SHI-TING
WANG part3
復活待望編
Shi Ting WANGは復活する。いやもうすでに復活している。復活待望編としたのはまだ台湾予選がおわったわけではなくその中途だからだ。
国家代表になってこそ本当の復活だろう。
あの世界選手権での衝撃的な登場以来、国際大会の度に復活がまことしやかに噂されて、
それはほんとうにうわさにすぎなかったし、私自身もWANGの復活は台湾ソフトテニス関係者の希望的観測にすぎないのではないか、 と書いたりした。
今回も昨年の段階から復帰がささやかれていたが、すでにゴルフプロをめざして訓練中という確かな情報をもっていたので、またデマだろう、と考えていた。
それが真実味を帯びてきたのは今年にはいってからで、まず台湾連盟から某メーカーにShi Ting WANG用のラケットが発注されたことをきいたことに始まる。あれ、本気かな、
とかんがえたのだが、たしかに復活するならアジア五輪だ。以前もおつたえしたように台湾は国際大会で勝つと国家から報奨金がでる。 これがアジア競技大会ではケタが違うのだ。
具体的には優勝すれば日本円にして約1200万円になる。
これは優勝者すべてにであり、例えばダブルス優勝ならそれぞれに1200万つまり計2400万がペアに支払われることになる。 台湾は3年前に自国で世界選手権を開催し、同額の報奨金が用意されたが、世界選手権が国外で開かれた場合に報奨金がどうなるがは未確認。アジア選手権や東アジア競技大会はだいたい5分1弱ほどの報奨金。ただし2000年より規定がかわり、大会ごとのポイント制が導入されて、一定のポイントにたっしていないと報奨金が支払われない。ポイントは累積されていくわけだ。もっと具体的にいえば、アジア選手権や東アジア競技会ではたとえ優勝してもその限度をこえないように設定されているようだ。当然これは選手の競技生活へのモチベーションを維持するための処置である。
つづいて台湾の硬式テニスの有力者から「ワンはいまソフトをやっている」との証言を3月末に得ることができた。台湾というところは情報が非常に錯綜していてややこしいので、正直これでも不安があったのだが、現時点で台湾では予選が進行中であり(6月末まで?)、それに参戦していることは間違いない。
先月韓国へいったさいにこのワンの復帰のことを話したら、ひときわ話しに熱がはいり、今回は前(世界選手権)のようにはいかない、と鼻息はあらかったが、やはり3年前の屈辱はこたえたようで、身ぶり手ぶりをいれて、それは大変に盛り上がった。
実はワンは前回のアジア五輪(バンコク大会)の金メダリスト。むろん硬式テニスのだ(女子団体戦。ワンの大活躍で台湾が優勝)。もし今回ソフトテニスで金メダルをとることになると、前代未聞、前人未到、いや空前にして絶後の大記録となる。当然ソフトテニス側からみればあまり名誉なこととはいえない。逆ならすごいが・・・
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