陳郁動の昨年(2019)の活躍は目覚ましい。
夏に開催された第一回アジアジュニアU18(フィリピン)で単複二冠、
その翌週の第一回アジア大学選手権でやはり単複二冠の完全優勝。
さらに注目すべきはそれに先んじること3ヶ月、6月のコリアカップシングルスでユンヒョンウク、キムジヌンを同時に破るという快挙もあった。
世界選手権も大いに期待されたが、さすがにここは勝たせてもらえなかったが・・・団体、個人ともキムジヌンに敗れた(いずれも2−4)。
二世選手だが
1995年世界選手権代表の陳盆甫を父に持つ。
陳盆甫はその1995年大会団体準決勝韓国戦トップのダブルスでイミョングと壮絶なラリーを演じ、それは強烈な印象として今も残る。
しかしその面影を息子に求めるは難しく、あきれるほど別タイプのストローカーである。
これはやはり台湾的なことなのか?
何回もつかってきた言葉だが、この陳郁動もまた誰にも似ていない。
異様なグリップからして単純な解釈を拒否している。今後要注目である。
2018アジア競技大会が初代表。まだ高校生だったが団体戦で船水颯人に善戦し注目された
動画でのプレーは2019世界選手権団体戦より。
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