山口国体10月1日〜
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広島 3種目制覇(成年男女、少年女子)!!
優勝 | 二位 | 三位 | 四位 | 五位 | 六位 | 七位 | 八位 | |
成年男子 | 広島 | 山口 | 奈良 | 千葉 | 岐阜 | 茨城 | 三重 | 長崎 |
成年女子 | 広島 | 山口 | 兵庫 | 千葉 | 福岡 | 岡山 | 富山 | 岐阜 |
少年男子 | 大阪 | 香川 | 奈良 | 広島 | 岡山 | 山口 | 青森 | 長崎 |
少年女子 | 広島 | 三重 | 岡山 | 宮城 | 和歌山 | 東京 | 福岡 | 徳島 |
2日、3日 少年男子 少年女子 速報直リンクはこちら 4日、5日 成年男子(フリー種目) 成年女子
ドロー 少年男子 少年女子 成年男子 成年女子
10月5日 成年 準決勝〜決勝 順位決定戦 速報直リンク(公式ページ)
成年女子 決勝 [山口0−2広島(東田・沼口1−4佐々木・大庭、中野・山下0−4~田・小林)] 準決勝 [山口2−1千葉(東田・沼口3−4草野・田中、中野・山下4−1長・海江田、高橋・江尻4−2柿崎・渡邊)] [広島2−0兵庫(佐々木・大庭4−1東田・藤本、~田・小林4−2杉本・森原)]
成年男子 決勝 [山口0−2広島(荒尾・山田2−4村上・長江、吉川・久野2−4水澤・高川)] 準決勝 [山口2−0千葉(荒尾・山田4−3的場・塩嵜、鬼頭・川村4−2松崎・森田)] [広島2−1奈良(村上・長江3−4桂・内山、堀・中本4−2林田・巽、水澤・高川4−3小栗・向井)]
10月4日 成年 一回戦〜準々決勝 速報詳細直リンク(公式ページ)
成年男子 準々決勝 [山口2−1長崎][茨城1−2千葉][三重1−2広島][岐阜0−2奈良]
三回戦 [富山0−2山口][愛知1−2長崎][京都1−2茨城][千葉2−0宮崎][三重2−0鹿児島][北海道0−2広島][和歌山0−2岐阜][奈良2−1埼玉]
二回戦 [富山2−1大阪][山口2−1福岡][愛知2−1群馬][長崎2−1宮城][京都3−0熊本][茨城2−1新潟][千葉2−1愛媛][宮崎2−1静岡][三重2−1兵庫][鹿児島2−1秋田][北海道2−1山梨][広島3−0石川][和歌山2−1徳島][東京0−3岐阜、奈良3−0佐賀][岡山1−2埼玉]
一回戦 [富山2−1大阪][愛知2−1香川][宮城2−1長野][熊本2−1青森][茨城3−0鳥取][滋賀1−2愛媛][岩手1−2静岡][兵庫3−0栃木][秋田3−0高知][沖縄0−3北海道][石川2−1福島][島根0−3和歌山][大分0−3岐阜][奈良3−0福井][山形1−2岡山]
成年女子 準々決勝 [山口2−0富山][千葉2−0岡山][広島2−0岐阜][福岡0−2兵庫]
一回戦 東京1−2山口 大分0−3富山 千葉2−1大阪 宮城1−2岡山 広島3−0徳島 岐阜2−1新潟 福岡2−1北海道 福島0−3兵庫
10月3日 少年 準決勝〜決勝、順位戦 速報詳細直リンク(公式ページ)
少年男子 決勝 [大阪2−1香川] 準決勝 [大阪2−1広島][香川2−1奈良]
少年女子 決勝 [広島2−0三重] 準決勝 [岡山0−2広島][三重2−1宮城]
10月2日 少年(一回戦〜準々決勝 速報詳細ページ直リンク(公式ページ)
少年男子 準々決勝 [大阪2−0岡山][広島2−0長崎][香川2−0青森][山口0−2奈良]
一回戦 [宮城1−2大阪][岡山2−1神奈川[]石川0−3広島][長崎2−1北海道][香川3−0富山][群馬1−2青森][鹿児島1−2山口][静岡0−3奈良]
少年女子 準々決勝 [福岡1−2岡山][和歌山1−2広島][三重2−0徳島][宮城2−1東京]
一回戦 [福岡3−0岩手][岡山2−1千葉][和歌山2−1北海道][新潟0−3広島][三重3−0鹿児島][富山0−3徳島][宮城2−1奈良][山口1−2東京]
第14回世界ソフトテニス選手権韓国代表
2007年にアンソンで開催された第13回大会についで二大会連続で開催となった韓国。例年通りシビアな予選会を行い代表を決定した。
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- 男子代表
- 女子代表
最初の切符を手にしたのはイ・キム。代表決定の瞬間 |
予選はダブルス→ダブルス→シングルス→シングルスと進み、もちろんそれぞれの勝者がぬけていくことになる。
試合方式は双敗淘汰制(ツーダウン式ノックアウトトーナメント)、いわゆる台湾式。
↓最終予選に勝ち上がった男女それぞれ12組。このあと抽選で組み合わせが決まる。
男子
イウアナハク3大会連続出場
男子で一番に抜けたのはイウォンハク・キムジュンユン(達城郡庁)の大型ペア。イは3大会連続出場の偉業を達成した。世界選手権への3度の出場はあの3トップ(ヨンドン、キョンハン、ヒースー)ですら成し遂げていない、韓国では稀な記録である。国際大会(四大国際大会)ということでは4年振り6度目の出場。2002年のアジア競技大会では団体とダブルスに優勝。2003年世界選手権ダブルス準優勝、シングルス3位、2007年世界選手権団体、そしてダブルスに準優勝という輝かしい実績がある。こうしてみると世界選手権ダブルスで2大会連続で決勝にでていることになる。
左がイウォンハク、右がキムジュンユン
キムジュンユンは四大国際大会初出場のサウスポー。まだ大学2年だったときにテグカソリック大学のメンバーとして来日し全日本大学王座に出場。圧倒的強さで優勝(バズーカサーブが強烈な印象を残した)。2009年にはイとのペアで国際熊本大会に出場、石川・中本、中堀・高川、ヤン・リーを破って優勝している。
昨年今一歩のところで代表を逃した同ペアだが、今回の最終予選での強さを格別で手がつけられないという風。雁行陣からダブルフォワードと戦術も多彩。全勝で余力を残しての代表入りとなった。
ペファンソン・キムテジュン二年連続代表入り
第一ダブルス決定戦の翌日、第二ダブルス決定戦が残りの11ペアで争われた。すでに書いたように台湾式トーナメントである。実にタフな戦いである。
こちらも代表決定の瞬間 |
ペファンソンは2005年東アジア五輪(マカオ)、2010アジア競技大会(広州)につづく2年連続3度目の代表入り、世界選手権は初出場。サウスポー。昨年のアジア競技大会ではダブルス、シングルスともに銀メダル。
キムテジョンは2008アジア選手権(ムンギョン)、2010アジア競技大会(広州)に続く3大会連続の代表入り(2007年の世界選手権にも出場しているが地元開催ワイルドカードで個人戦のみ)。2008アジア選手権団体優勝、ミックスダブルス銀メダル、ダブルス銅メダル。2010アジア競技大会ダブルス銀メダル、ミックスダブルス銅メダルという実績を重ねている。現在の韓国エース前衛的存在である。
シングルス予選 最強ドンフン 代表返り咲き! イヨハン2年連続代表いり。
昨年まさかの予選敗退となった2008アジアチャンピオンキムドンフン。今年からムンギョンシチョンの所属となりプロ生活のスタートを切った。キムジュゴンと組んだダブルス予選では第一、第二とも次点で惜敗。しかし打球力は圧倒的であり、ダブルス予選でも昨年同様 十分に存在感をみせたといえ、シングルス予選の一位で通過も当然と思わせる。キムドンフンは2008年アジア選手権で団体、シングルスに優勝、その圧倒的なべースラインプレーがソフトテニス界を震撼させた。当時まだ大学2年生。昨年のアジア五輪でも代表の座に肉迫するが(ダブルスで次点)代表落ち。3年振りのフル代表復帰ということになる。
2009国際ジュニアU21でダブルス、シングルスともに2位。
最後の代表を決定する第二シングルス予選では昨年のアジア競技大会シングルスゴールドメダリストのイヨハンが優勝。彼はまだ20歳になったばかりのはずで、この若さで2年連続の代表権獲得は異例中の異例といえるだろう。彼はダブルス予選には参加資格(成績がない)がなく、シングルス予選のみの参加。ドンフンとは全くタイプの違う軟投派のプレースタイル。正直クレーコートで勝ち抜くとは思いもよらなかった。たいへんな選手なのかもしれない。昨年のアジア競技大会が国際大会初出場。シングルスで金メダルを獲得し、韓国若手選手の最大の願いともいえる『兵役を免除』を勝ち取った。これはソフトテニス選手では2002年のイウォンハク以来のことである。テグカソリック大学の学生。
近年最高レベルか?
さて細かい分析はプレヴューにゆずるが、ひとことだけ。近年最高レベルのラインナップじゃなかろうか?。圧勝だった2007世界選手権(団体で不覚をとったが個人戦3種目で上位独占)、2008アジア選手権(全冠獲得)よりも上を行くチームか?2003年ほどではない?優勝候補のトップは固い、それだけはいえるとおもう。女子
2007年の前回世界選手権で韓国女子は団体無失点優勝、個人戦3種目(ダブルス、シングルス、ミックスダブルス)すべてにワンツーフィニッシュ、金4、銀3、銅3というほぼ完璧な勝利をおさめている(日本は銀1、銅2)。最強のディフェンディングチャンピオンといえるだろう。あれから4年・・・
農協中央会vs.安城市庁を中心に沙下、水原、全羅南道、聞慶らが絡むという構図がここ数年の傾向。昨年はややそれが崩れたが、今年はさすがに本命の世界選手権だけあって秩序?がもどってきた。が、4年前の世界選手権の頃と比べると2強とそれ以外のチームの距離は縮んでいるように見える。2強の弱体化?他チームの充実?その両方であろう。
キムエーギョン(農協中央会)3大会連続の国際大会予選トップ通過!(ペア チュオク)
キムエーギョン・チュオク(農協中央会)が昨年のアジア競技大会につづいてトップで予選を通過した。エーギョン個人では2008年のアジア選手権の予選以来3大会連続のトップ通過ということになる。世界選手権にはエーギョンは2大会連続2回め、4大国際大会には4大会連続4回目(キムミヨンとのペアで国際ジュニア出場もある)23歳。チュオクは世界選手権は初出場。4大国際大会は3大会連続3回目、22歳。
エーギョンの打球は威力、技術ともにさらに凄みを増していておそろしいほど。ただチュオクは伸び悩み、足踏みしているような・・・技術的には素晴らしいが・・・
キムエーギョン 2007世界選手権団体優勝、ダブルス準優勝 シングルス3位 2008アジア選手権 団体優勝 シングルス準優勝 ダブルス3位、ミックスダブルス3位 2010アジア競技大会 ダブルス準優勝 シングルス準優勝 ミックスダブルス3位
チュオク(朱玉) 2008アジア選手権団体優勝 2010アジア競技大会ダブルス準優勝
キムキョンリョン(安城市庁)国際大会7大会連続出場達成!(ペア ミンユリム)
第二代表戦を勝ち抜いたのはキムキョンリョン・ミンユリム(安城市庁)。キョンリョンは2004年のアジア選手権(チェンマイ)の衝撃的デヴューから足掛け8年7大会連続の国際大会出場を果たした。記録は未調査だが大変な偉業といえよう(日本では上嶋亜友美が2002-2007と6年連続で代表に選出されている)。ずいぶんベテランにようだがまだ26歳。プロ入り初年度から国際大会にでていることになる。7度のうち2005、2006、2007がダブルスで予選通過(2005は2位通過)。その3年間に渡るキムチウン・イポクスン(農協中央会)との死闘は忘れがたい印象を残している(キョンリョンのペアはイキョンピョ)。2007年の世界選手権は彼女のホームグランドでの開催。以後の大会ではやや勢いがおとろえたか2008(アジア選手権)、2010(アジア競技大会)と2大会連続でダブルス予選を勝ち残れず、シングルス予選で優勝しての代表権獲得となった。
しかし今年は韓国選手にとっての本命中本命(女子選手にとっては兵役は関係ないのでなおさら)である世界選手権、さすがにベストコンデションに仕上げてきた。勝ち部決勝でエーギョン・チュオクを息詰る熱戦の末ファイナルで伏し、勝部一位に、その後負部を勝ち上がってきたエーギョン・チュオクとの決定戦に2連敗するもの健在振りをしめしたのだ。
第二ダブルス決定戦でも好調を維持。決定戦を安城市庁の同士討ちに持ち込み、2番手のBチーム(地元ワイルドカード)入りも決定した。安城市庁はBチームも含めて4名が代表入りで3名の農協を上回ったことになる。(Bチームについては後ほど)
キムキョンリョン 2005東アジア競技大会 ダブルス準優勝 2006アジア競技大会団体優勝 ミックスダブルス準優勝 2007世界選手権 団体優勝 ダブルス優勝 シングルス準優勝 ミックスダブルス準優勝 2008アジア選手権 団体優勝 シングルス優勝 ミックスダブルス準優勝 ダブルス準優勝 2010アジア競技大会 ミックスダブルス優勝 シングルス3位
ミンユリム 国際大会は初出場 サウスポー
シングルス予選
シングルス予選では沙下郡庁(釜山)のクォンランヒと地元聞慶市庁のホンムンヨンが抜けた。クォンランヒは昨年(アジア競技大会)に続き2年連続での代表入り(2008アジア選手権は個人戦のみ出場)。2008アジア選手権ではシングルスで3位(韓国がベスト4独占)。ホンは国際大会初出場。
ベースライナー4人 ネットプレイヤー2人
昨年のアジア競技大会代表にはベテランの名前衛パクスンジョンがいた。それを考えると今年は大きな戦力ダウン(もっともパクの活躍の場はなかったが)。考えてみると後衛4人、前衛2人という構成は日本、台湾と同じということになる。あとはプレヴューで。
インドネシア 日本、台湾を連破し優勝(女子)
Garuda Indonesia Soft Tennis Championships : SEP 16-18 Jakarta
日本3種目に優勝 男単複、混複
表記トーナメントは9月16−18日にインドネシアジャカルタで開催された国際招待試合、11月開催の東南アジア競技大会(シーゲームス)を睨んでインドネシア協会が日本、韓国、台湾の3強を招いて開催された。地元インドネシアは団体戦において男女とも日本を破る検討をみせた。個人戦はともかく団体戦で日本が東アジア以外の国に敗れるというのはちょっと記憶にない。歴史的な事と言えると思う。インドネシアの指導、普及には現地に勤務の日本人武井氏(左写真上段左端が武井さん)があたっており、長年の尽力の成果が確実に実りつつあるようだ。シーゲームスでの成功をこころから祈るものである。詳細はこちら
種目 | 優勝 | 準優勝 |
男子団体 | 韓国(聞慶市庁) | 日本 |
女子団体 | インドネシア | 台湾 |
男子ダブルス | 桂拓也・内山睦基(日本) | FEARY/HENDRI(インドネシア) |
女子ダブルス | 周秋萍・朱芸萱(台湾) | WUKIRASIH/JULIA(インドネシア) |
男子シングルス |
桂拓也(日本) | オーソリョル(韓国) |
女子シングルス | 江婉綺(台湾) | WUKIRASIH(インドネシア) |
ミックスダブルス | 小栗元喜・黒木瑠璃華(日本) | アンドンイル・WUKIRASIH(韓国・インドネシア) |
韓国はトップ実業団の聞慶市庁2003世界選手権ダブルス、シングルスの二冠を獲得したバンジュンハン、同大会ダブルス3位のオーソンリョル、2007世界選手権ダブルス2位アンドンイルといった強者が参戦(韓国女子は不参加。
台湾は2005東アジア五輪三冠の王俊彦、2004アジア選手権二冠林舜武、2006ドーハアジア競技大会シングルス金メダルの江婉綺、2002アジア競技大会ミックスダブルス銀メダル、2007世界選手権ダブルス3位の周秋萍らが参戦している。
左が日本(監督は安達氏。真ん中が台湾、監督は林さん、右が韓国、監督は朱さん(聞慶市庁監督)画像及び資料提供 インドネシア協会
第14回世界ソフトテニス選手権(10月韓国) 台湾(中華台北)代表決定
台湾代表の選考は台湾連盟の体制の変化にともない、昨年大幅な変更があった。今年もさらに変更があったが(参加資格が厳しくなった)、予選会での成績(順位)ですべてが決定という基本に変わりはない。双敗淘汰制(ツーダウン式ノックアウトトーナメント)をダブルス、シングルス一度づつ行い、それぞれの上位2者を代表として選出した。監督の決定も予選後。
男子 劉家綸 13年振りの出場。
苧ァ煌 何孟勳 林鼎鈞 劉家綸 郭家? 楊勝發
昨年のアジア競技大会国別対抗団体戦優勝の立役者 劉家綸が3大会ぶり2度目の出場を果たした。4大国際大会ということでは2大会連続7度目の出場。さてそのアジア五輪団体金メダルのメンバー(5名)の内4名が残った、ほぼ同じメンバーといいたいところだが、抜けたは李佳鴻であり、戦力ダウンは必至。今年は楊勝發・李佳鴻というペア自体が結成されず、李佳鴻は実弟(国体でのペア)、楊勝發は後輩の蘇(2008アジア選手権代表)とのペアで予選に参加。ともにダブルス予選は敗退。楊勝發はその後のシングルス予選で2位となり代表となった(李佳鴻はシングルス予選不参加)。楊勝發は世界選手権には3大会連続3度目、国際大会には6大会連続7度目の出場となる。
ダブルス予選トップになった苧ァ煌・何孟勳は台湾体育学院をこの6月に卒業したばかり。今年3月に開催された中山盃国際大会ダブルス優勝ペアである。劉家綸とペアを組んだ林鼎鈞は昨年の優勝メンバー、世界選手権は初出場だが、国際大会には3大会連続3度目の出場となる。
シングルス予選一位の郭家?も昨年に引き続き出場。世界選手権は初出場、国際大会には2大会連続2度目の出場(サウスポー)。
監督は2003世界選手権優勝監督の黄錦州氏(台湾体育学院監督 選手としても1985世界選手権団体優勝)。
(左上から秩A何、林、劉、郭、楊)
女子 4人が十代!
鄭竹玲 陳翊佳 韓佳玲 張文馨 郭千騎 演タ欣
女子は昨年の代表(アジア五輪銀メダル)から二人が入れ替わった。6名中3名が新人というフレッシュさだが、やはり戦力ダウンか。ダブルス予選一位は鄭竹玲・陳翊佳。鄭は昨年のアジア五輪ミックスダブルスシルバーメダリスト。国際大会には3大会連続3度目。陳は国際大会初出場だが鄭竹玲の本来のペアであり、2009年の台湾全国運動会(台湾国体)ダブルス、団体に優勝している(鄭はシングルスにも優勝)。ともに大学一年生。
ダブルス予選2位の韓佳玲・張文馨はペアとして3大会連続の国際大会出場。張文馨は4大会連続出場、世界選手権には2大会連続で出場(前回は高校生だった)。
シングルス予選を勝ち抜いた二人はいずれも国際大会初出場。一位の郭千騎はなんと中学を卒業したばかりの若さである。2009の国際ジュニアのU15に出場経験がある。前回世界選手権には実姉である郭奐干が出場している(ちなみに姉は国際ジュニアU21に出場しており姉妹同時出場したことになる)。
シングルス予選2位の演タ欣は高校を卒業したばかり。昨年のアジア競技大会の強化メンバーだった選手。ともに江婉綺(2006アジア五輪チャンピオン)を予選で凌駕しての出場ということで実力は推して知るべし。それにしても6名中4名が十代とは。
監督は名手葉育銘氏(1999世界選手権優勝メンバーで前回大会代表)が初采配をふるう。
(左上から鄭、陳、韓、張、郭、堰j
2011日本代表決定!!
第14回世界ソフトテニス選手権日本代表
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初出場が5人!新生日本男子スタート!
篠原以外全員が世界選手権初出場。また国際大会初出場も二人と非常にフレッシュな顔ぶれ。また6人中4人が全日本シングルスのチャンピオンというのも特筆すべきか。逆に天皇杯(ダブルス全日本選手権)保持者は菅野ただ一人ということになる。(画像は菅野 世界選手権は初出場だが、国際大会初出場は2004年のアジア選手権。篠原、小林とともにチームの中心を担う)- 篠原秀典(日体大桜友会) 予選優勝
- 小林幸司(ミズノ) 予選会優勝
- 菅野創世(川口市役所) 連盟推薦
- 玉川裕司(三重高クラブ) 連盟推薦
- 長江光一(NTT西日本広島) 連盟推薦
- 中本圭哉(学連 早稲田) 連盟推薦
女子 広州チャンピオンチームを温存
6人目には現役高校生を大抜擢!史上初
女子は昨年のアジア競技大会金メダルチームと同じ陣容。まあこれが現在の最強だろう。注目は昨年より枠が増えた(5→6)ところに誰が入るかだったが、驚愕の大抜擢となった。現役の高校生が代表になるのは日本女子では初めてのこと(男子では1999年に室谷が世界選手権に出場している)(画像は全日本シングルスでの小林奈央)
- 杉本瞳(東芝姫路) 予選優勝
- 森原可奈(東芝姫路) 予選優勝
- 上原絵里(ナガセケンコー) 連盟推薦
- 佐々木舞(NTT西日本広島) 連盟推薦
- 大庭彩加(NTT西日本広島) 連盟推薦
- 小林奈央(高体連 尽誠学園) 連盟推薦
杉本瞳・森原可奈(東芝姫路)。2年連続の国際大会予選優勝は篠原・小林と同じ。杉本個人では4大会連続4度目の国際大会出場。世界選手権には2大会連続2度目。
2010アジア競技大会、団体優勝。杉本は上原(ナガセケンコー)とのペアでダブルスにも優勝し二冠、国内では2007年の皇后杯チャンピオン、昨年、今年の全日本シングルスチャンピオンであり数少ない単複両方で日本一を獲得した選手だ(過去に水上、渡辺、石川のみ)。
昨年のアジア五輪は予選一位での出場ながら、チームの方針で団体、個人とも杉本・上原のペアとなったので、今年の世界選手権が杉本・森原としての国際大会デヴュー戦ということになる(海外の試合では2008中山盃国際大会での優勝がある)
杉本・森原はこの最終予選、初戦で上原・阿部に1で破れ、最終戦を前にほぼ優勝がなくなったかにみえたが、上原・阿部が高橋・山下にずるずる敗退し、まさかの一位となった。最終戦は2面同時進行であり、ベンチは経過を知っているので大喜びだったが、杉本・森原は佐々木・大庭との最終戦をおえて(大熱戦)ベンチにもどって初めて代表入りを知るというドラマチックな展開となった。
男子3次リーグ | 篠原・小林 |
鹿島・井口 |
花田・花田 |
松口・山口 |
順位 |
篠原・小林 | 5 |
5 |
5 |
1 |
|
鹿島・井口 | 4 |
5 |
3 |
3 |
|
花田・花田 | 0 |
4 |
3 |
4 |
|
松口・山口 | 0 |
5 |
5 |
2 |
第13回世界選手権日本代表篠原秀典(日体大桜友会)。昨年のアジア競技大会予選につづき2年連続で国際大会予選1位で自力出場を果たした。国際大会には2005年以来6回連続6度めの出場になる。うち自力出場は3度(2005、2010、2011)世界選手権には2大会連続出場。2006アジア競技大会国別対抗団体戦優勝。同シングルス準優勝。2007世界選手権国別対抗優勝、2008アジア選手権シングルス準優勝、2010アジア競技大会ダブルス3位。記憶されるべきは2006アジア競技大会での団体戦シングルス、前年東アジア五輪で3冠王となった台湾の王俊彦に競り勝つ金星を挙げ、3番中堀・高川につなぎ、日本男子のアジア競技大会初制覇のキーマンとなった。国際大会ではシングルススペシャリスト的存在であったが、2010年により軸足をダブルスに移し、団体戦でいままで誰も勝てなかった楊勝發・李佳鴻に快勝している(個人戦では惜敗)。
小林幸司(ミズノ)。国際大会初出場は2004アジア選手権。以後3年空いたが2008からは3大会連続の出場となる。世界選手権は初出場。国内大会での圧倒的な活躍、またすぐれた身体能力を絶賛されながら、なかなか国際大会において活躍の場がなかった、が2010年のアジア競技大会において一気に開花、他国を震撼させた。今後がさらに楽しみである。
女子3次リーグ | 高橋・山下 |
杉本・森原 |
佐々木・大庭 |
上原.阿部 |
|
高橋・山下 | 3 |
2 |
5 |
3 | |
杉本・森原 | 5 |
5 |
1 |
1 | |
佐々木・大庭 | 5 |
4 |
5 |
2 | |
上原.阿部 | 4 |
5 |
4 |
4 |