ベストショット 杉本瞳・森原可奈 広州アジア競技大会レポート

13日撮影分ベストショット候補。これは女子団体戦stage-1 vs.台湾でのシーンである。

優勝候補だった男子と違って、台湾女子はやや力不足とみられ、実際に不完全、未完成なチームだったが、そんななかで名将黄監督は乾坤一擲の勝負を挑んできた。特に分かれ目となったのはトップの杉本・森原vs.韓佳玲・張文馨。一進一退の大接戦。2番のシングルスには絶対といえるジャンワンチーが控えているので手に汗にぎる試合となった(6-4,2-4,3-5,4-1,4-2,2-4,4-1,7-5)。この写真はそんななかで必死に耐える杉本・森原というワンシーンである。

5月のオープン予選で優勝し代表獲得、アジア競技大会自力出場を果たした杉本・森原(東芝姫路)だが、本大会にはそのペアででられない、という日本としては例のないこととなった。団体戦はともかく個人戦でのペア解体は異例中の異例であり、当然、さまざまな論議をよぶことであろう。その是非はともかく、このペアの胸中はいかばかりであったか。そんななかでこの韓佳玲・張文馨戦の勝利は価値ある仕事であり、杉本・森原として大きな存在感を示した一勝となった。







こちらの記事もどうぞ(関連記事)

コメントをどうぞ

comments

Powered by Facebook Comments