アジアソフトテニス選手権

ASIAN SOFT TENNIS CHAMPIONSHIPS

概要

2004チェンマイ大会アジア競技大会への参加、IOC公認種目認定をにらんで1988年に創設された。

以後世界選手権の翌年(夏期オリンピックの年)に4年毎に開催されており、2016年で8回を数える。

四大国際大会の中ではもっとも比重が軽い存在との指摘もあるが、アジアに強豪が集中しているのは衆知のとおりであり、上位のレベルは極めて高く、つづくBグループの進境も著しい。3強各国とも選手選考にあたっては他の大会同様の厳密さでおこなっている。

また日本、韓国、台湾以外のいわゆる第三国での開催がおおいのも特徴的、第7回大会までにタイで2度、インドネシアで1度、日本で2度、韓国、台湾で1度開催。モンゴル、フィリピン等での開催も噂され実際に検討されたようだが現在にいたるまで実現にはいたっていない。(画像は2004チェンマイ大会での様子)


会期

秋に開催されることがおおい。

開会式をふくめて5〜6日間。

(日本、韓国、台湾以外の)第三国で開催されることがおおいためか、極めてフレキシブルに運営されているような印象もある。例えば2004チェンマイ大会では午前中に決勝をおこない、午後は別種目がスタートという特異な日程が組まれた。(画像は2008ムンギョン大会開会式)

 

 

 

種目

男子国別対抗団体戦、女子国別対抗団体戦、男子ダブルス、女子ダブルス、男子シングルス、女子シングルス、ミックスダブルス

第一回大会(1988)は団体とダブルスの計4種目。第二回大会よりシングルスが導入された(第二回大会では公開種目)

第5回大会よりミックスダブルスが追加。

 

 

 

国別対抗団体戦

たびたびレギュレーションが変更になる。オリジナルの変更というよりは、前年の国際大会(世界選手権)の試合形式を踏襲するかたち。

現在まで4つの異なる対戦方式でおこなわれている。2004年第5回大会(チェンマイ)より現行の2ダブルス1シングルスになった(試合順はダブルス、シングルス、ダブルス)。(画像は2008ムンギョン大会男子国別対抗団体戦準決勝 日本 vs.台湾より)

2016 2ダブルス1シングルス
2012 2ダブルス1シングルス
2008 2ダブルス1シングルス
2004 2ダブルス1シングルス
2000 3ダブルス2シングルス
1996 3ダブルス2シングルス
1992 3ダブルス点取り戦(但し登録は4人)
1988 3ダブルス点取り戦

個人戦

四大国際大会において最初にシングルスが導入されたのがこのアジア選手権。1992年の第二回ジャカルタ大会に於いて実施された。2004年の第5回チェンマイ大会よりミックスダブルスも加わり、2016年現在、個人戦は計5種目となっている。

トピック

概要欄において四大国際大会やや比重が軽い、と書いた。とくに21世紀に入ってから韓国、台湾の2国でその傾向が強いようだ。

韓国においてはそれが特に顕著で前年の世界選手権を区切りとして有力女子選手が大量に引退、代表には初出場組が目立つこともある。

男子は男子で若手有力選手がこの時期に2年間の兵役に就くことがおおい。総じて代表の水準がさがることはまちがいないが、マイナス面ばかりでもない。ベテランの復帰の舞台、さらに若い学生の有力選手たちの登竜門となることが多く、キムドンフン(韓国)、キムジェボク(韓国)、キムキョンリョン(韓国)という今世紀を代表するスター選手がまずこの大会での活躍をキャリアのスタートしている点に注目したい。

台湾においても李佳鴻がこの大会(2004チェンマイ大会)で鮮烈な国際大会デヴューをはたし、いきなりトップクラスに躍り出た。

日本においてはアジア選手権を軽視する傾向は特にみられないが、2011年の世界選手権で決勝をあらそった菅野、小林の二人が2004年チェンマイ大会が国際大会のデヴューだったのは偶然ではないのかもしれない。

(画像は2004チェンマイ大会でのキムキョンリョン。まだ高校を卒業したばかりの10代。団体決勝で世界チャンピオンの河野を完封。衝撃的なデヴューを果たした。以後団体戦のvs.日本すべてシングルスに出場し負け無しの5連勝)

第7回嘉義大会 2016

台湾で初めて開催。1999年の世界選手権以来の台湾開催でもある。台湾の国際大会は台北、台中開催が通例であったが今回初めて南部の都市嘉義で開催となった(80年代に第一回アジア学生選手権が台南で開催されている)。 種目等は前回大会をほぼ踏襲。シングルスにはじまり団体戦で終了した。大会二日が途中降雨で中止、3日目は彰化市まで移動して室内でミックスダブルス決勝まで行った。最終的に日程が一日延びるという異例の事態に。

開催地と勝者

      男子団体 男子シングルス 男子ダブルス ミックスダブルス 女子団体戦 女子シングルス 女子ダブルス
2012 第7回 嘉義
台湾(ハード)
日本 キムドンフン(韓国) 賴立煌・何孟勳(台湾) 小林奈央・中本圭哉(日本) 日本 杉本瞳(日本) キムエーギョン・チュオク(韓国)
2008 第6回 ムンギョン
韓国(クレー)
韓国 キムドンフン(韓国) イヒョンス・ヤンヂンハン(韓国) キムチウン・キムキョンハン(韓国) 韓国 キムキョンリョン(韓国) 上原絵里・平田清乃(日本)
2004 第5回 チェンマイ
タイ(ハード)
台湾(中華台北) リンシュンウ(台湾) キムジェボク・パクチャンソク(韓国) 中堀成生・上嶋亜友美(日本) 日本 渡邉梨恵(日本) 玉泉春美・上嶋亜友美(日本)
2000 第4回 佐賀
日本(砂入人工芝)
日本 バンジュンハン'(韓国) 平山隆久・土師宗一(日本   日本 パクユンヒ(韓国) 上沢恵理・裏地美香(日本)
1996 第3回 バンコクタイ(ハード) 韓国 イミョング(韓国) 北本英幸・齋藤広宣(日本)   韓国 キムキョンジャ(韓国) 謝雅萍・陳秀如
(台湾)
1992 第2回 ジャカルタ
インドネシア(クレー)
日本 廖南凱(台湾) イミョング・チョジョンチョル
(韓国)
  日本 チョンスンファ(韓国) 熊野・砂本(日本)
1988 第1回 名古屋
日本(インドアハード)
韓国   キムソンス・チャンボンクン(韓国)   台湾   李淑恵・李秀媛
(台湾)
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