第二集団のレベルは確実に上がっている・・・KOREA CUP2017コンソレ団体戦

必ずしも額面通りではないが

東南アジアを中心とした第二集団のレベルは確実に上がっている。特に萩原氏が率いるカンボシア、チョ氏(韓国)が強化するラオスの台頭が著しく集団の層が厚くなった。(様々な事情で団体戦の人数が揃っていないチームもあるので今回の結果は必ずしも額面通りではないが)。

真摯な取り組みあればこそ

第二集団のトップを走るのは先年のシーゲームス(東南アジア競技大会)で完全優勝したインドネシアで、その時のメンバーからは若い選手に切り替わっているが、硬式キャリアをずらっとそろえ、相変わらず強力だ。今回は本戦でベスト4を達成し、コンソレにはまわっていない。

硬式キャリアをただ揃えただけではどうにもならないことは自明であり、ソフトテニスへの真摯な取り組みあればこそである。インドネシアは来年のアジア競技大会ホスト国、侮れない存在である。

1ST ASIAN CUP
KOREA CUP 2017

8月23日〜27日 韓国 アンソン市

夏の恒例となったKOREA CUP、今年は様相が違う。

今年は本来なら東アジア競技大会の年だが、同競技大会は発展的?に変質しユースの大会となり開催時期も2年ずれた。つまり今年は空白となってしまったのである。

東アジア競技大会は総合競技大会であり、他競技はともかくオリンピック種目ではないソフトテニスにとって重要な大会であり、その損失感はたいへんなもの。なによりも各国のナショナルチームが目標を失うことになる(韓国、台湾は今年も代表選抜戦を行っている)。

代替としてインドネシア等でのアジア競技大会プレ大会などのうわさもあったが、既存のKOREA CUPのアップグレードということで落ち着いた。具体的には今回のみアジア連盟主催のASAIN CUPを兼ねることになったのである。つまりKOREA CUP2017は同時に1st ASIAN CUPでもある。

ASIAN CUPはアジア連盟主催の新しいイベントとしてアジア競技大会の前年、つまり4年ごとに開催予定で次回は2021年に中国で開催。

RESULTS

男子シングルス 優勝 船水颯人 準優勝 キムテミン(韓国)
女子シングルス 優勝 キムヨンヘ(韓国) 準優勝 フォンズーシュエン(冯子轩 中国)
男子ダブルス 優勝 ムンデヨン・キムキヒョ(韓国) 準優勝 安藤・丸山(日本)
女子ダブルス 優勝 小谷・大槻(日本) 準優勝 林田・黒木(日本)
男子団体 優勝 韓国B 準優勝 韓国A
女子団体 優勝 日本A 準優勝 日本B

2017年9月発売の『ソフトテニスマガジン2017年11月号』に管理者による第一回アジアカップ兼コリアカップ2017の取材レポートがカラー3ページモノクロ2ページにわたり掲載されています(写真撮影も)。。御一読いただければ幸いです。







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