その2で書いたように国際親善としての側面も嫌いではないというか、積極的に大好きである。そういった面をなくしてはいけないし、大事にすべきだと思う。ただそれだけではいけないということだ。、何も知らない人にアピールするにはその3に書いたようなことをもっと考えていかないといけないのではないか。

速報!!女子シングルスで優勝したSHI-TING WANGは13日全豪オープンの予選ラウンドに出場、一回戦でフランスのAlexandra Fusaiに7-6 3-6 3-6 で敗れ本戦出場はならなかった。

男子国別対抗戦 準決勝 日本 vs.台湾
世界選手権観戦報告その4

 
men's team competition
S-final JAPAN vs. C.TAIPEI 00-30
no.1W. 0中堀・高川 vs. 廖・葉 04-50click on!!
no.1S. 0平山 vs. 00-40click on!!
no.2W. 0室谷・斎藤 vs. 郭・方 02-50click on!!
no.2S. 0中堀vs. 0---0
no.3W. 0平山・高川vs. 郭・葉 0---0
世界選手権国別対抗戦は11日の午後まで穏やかな曲想がつづいていたが、 15:00にはじまった男子準決勝台湾vs.日本で猛烈にクレッシェンド且つアッチェレランド(加速)し、いっきにクライマックスに。それは12日の男子国別対抗戦決勝第1シングルスを頂点とし、地元の歓喜の爆発のなかで終息した。
 日本vs.台湾のキーとなったのは中堀成生高川経生vs.廖南凱葉育銘の第1ダブルス大将戦。中堀・高川は国内予選一位、廖・葉も10月の台湾国内予選一位

台湾は全て予選(10月)でメンバーを決めている。この大会(世界選手権)で優勝すればひとり300万元---約1200万円(これはアジア五輪と同額)---の報奨金が政府から支給されるとなれば下手な代表選考はできまいが。また報奨金はコーチにも同額支払われる。今回の大会では総額2億円以上の報償金が支払われた。ちなみに予選2位は郭旭東・方同賢。劉家綸は謝順風とのシングルスに勝って代表に。

 一日6時間一ヶ月の合宿をこなした地元台湾。練習では廖南凱のストロークは安定しきっていたが、この試合はかなりナーバスになったように見えた。

彼にいわせると、「相手がはやいペースできたのでゆっくりやろうと考えた。相手のペースでやってはいけない。ナーバスになったわけではない」、とのことだが・・・、彼は今回得意のアンダーカットサーブの打点をかなり高くしている。その理由は「確率をあげるため」(廖俊一監督)だが実際にはかなりこの試合ファーストの確率(下表Match Statistics参照)は悪く(打点が低かったときよりも)、やはり相当重圧があったよう。
 中堀・高川のテニスは出足すばらしく、テンポを詰め、畳み込むような攻撃をみせる。これぞ国際大会向きの(リアルな)テニスといえよう。
 中堀はオープンスタンスを多用、以前はアングルよりもデプスのストローカーであり、個人的にはそこが(わずかな)不満であったが、オープンスタンスの採用によりコースがワイドに広がり、さらにブラッシュアップされた。

 しかしリードしてからさらにシフトアップすべきところをシフトダウンしてしまう。これは天皇杯の決勝でも感じたことだが、リードしたときにさらに強さを発揮しなければいけないのに、そこにもうひとつ課題ありか?。無慈悲なまでの強さをリードした場面でこそ発揮してほしい。

後半にペースダウンしてしまうのはなにも中堀組の専売特許?というわけではなくて、日本風といえることもできる。これがプレヴューで書いた日本テニスのもつロマンテックな幻想(アナクロともいう)に起因しているのではないか、と考える。中堀・高川は明らかにそれを払拭しつつあるが・・・
 また高川のスマッシュミスも明暗を分けた。彼のスマッシュは破壊力においては他国と遜色なくむしろ上回る部分さえあるが、おおなたをふるうような豪快さばかりに気をとられ、風にそよぐ短冊を日本刀でまっぷたつにするような鋭さ、精度に欠けているような気がする(これは国内ではほとんど感じることがないのだが・・・)。スマッシュだけでなく彼のミスは後半3Gに7と終盤に集中している。この精度にかけている部分が後半の大事な場面で力が入ったときにミスとなるのではないか。このことをメンタリティの不足等(そういう人がおおい)の理由で片づけるのは簡単だが、その前になんらかの技術的な課題が残されているのではないか。
 高川はボールにさわってなんぼ、の選手であり、それが魅力。つまりリスクを恐れずに果敢にエースを奪いにいくわけで、精度をあげるにはさらなる技術的修練以外に道はないし、それを望みたいもの。

 この事とは直接関係ないが、なにかといえばメンタル面の問題にしてしまう風潮には危機感を覚える。これは某雑誌にもでていたので詳しくは触れないが・・・(あの記事は某雑誌では久々のヒットだった---我が意を得たり、の心境)

men's team competition
semi finals NO.1doubles , Match Statistics
  winner err 1st Serve Double Faults
 廖南凱 4 10 61.9%(13/21) 0
葉育銘 18 4 75.0%(12/16) 1
中堀成生 5 5 80.0%(16/20) 0
高川経生 12 10 50%(6/12) 0

◇第1ダブルス詳細はこちらをクリック◇

中盤で廖南凱は、中堀組のシフトダウンにつけ込み、激しく打ちいつものペース。このへんの切り替えがさすがで相手のペースにあわせないという彼の言葉が思い出される。ただ8Gめの混戦(8-10マッチも一本あった)はやはりわけがわけが分からないというか、意識したというか、いつもの台湾風というか(これが一番あたっているか?プレヴューでも書いた通り台湾のテニスはわけがわからないところがある)。

 気になった点、G2-0とリードしたゲームのボールカウント2-2のシーン。中堀のセカンドから、廖がクロスへ素晴らしいシュート、これに対する中堀のリターンが短くなるが、高川を気にしたか、廖クロスへサービスラインぐらいにバウンドするような甘いロブ、中堀が前に詰め、グッと踏み込み、肩を入れ、高い打点から前衛アタックか、と思われたシーン。高川はフォロー体勢に入るためにポジションを下げ、センターラインを跨ぐ位置まで移動、が、どういうわけか、中堀、クロスへなんの変哲もないシュートボール、しかも短い(このサーフェイスはボールが極端にとまるのでさらに始末が悪い)。むしろ相手の廖も慌てたぐらいだが、さすがにきっちり(ガラ空きの)ストレートにパッシング、必死のリカバリーショットを葉がスマッシュ、続いて廖のスマッシュで決(彼のスマッシュポイントはこの試合で3本)。同様なシーンは次のGにも。

同様というのはクロスへの甘いボールに対して前衛への牽制をいれながらクロスへシュートし、甘くなってしまうことを指す。牽制に意識が行き過ぎ打点が近くなり、(クロスへのシュートが)甘くなるか? 遅いコートだったから特に気になったのかもしれないが。
葉育銘が大会NO.1前衛 
国別対抗戦初日会場コーヒーショップでくつろぐ台湾男子。
左から廖南凱、郭旭東、新聞をよんでいるのが方同賢

 しかし、やはり(中堀・高川組がどうというよりは)廖・葉は強かったというしかないのか。完全に受けた試合内容ながら受けきってしまうあたりはやはり唸らされる。また今回は葉育銘の活躍が見事(先年のアジア五輪では団体戦の初戦の中国戦NO.1ダブルスで敗れてから調子を狂わせてしまったが)。
 特にG1-3とリードされた場面で(2Gで)6ポイントし一気にタイにもっていくあたりは圧巻。
 その5Gめは高川選手の廖がはなったレシーブのポーチボレーで始まるが、0-1となった次、リターン後ストレートに大胆なポーチしたあたりは凄い迫力(中堀がショートクロスのレシーブを警戒したかフットワークを横着したところをすかさずといった風)。
 全体でも18ポイント4ミス(高川は12ポイント10ミス)。ファイナルでは5ポイント2ミス(高川は0ポイント1ミス)。
 リターンもバラエティに富み、とくにアングルにおとす柔らかいタッチのショート(逆)クロスは効果的(カット面でやるわけではない)。

葉育銘はレシーブ練習には大会期間中も随分時間をさいていた。ハード(ライジングでのアタック)なものもソフトなものも。

スマッシュ力も同僚の方同賢とともにすばらしく、威力、正確さとも日本を凌駕していたように見えた。実際に彼にスマッシュについて聞くことができたが、それについては長くなるのでこちら(をクリック!!)

 ポジショニングも大胆(にして絶妙、しかもだれよりもはやい)で今回ひかえめなポジションをとっていた高川より常に一歩は内側にいる感じ。ディフェンスも完璧。中堀がためて気合い充分に高い打点からせめたボールをほぼ完全にブロック。とくに4Gめ1-3でのクロスからミドルへの高い打点からのパス(というかアタック)を逆モーション気味ながら完璧にシャットアウトしたところは脱帽。
 大胆でいながらしかも手堅いという、難しいことを両立しており、大会NO.1前衛と呼んで差し支えないだろう。こう考えてみると中堀組の後半のシフトダウンもしかたなくも思えてくる。後半は打つところがない感じ。
 同僚の方同賢とともに台湾の前衛がもっともらしくて、技術も高い(陳については個人戦のところでふれる)。
 すでに日本の前衛力優位は、男子に関しては、なくなっている(バンコクでは韓国が一番だった)。
廖俊一監督によると葉育銘はナーバスになりやすいので廖南凱が常に励ましながら、プレーしているとのこと。
 このペアでの後衛優位はプレヴューでも書いたとおりだが、それは廖監督もみとめていた。しかし、この試合のような後衛が苦しい場面でもっとも力をだせたということで実力を示したといえよう(これが日本の前衛に現在もっともかけているところだ)。またこのペアのもつ真のペアワークの証明ともいえる。廖南凱はコンビネーションに関しては「われわれはなんの問題もない」と団体戦終了後こたえてくれた。
 このペアでの個人戦ダブルスの不参加はソフトテニス界の大きな損失であるし、この制度を容認している罪は取り返しがつかないほど深い。
 中堀・高川が後半ペースを失うのも前半のペースが自分たちのものではないからのようにも見える。二人とも国内ではみたこともないような表情、ガッツポーズの連続で、それは多分に意識的なものなのだろうけど、裏を返せば、平常心でできていないともいえる。
 表情がおもてにでる選手が国際大会向きとは日本ではよく言われることだが、果たしてそうなのか。国際大会を特別視することなく、いつものように、全力投球することこそ理想であり、中堀・高川にはそれをおこなえるだけの実力を充分にそなえているだけに、その派手なアクションが皮相なものにみえてしかたないし、彼ら自身をスポイルしているように思えるのだが・・・それは理想論だ。それで勝てれば世話はない、という声が聞こえてきそうだが、そうなのかもしれないが、そうでないかもしれない。あと一歩だとしたらそれがそのあと一歩なのかもしれないし、それを踏み出せばさらに先がみえてくるのかもしれない。その辺はすごく難しい問題だ。これほどプレッシャーのかかった場が年一度しかないようではどうしようもないのかもしれないし、一体なんでこんな状況になってしまったのか。というかいまだにそうなのか?
国際スポーツとして認知されたがっているのになぜ国際オープン大会がひとつもないのか。バトミントンのシドニー五輪の代表は(エントリー締め切り)直前の世界ランキングで決まる。そのタイムリミットまでの約半年間に10以上の国際トーナメントがあるそうだ。日本で(バドミントンの)ナショナルチームにはいるということはそのツアーに参加することを指す。日本ソフトテニスのナショナルチームとはなにか?いったいなんなのか?選ばれたって地区大会等から全日本までそれ以外の選手と同じにエントリーし、そういう大会の消化に毎年ソフトテニス界は追われるだけで一年が過ぎていく。年一度の国際大会においても参加することができるのはほんのひとにぎりで国際大会をみることすらできない(世界選手権にきていた代表以外のナショナルチームは男女あわせて4人ほど)。
 東日本とか社会人といった大会だってそうだ。あれにナショナルチームレベルの選手が参加する意味がほんとうにあるのか、と昨年の序盤のスコアをみて考えたことがある(4-0、4-0のオンパレードだ)。やはりトップ選手にはそれだけの場を用意しなくてはならないし、そうでないと選手自身がモチベーションをほんとうに高くもつことはむずかしい。
 競技スポーツとしては劣悪とさえいえる現状のなかで中堀・高川組などは信じられないぐらいの進歩を日々とげており、その情熱には頭が下がるばかりである。こういった選手達にそれなりの場を用意してあげるのが急務なのではないか。もちろんむずかしい問題でお金も人材も全然たりないことは充分承知している。
 まえにも書いたことだが、老若男女が楽しめる生涯スポーツというキャッチフレーズはすでに(それだけでは)通用しない(大事な側面であることにはかわりないが)。もっと手軽で安価でしかも楽しいニュースポーツが台頭しているし、気軽にできるという点では硬式テニスのほうがすでにはるかに上をいっている。ソフトテニスはクラブハウスへの投稿をみてもわかるとおり、すでにプレーすること自体がむずかしくなっている。いったいいつのまにこんな状況になってしまったのか。世の中はどんどん変わっていくのに、ソフトテニスはすこしも変わろうとしない。これではだめである。
 いろいろ書いてきたがこの試合はいい試合だった。今大会の国別対抗戦におけるダブルスでのベストマッチといっていいだろう。そして日本チームとしてはこの敗戦がすべてであった。プレヴューにおいて中堀・高川が勝ってはじめて勝負になると書いたが、その通りとなった。正直あとの2試合についてふれるのは気が重い。日本テニスの病根はかくも深いのか、とまざまざと思い知らされた感じだ。日本では1999年の天皇杯をみた方ならわかるとおり中堀・高川だけが飛び抜けた存在でそれはすでに大気圏外飛行にはいっているとさえいえる。

men's team competition
semi finals NO.1singles , Match Statistics
  winner err 1st Serve Double Faults
劉家綸 6 3 81.8%(9/11) 0
平山隆久 0 10 75.0%(6/8) 0
 平山隆久はシングルスのスペシャリストとして永らく日本代表をつとめてきた選手だ。しかしこと団体戦の韓国、台湾戦においては結果がでていない。バンコクではダブルスにでて韓国、台湾戦とも勝った。しかし、今回はふたたびシングルスに。
 シングルスは個人戦の結果をみてもわかるとおり、ストローカー主体からネットプレイヤーの時代に移った(これは日本国内でもそうなりつつあるのは1999年の全日本シングルスの結果をみればわかるだろう---ここでいっているのは男子のことである)。これには韓国が先鞭をつけた感じで(もっとも早いのは日本の高川だが)、バンコクでは国別対抗戦のシングルスに2人の前衛を起用した。今回も韓国は同様の陣容。台湾はストローカーの廖とネットプレイヤーの高校生劉家綸

しかし廖南凱はこの(遅い)サーフェイスではシングルスはやりたくないといっていた。
 ゲームは劉が思い通りに試合を運び、完膚無きまでに相手をうち負かした。リスクを全くおそれぬその果敢でイマジネーション溢れるプレーは敵ながらあっぱれで、脱帽するしかない。オープニングのサービスリターンを柔らかい絶妙のタッチでクロスへ短く落としたショットなどセンスも抜群。
彼は高校生だが(室谷選手のように)大抜擢というわけではなくて、予選をきっちり勝ちあがっている。

先にもすこし書いたが、台湾の代表はまずダブルス予選で一組をきめ、また残った組でトーナメントをおこないもう一組決める。あとひとりをシングルスで決める。

ちなみに劉家綸の父親は1981第4回世界選手権にでた劉聴達選手で当時の月刊軟式テニスには「ほえるような大声、ガッツむきだしで、日本ではとてもお目にかかれないタイプ」とあるが、ここでの応援ぶりもほとんど常軌を逸して?いた(あくまで声援と旗振りで罵声を発したりしないのだが、しかしその大音声は耳が痛くなるほど。web-masterは台湾大応援団のなかで観戦していたので、劉氏の振り回す応援旗にあやうく殴られそうになった)。がオフコートではとてもやさしく親切なおじさん(少しお話がきけた)。その第4回世界選手権では団体戦で杉本・西をやぶり園田・稲垣ともファイナルと当時常勝だった日本をあと一歩まで追いつめた名選手だ。

 この試合平山の奪ったポイントは劉のミスによる3ポイント、平山は10ミス(ネットが7本)。
 平山はシングルスプレーヤとして過渡期なのか自分のテニスを確立していない印象でもどかしい。ベースラインでプレーするのかネットに詰めるのか。その両方なのかもしれないがどうやってポイントしたいのかその意志がみえないのだ。

完璧!!方同賢

men's team competition
semi finals NO.2doubles , Match Statistics
  winner err 1st Serve Double Faults
 郭旭東 4 8 87.5%(9/12) 0
方同賢 13 2 87.5%(7/8) 0
室谷哲也 2 9 73.3%(11/15) 0
斉藤広宣 8 3 64.3%(9/14) 0
国際大会の上位の対戦のシングルスでは記録的な短さ(約13分)で終わったシングルスにつづいて、3番目第2ダブルス。日本はもう後がない。
 登場するのは日本期待のホープ室谷哲也とベテラン斉藤広宣の新ペア。台湾は1998年のアジア五輪個人優勝の郭旭東方同賢
 斉藤はアジア五輪の団体戦で平山と組み同ペアと対戦、勝利をおさめている。
 日本の国宝斉藤はやはり上手いが、ここではそう際だつほどではない。郭は斉藤が気になるようだったが、その存在感だけでゲームしている感じでもうひとつポイントにつながらない(が若い後衛つけたためか近頃になく積極的な動きではあったが・・・)。

 

一方の室谷、同い年の劉家綸が超現代的なテニスをしたのとあまりに好対照(というか落差のある)の旧弊なテニスに終始し、がっかりした。とくにカットサーブやショートボール(特に方同賢のレシーブはほとんど短く落としてくる)で前に引き出されたときにあわてて一生懸命に後陣に引き返すさまは、おいおいどこへいくの!!と叫びたくなってしまった。
 ほんとうにどこへいこうというのか?練習でうまくいかなかったらしいが、後ろにさがってどうしようというのか。時代を逆行するようなそのテニスに日本ソフトテニスの病根の深さを思い暗然となった。それがもっとも若い室谷であったことがさらにショックである。
 改めていうまでもないが室谷は素晴らしい選手である。よく現代日本でこんな選手がでてきたな、と思わされるほどの逸材である。しかし、彼も悪い意味で日本テニスの申し子なのだということが今回明らかになってしまった。無論これは彼の責任ではない。(日本ソフトテニスの)病根の深さというのはこのことである。

 一方の台湾の方同賢がいい出来(というか完璧)。おどろいたのはその自信に溢れる試合態度。アジア五輪個人優勝(実質世界一位だ)がよほど自信になったのか?

バンコクでは個人戦の決勝で廖南凱の鋭い攻撃を何回もブロックしたバックボレーが鮮烈な印象だった(バンコクの青い空にひびいた快音は今も耳に残る)。これは天下一品、掛け値なしの世界一。
 スマッシュ力も凄い。ストロークも切れがよく前衛のイメージを超える。なんといっても狙ったボール(ボレーにしろスマッシュにせよ)を一発できめてしまうのには、こうでなくてはネットプレイヤー(殺し屋!!)はつとまらないという感じ。また身辺を攻められたボールへの反応のよさはレベルが違うのではないかと思わされるほどだ。全体(総合力)としては葉育銘をうえにおきたいが、大会NO.2前衛としたい。
陳信亭の評価がむずかしいので保留か。個人戦の項をお楽しみに
 大事なことをわすれていた。カットサーブも彼のものが一番切れがあるようにみえた(ということは世界一だ---左の写真が方同賢のカット)。彼のカット(サーブ)はやはり打点の高い速いカットだが、バックハンドイースタン気味の超薄い面、というか面がほとんどないところ、から浮遊するボールは威力絶大。確率もすごくいい。

郭旭東はカットサーブこそあまり切れないが、その打球技術はシュート、ロブとも超一級品。レシーブ時に相手のカットサーブが短いとすかさずネットにつめ、ほとんどをポイントに結びつける。これはこのペアだけでなく廖・葉、謝・陳それに韓国もそれが当たり前になっている。積極的にやらないのは日本だけで、またそうされたときの対応策も充分とはいえないようにみえた(バンコクでも随分やられていたはずだが・・・)

サービスについて、この対戦中で高川選手以外の9選手すべてがカットサーブ中心。郭旭東、廖南凱、劉家綸の3選手はセカンドはオーヴァヘッド(劉、室谷両選手はファーストを一本だけオーヴァヘッドで打った)。平山、劉両シングル選手はストレートではファーストをオーヴァヘッド、クロスではカット。セカンドはオーヴァヘッド。

なおここでいうカットは台湾選手の場合、いわゆるアンダーカットよりも打点がかなり高い。腰の高さぐらい。平山選手はかなりひくい。中堀選手は高め。

速いカット遅いカットについては後日。

これで日本は新ルール下における台湾戦に4連敗(0勝4敗)。


 

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  4. 男子ダブルス決勝トーナメント
  5. 女子国別対抗戦決勝トーナメント
  6. 男子国別対抗戦決勝トーナメント
  7. 全種目メダリスト一覧
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