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新世代のヴィルトゥオーゾ

 

特集 世界選手権注目の選手 キムテジョン(韓国)のバックボレー

 
今年の代表決定後に左がペウオンソン、右がキムテジョン

3大会連続(個人戦のみの前回世界選手権をいれると4回)の国際大会代表となったキムテジョン(利川市庁)。現在の韓国NO.1前衛である。スリートップと比較するといかにも地味な存在だが、昨年のアジア競技大会の韓国予選での強さはペアのペウオンソンとともに圧倒的で、最初アジア競技大会の大本命だと書いた。しかし団体戦で2敗、とさえず、個人戦でも金メダルには手がとどかなかった。しかしペはシングルスで銀。キムはミックスで銅、ペ・キムでダブルスで銀、と出場種目すべてでメダルを獲得、なおかつ成績はいずれも日本選手を上回っており、地力の発揮したといえるかもしれない。満足はしていないだろうが・・・

団体戦での2敗はペの乱調からきており、キムは普通だった。個人戦にはいってペウオンソンが落ち着きをとりもどしたことで本来の力がもどってきたのである。準々で林鼎鈞・劉家綸(台湾)を5−0、翌朝の準決勝で中堀・高川を5−0、で倒した。尋常でない力である。しかし予選での強さをみたものとしては想定内、の強さだとおもう。

李佳鴻(台湾)はペウオンソンのバックボレーにパワーが無いと見切っていたが、この林・劉、中堀・高川相手の10−0にはさすがにビビったらしい。自分たちもそうなるのではと考えた、とあとで振り返っている。ちなみにキムテジョンは2008アジア選手権準々決勝で楊勝發・李佳鴻を5−2で破って銅メダルを獲得している(ペアはイゾンウ)。

今年の予選はもう一つぱっとしなかった。第一人者のプレッシャーなのか?韓国選手はこの世界選手権の予選が一番緊張するらしいが、そういう重苦しさをめいっぱいしょっているような戦いぶりだった。強さが見えない。しかし、計3敗でギリギリ追い込まれたが、次第に落ち着き、最後のキムドンフン・キムジュゴンに2連勝して代表を決めた。簡単にはまけないしぶとさがでてきた。

キムテジョン

キムテジョン

キムテジョン

 

キムテジョン

これは最初の決定戦での画像。右上も。2番目は2008アジア選手権。3番目は同韓国予選。

キムテジュン(利川市庁所属) 2008アジア選手権団体優勝 同ミックスダブルス2位、ダブルス3位。2010アジア競技大会 ダブルス準優勝、ミックスダブルス3位 2009NHopen ダブルス優勝

そっけないほどシンプル、韓流ボレーの典型である。韓流は特にネットプレーにおいて、日本のそれとはまるでテンペラメントが異なる。それゆえに拒絶反応を起こす人がいるのはとても残念、というかもったいない話だ。

グリップはヨンドンやキョンハンに比べてやや厚め。フルウエスタンというほどではない。バックボレー最適化グリップといえるかもしれないが、フォアボレーのリーチに多少影響があるかな、とおもわないでもない。むろん高い次元、極限のレベルでの話である。

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