第1報

男女団体戦第一日 対戦結果はこちら

中国、男女とも日本を破る快挙!!

   思わず快挙と書いてしまったがソフトテニス界全体のことを考えるとなるほどそうかもしれない。が、やはりショックは大きい。世界のスポーツ大国である中国が本腰をいれて取り組んでいる以上いつかは日本も追いつかれ破れる日がくるとは予想はしていたが、まさかこんなにはやいとは!!しかも男女ともである。

 もっともジュニアのレベルではすでに日本は破れている。いずれにせよ時間の問題ではあったのだ。むしろ今年でよかったのかもしれない。もし来年だったら目もあてられない。来年とはもちろん本命のアジア・オリンピック(タイ・バンコク)のことである。

 ただ気にかかるのは男子の敗戦の内容である。通常国際大会の団体戦は(紆余曲折があったが)3ダブルス、2シングルスの点取戦(3点先取)で争われる(対戦順はD.S.D.S.D)<くわしくはこちら>。

 苦手のシングルスで折角1-1のタイとしながらダブルスで2点うしなって負けているのだ。日本のシングルスが出場国中4番目なのはわかっていた(このことについては深入りしている余裕はないが念のために付け加えておくと、日本選手が能力的に劣っているわけでは決してないと思う。ただ環境がないのだ。なにしろ国内で行われているシングスの試合は、学生はのぞいて、わずかに1大会だけという状況なのだから)。現実に韓国相手にはここ2大会('95世界選手権、'96アジア選手権)の団体戦においてシングルスでは1点も獲得していない(台湾とは対戦がない)。

 今回の日本の代表をみてもシングルスのスペシャリストである平山選手(その平山選手でさえ'96年のアジア選手権においては中国の2選手より下位の6位にランクされた)を外してダブルスにかけた布陣をしいており、シングルスで一点とれれば御の字なのだ。しかもこの布陣は韓国、台湾に向けてのものだと思う。中国戦ではない。先の2大会での中国との対戦はいずれも3-1で日本の勝ち。'95年の世界大会ではトップの中堀・斉藤組が固くなって破れたものの(ファイナル)、以後シングルスでの2点を含む3連勝で勝っている。このときの感じたのは(中国は)能力は高いもののまだまだソフトテニスの奥義には達していないということであった。

 ただ、負けた初戦はもちろん、勝ったNO.2ダブルス(3対戦目)の北本・高川組も常に重苦しいムードで戦っており、中国戦に非常な重圧を感じながらやっているのは気になるところではあった。もちろんむかっていけるわけがない。しかし受けて勝つには相手が強くなりすぎたということであろうか。次からが中国の本当の力がためされるわけで、また今回でも韓国、台湾との対戦結果が楽しみである。

  日本はこの敗戦がよほどこたえたのか次の台湾戦(廖南凱が復帰したか?)に何と零敗!!たしかに台湾は現在、日本、韓国と互角かそれ以上の力があると思うが3-0の差はあるまい。これで男子は金メダルはおろか銅メダルさえ危うくなってきた。のこる韓国戦はなんとしても制して意地をみせてほしいと切に願う。

  女子は負けた中国戦につづく台湾戦に勝ったが、ともにすべてのシングルス(中国のシングルスは世界選手権の1位と2位であり、もはや順当といえるかもしれない)に負けて日本のシングルスに対する無策振りをさらけだしてしまった。女子のシングルスの弱さはことによると男子以上で世界選手権の個人戦では(ソフトテニス後進国の)フィリピン選手にさえ敗れている。
女子は残す韓国戦に勝てばまだ優勝の目はあると思う。 がんばれ!!日本

男子(主な)対戦結果 女子(主な)対戦結果


中  国 3-2 日  本
複2-1
単1-1

台  湾 3-0 日  本
複2-0
単1-0

日  本 3-0 モンゴル
複2-0
単1-0

台  湾 3-0 モンゴル
複2-0
単1-0

韓  国 3-0 中  国
複2-0
単1-0

韓  国 3-0 台  湾
複2-0
単1-0

中  国 3-2 日  本
複1-2
単2-0

日  本 3-2 台  湾
複3-0
単0-2

日  本 3-0 モンゴル
複2-0
単1-0

台  湾 3-0 モンゴル
複2-0
単1-0

韓  国 3-0 中  国
複2-0
単1-0

韓  国 3-0 台  湾
複2-0
単1-0