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数あるソフトテニストーナメントのなかで、国内最高峰のポジションに位置するのがこの全日本ソフトテニス選手権。他の大会とは比べもにならないレベルを誇る。出場する選手のモチベーションがまるでちがうのだ。目の色が違うのだ。とにかく日本で一番すごいテニスをみたかったら、この大会を見に行くしかないし、これをみないでソフトテニスを語ってほしくない。(この先は、もう国際大会しかないが、これは国外での開催がおおいので、なかなかみにいくことはかなわないだろう)。出場すること自体がなかなか困難なトーナメントだが、今年から出場のためのカットラインが上がったので、さらに厳しい、真の日本一をきめるトーナメントにふさわしい偉容をそなえたイベントとなることであろう。
なおこの大会の決勝の模様は10月27日にNHK教育において録画放映される(15:00-16:00)
男子は現在2連勝中の中堀・高川がやはり中心。他のトーナメントはともかく、国際大会やこの全日本での強さは別格、くり返しになるが真の中堀・高川をみたかったら国際大会か天皇杯を見に行くしかないのだ。続いては東日本、社会人と連勝した篠原・小林。両大会と同様、ダブルフォワードでのチャレンジになるだろう。9月の世界選手権において男子テニスは完全にダブルフォワードの時代にはいったことが示された。日本国内ではその意識がまだまだひくいのが気掛かり。篠原・小林の活躍に日本男子の未来がかかっているとも言えるだろう。世界選手権予選で優勝した花田・川村、3組が現在男子のベスト3だろうが、やや花田・川村は元気がない感じ。ナショナルチーム以外では全日本インドアに優勝した森・日野に注目。とくに日野のスケール、凄みはワールドクラスであり、国内だけにその強烈なテニスを閉じ込めておくのはほんとうにもったいないとおもう。この大会でいっきに壁をつきやぶり、世界飛躍への足掛かりとしてほしい。好調の大鹿印刷勢からも目が離せない。
女子は昨期で有力後衛がごそっと引退し、ぐっと小粒になった。さらに今年が最後といううわさの選手もちらほらいて、いったいどうなってしまうのか。昨年決勝を争った杉本・上嶋(東芝姫路)、世界選手権予選優勝の上原・平田(ナガセケンコ−)がそれぞれ西、東のチャンピオンになった。杉本・上嶋はその後の社会人も制し、頭一つ抜けているか、とおもったが、何と韓国から農協チームが出場することになり、俄然、緊迫してきた。農協チームには世界選手権団体優勝メンバーが3人ふくまれている(個人戦のみのBチームも含めると6人)。韓国には砂入り人工芝のコートがほとんどないのでハンディがあることはいなめないが、チームには勢いがあるだろうし、久々の韓国女子の皇后杯獲得があるかもしれない。特にエース後衛の金智恩は世界選手権三冠王(団体、シングルス、ミックスダブルス)、アジア五輪二冠(団体、ミックス)であり実績、実力ともにダントツの世界NO.1ベースライナー。以前は日本で長らくプレーしていたのでサーフェースの違和感もすくないだろう。ただ今回は李福順(イポクスン)と正規のペアリングではないとのことで、ちょっともったいない。
写真左が中堀成生(NTT西日本広島) 右が金智恩(韓国 農協中央会)
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