており、それも当然だろう。

サイン会での王俊彦・葉佳霖。長身(180センチ強)でスマートな彼等はモテモテ。

 「目標は優勝」と力強く語った大会当日。初戦は園田・村中戦。園田・村中ともにカットを使い、ダブルフォワードで対抗。序盤は競り合ったが、中盤うまくペースチェンジして、後半は王・葉が圧倒。

 サイン会などをこなし、しばらく時間があいたあと、花田・川村と対戦。王はチェンマイで、葉は札幌で対戦経験がある。2ゲームめのサービスゲームをデュースの末、落としたのが決定的、G0-3となった4Gめは凄みをみせてとったが、もはやおそかった。
 花田・川村は好調。特に花田はボールがよく走っていた。この試合の前におこなわれた園田・村中VS.花田・川村をコートサイドで見ていた葉が花田の豪速球に目を丸くし、チェンジサイドのときナイスボールと花田に声をかけるほど。広島世界選手権、チェンマイアジア選手権では方同賢、趙士城、李佳鴻が花田の攻撃球を完全に押さえ込んだ。果たして葉佳霖はどう処理するか?興味津々だったが、結局止まらなかった。難しいボールではあったが・・・他にも葉佳霖はなんてことのないリターンを何本もミスするなど乱調気味。バウンドがあわなかったのか?若さがでた、ということだろうか?(22才)。試合後は自分達のミスが多すぎた、と反省しきり。

花田・川村戦での王俊彦

 王俊彦は普通の調子、というか、いつもの王俊彦だった。ドライブボレーは相変わらず凄いのひとこと。ミスも少なからずでたが、もともとそういうテニスである。チェンマイ以降磨きのかかってきたバックボレーはさらに凄みと切れを増しており、花田・川村戦最終ゲームのもっとも追い込まれたシーンで難しいポーチボレーをスパッーと大胆決めてみせ、唖然とさせられた。その技術、度胸(メンタル)両方に。いったいなにを考えているのか?招待インドアだから、ではない。この王俊彦という男は本番の国際大会でもこういうことをやってのけるのだ。まるであのアンリ・ルコント(1988全仏シングルス準優勝、1986ウィンブルドンシングルスベスト4)の再来とでもいえばルコントを知る人にはわかってもらえるだろうか。私はほかに表現方法を知らない。この一本がみられただけで彼をはるばる台湾から呼んだ価値があったといえるし、熊本までみにいった甲斐があったというものだ。値千金のスーパーバックボレーである。僕はこういうプレーのためにソフトテニスを地の果てまで追い掛けているのだ。

第17回全日本選抜ソフトテニス熊本大会
 
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