船水颯人 年間三冠独占なるか? 平成最後の公式戦 全日本インドア明日開催 大阪中央体育館(丸善インテックアリーナ大阪)

全日本インドア 2月3日 大阪市中央体育館(丸善インテックアリーナ大阪) 地下鉄朝潮橋下車徒歩5分

昨年度の開会式風景

インドアシーズンもいよいよ大詰め、明日(2月3日)は全日本インドアである。毎年2月の第一日曜に大阪市で開催されるこのインドアは日本最古のインドア大会であり、


同時にインドアの最高権威とされる。日連主催であり、秋に開催される天皇、皇后杯全日本選手権とともに日本一を決める大会なのである。インドアのチャンピオン決定戦といってもいいだろう。平成最後の公式戦といっていいとおもうが、それにふさわしいといえよう。

出場資格はその年度(シーズン4月〜)の成績(ランキング等)が厳格に適用されるのでマスターズ的な存在といってもいい。競技生活をおくっている強者たちがまずこの大会への出場を目標として口にするとこともたびたびだ。

一般的にインドア大会というと集客力があるので、一種顔見世興行ともいえる祝祭的な性格をもっているのだが(その代表が東京インドア)、この全日本インドアはそんななかにあって選手権としての色合いがかなり強い。アウトドアの大会で感じるようなシリアスなムードが漂っているのである。

船水颯人 年間三冠なるか?

男子 船水は今シーズン(今年度)全日本シングルス、天皇杯に優勝し、日連公式の全日本タイトルを独占しており、このインドアを制すれば3冠完全優勝ということになる。2014-15シーズンには長江が達成したこの記録。もし成せば史上三人目の快挙となる。

昨年の全日本インドアでの船水・上松(早稲田)。このペア今年、天皇杯と東日本に優勝。

今期の男子は各大会優勝者がバラバラで社会人に勝った丸中・長江、西日本の増田・九島、先週の東京インドアチャンプの林田・柴田、インカレの覇者安藤・内田、天皇杯で復活してきた中本・鈴木ら強豪が犇く。おもしろい戦いになりそうだ。

ディフェンディングチャンピオンの丸中・長江(NTT西日本)。今期は全日本社会人に優勝。

安藤・内田(早稲田)インカレチャンピオンだ。

増田・九島(和歌山県庁・ミズノ)。昨年の二位、増田は柴田とのペア一昨年優勝と2年連続決勝に進出している。

高橋・半谷 3連覇なるか?

一昨年、昨年と連覇した高橋・半谷(どんぐり北広島)。先月の東京インドアで敗れ、インドア大会の連勝はとまったが、優勝候補ナンバー1あることは、無論、動かし難い。3連覇なるか?

女子も各種大会優勝者がばらばらだが、インドアということになると高橋・半谷が抜けている何せ足掛け3シーズン無敗なのだから、とおもってたら先週、ついに敗れた。が優勝候補一番手は動かないだろう。その東京に優勝した徳川・黒木は徳川が草野と、黒木は森田とのペアで出場する。

皇后杯2連覇の林田・宮下(東女体・明治)

アジア競技大会決勝での黒木(ヨネックス)
今シーズン国内主要大会優勝者男子

天皇杯 船水・上松
全日本シングルス 船水
全日本社会人 丸中・長江
インカレダブルス 安藤・内田
インカレシングルス 船水
東日本 船水・上松
西日本 増田・九島
東京インドア 林田・柴田
アジア競技大会予選 船水

今シーズン国内主要大会優勝者女子

天皇杯 林田・宮下
全日本シングルス 尾上
全日本社会人 中川・芝崎
インカレダブルス 笠井・尾上
インカレシングルス 梶尾
東日本 徳川・黒木
西日本 志牟田・泉谷
東京インドア 徳川・黒木
アジア競技大会予選 林田

歴代優勝者

男 子

女 子

出場選手

アジア競技大会代表は無論全員が出場。







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