「我愛台北」は台北市内の地下道に張られていたスローガン。台北市はアジア的というよりは、バンコクにくらべてだが、東京的、がそこかしこに屋台があり、やはり楽しい。今回観光している暇はほとんどなかったが、近いうちにもう一度おとづれてみたい。またソフトテニスがらみとなりそうだけれど・・・
会場点描
世界選手権観戦報告その2
大会期間中さまざまなことを考えた。さまざまな情報を仕入れた。それがもうひとつ整理されて言葉となってでてこない。そのなかでこの観戦報告を書いている。だから話が前後することにもまた、さらに、なりそうだ。できるだけ書きたいことから書くようにしたい。そうでないといつまでも書けそうににない。
| players
list no.1 |
| American
S-T Ass.U.S.A |
| head |
Shokawa,Stephen |
| men's
coach |
Rozen,Rick |
| women's
coach |
Friedman,Ronald |
men's
player |
Oliver,Steve
Charles,Edward
Victor,Gary
Cignarelli,Craig
Rohmfeld,Warren |
women's
player |
Gross,Laura
Camaje,Darice
Thompson,Tracey
Hermann,Maureen
Funk,Kim |
大会会場は台北市とお知らせしてきたが、正確にはそうではない。台北市郊外の桃園県亀山郷というところにある国立体育学院(NATINAL
COLLEGE OF PHYSICAL EDUCATION AND SPORTS)の体育館だ。
大学の体育館といっても日本のイメージとは全然ことなり、一万人は入ろうかという巨大なアリーナだ。台北市からは車(駐車場も広大)で、高速を使って40分ほど。選手や役員の宿泊している美麗華大飯店(HOTEL
MIRAMAR)から、ここでウエルカムパーティーやフェアウエルパーティーも行われた、シャトルバスがでている。
| players list
no.2 |
| Brasil S-T Ass.BRASIL |
| head |
Nomura,Michinobu |
| men's
coach |
Nomura,Koko |
men's
player |
Matsumoto,Masao
Nomura,Kai
Tanaka,Breno Atsushi
Yuki,Fabio |
私自身は自分のホテルから毎朝トコトコ美麗華大飯店まで歩いていき、このバスを利用した。ただ試合開始は9時、シャトルバスは7時と9時、当然7時に乗らなければ試合開始に間にあわない。会場へついても試合開始にはたっぷり時間があるわけだが、しかしこの試合開始までの時間が今大会の重要な見所の一つでもある。世界大会といっても水準に達していて勝負になるのは4ヵ国(韓国、台湾、中国、日本)だけだ。今回は中国が不参加だったのでさらに試合そのものの見所は減る。これは全く残念なことだ。これについてはまた別でふれる。
なにが見所か?練習である。コート全面にひろがって廖南凱が、葉育銘が、劉永東が、郭旭東が、方同賢が、全寅修が、謝順風が、姜志淑が、斎藤広宣が、中堀成生が、高川経生が・・・キリがない・・・練習している。壮観というしかなく、当然、夢中でビデオを回すことになる。このショウ?はもう一回あって全試合終了後、最終バスがでるまでの時間にも行われる。ある日などは体育館の照明がおとされるまでなかにいたものだ。至福の時間である。
試合以上に一流選手の練習というのは興味深いし、参考になる。天才たちの技術がぬき身でしめされるからで、機会があればぜひご覧になることを勧める。
ここでは台湾選手のイマジネーション溢れる練習振りが秀逸。練習方法にも当然国民性は現われる。
アメリカ選手のパワフルさにも目を奪われた。どういうわけかゲームになるとおとなしかったが、まだ慣れていないということだろう、練習はすごい。とくに先(観戦報告その1)にあげたスキンヘッドOliver選手にはおどろいた。またCignarelli選手のランニングジャンピングサービスもすごい。彼はこれをたしか岐阜でも披露しているが、今回は中華台北の練習を熱心にみていた彼が練習に割り込んで(この辺、かなり、おおらかな光景で世界大会ならでは)謝順風を相手にラリーを陳選手と交代で練習。ストローク力も見事。そして十八番の例のサービスの登場である。ランニングジャンピングサービスは硬式テニスでは御法度、がソフトテニスには特に規定はない。あまり確率はよくなく、謝選手が何度もリクエストし(このへんみていて実に楽しい)、インのボールを見事にリターンし練習終了。クレーでは相当な威力がありそうだが、今回のサーフェースはボールが極端に止まるようだ。このCignarelli選手のサービスはビデオに収めることができたので機会があれば紹介したい。
(そういえばこれに似たサービスをある学連選手がやっていたのを思い出した)
この巨大なアリーナにはコンクリートをグリーンに塗装した3面のコートが設置されている。ここがメイン会場になるわけだが、別にサブコートとして体育館の裏側にTENNIS
HALLという小さな体育館があり、そこに4面のコートがある。2面づつにわかれた2つのジムからなり、天井もひくく観客席もない。見る人はコートの間の少し広いスペースで観戦となる。メインアリーナとは全くちがったフレンドリーな雰囲気が抜群。団体戦ではここでは強豪三国がぶつかるような重要な対戦こそなかったが、韓国選手などはそうとうリラックスして試合に望み、選手権というよりは国際親善としての世界大会が強調される。相手のナイスプレーでのポイントには(韓国)ベンチの選手がおしみない拍手をおくり(ふざけた感じではむろんない)、試合をまつ選手たちも、観戦するひとたちと積極的に交歓する。実にいい風景だった。日本が応援もふくめて常にストイックな姿勢を貫いていたのとは対照的。
men's team competition
Preliminary Round
court no.6,12.10 9:00 |
| MONGOLIA vs.U.S.A |
03-20 |
| no.1W. |
0Mandakhnaran/Enkhmunkh
vs. Oliver/Cignarelli |
05-30 |
| no.1S. |
0Bayartsogt
vs. Victor |
04-00 |
| no.2W. |
0Tugulour/Bayartsogt
vs. Charles/Rohmfeld |
02-50 |
| no.2S. |
0Mandakhnaran
vs. Oliver |
01-40 |
| no.3W. |
0Enkhmunkhie/Tuguldur
vs. Cignarelli / Rohmfeld |
05-10 |
三国以外ではここでも熱戦がある。特にフルセットになったモンゴルvs.U.S.Aの死闘はみていても面白くて、技術とか戦術をこえて楽しめた。
サーフェースはもともとはハードのようだったが、あまり状態がよくないのか、日本製のカーペットコートが4面とも敷かれていた。あまりうるさいことはいいたくないが、国際大会としては同じ大会でふたつのサーフェースというのはいかがなものか。こういうことはスタンダードを決めてしまえばいいと思うし、そうでないとソフトテニスはいつまでも垢抜けない。これはサーフェースの問題だけではない。またここ(世界選手権)だけの問題でもない。
「コートの友」という硬式テニスの公式ルールブックをみると、実にさまざまなことについて細かくきめられいるのにおどろく。それにはさまざまなオプションが付けられ、実にさまざまな事態に柔軟に対応できるようになっている(たとえばタイブレークもオプションだ)。
メインアリーナの正面玄関をはいると天井の高いエントランスホールがあり、レセプションが正面に(ここでポスターとパンフレットが販売されている)、
その横にその日のオーダーオブプレイがしめされたボード(グリーンとイエローのコントラストで、高さ2.5メートル幅が10メートルぐらいか、プレートをはめ込む方式)が置かれている。このレセプション他で働く学生さんたちがとても親切で何度お世話になったことか。
エントランスホールはアリーナを取り囲むように一周しており、そこにはさまざまなブースが設置されている。この体育館を設計した鄭良一氏(大会執行委員長でもある)の撮影した世界中の体育施設の写真や、台湾の文化を紹介したビデオにパネル、9月の震災の様子を伝える写真展、民芸品の展示(素朴な楽器等がおかれ常にだれかによって奏でられいる)、また書道や中国武術の実演なども行われていた。
| players
list no.3 |
| Indonesia
S-T Ass.INDONESIA |
| head |
Gondowidjojo,Mien |
men's
player |
Gularso
Maulana,Yusuf
Ferly Motolalu
Alfon Sopakua
Irvan Lugito |
women's
player |
Zenaeda
Luisa,Lelametan
Nursanti Ebo
Emi |
オーダーオブプレイのボードのまえにはコーヒーショップ(ここのコーヒーはうまかった)があり、各国のソフトテニス関係者が歓談する姿がみられた。また試合のない選手たちもここで休息することがおおく、とくに地元台湾チームのリラックスした姿が印象的。
そのショップの横にはプレスルームがあり、ここではその日のリザルトがコピーされ配布される。ここでは電話回線にも接続でき、このページの第1〜3報もここから送った。
話は変わるが大会期間中の台北地方の天候は不順、曇りがちでほとんど晴れ間がない。ときおり雨もぱらつく。気温はそれほどひくくないが風がかなり強烈。このシーズンはいつもこうだそうで、とてもアウトドアではできそうにない。
中華台北軟式網球協会(Chinese Taipei Soft Tennis Association)がこの大会の開催にかけた費用は六千万円だそう。大会の運営はかなり大雑把でそれが台湾的(否定的にいっているのではない)。大会は新聞でもおおきく取り上げられ、とくにシー・ティー・ワンの活躍には紙面がさかれていた。またケーブルテレビで生中継されており、アナウンサーと解説者がメインアリーナの2番コートに張り付いて終日実況。団体戦の決勝があったときなどは(朝一の女子準決勝から)一日中中継していたのではないだろうか(男子の決勝が終わったのは20:30ごろだった)。全部みた人いるんでしょうか?
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