その実力は3強に迫る・・・
東南アジアの3強 フィリピン、タイ、インドネシアのなかで頭一つ抜けているのがインドネシアである。いや、実際頭一つどころではない。その実力は3強にかなり近いといえ、特に男子は力の落ちた中国と並ぶ、いや現在では凌駕しつつある。(上二枚の画像はMR.FERLY提供)
MEN’S” Prima simpatiaji / Elbert Sie / Hemat Bhakti / gusti. / irfandi hendrawan / Qusti/
Ferly Montolalu(coach) / Hendry Susilo Ppramono (manager) / Qularso(coach)
WOMENS Dwi Rahayu / Dede tari / Ana Kawengian / Arazy / Vony Darlina
金という目標・・・
『目標は金1 銀1 銅1』はフェルリコーチが掲げたものだが、男子シングルスで金、女子シングルスで銀、ミックス、あるいは団体戦で銅、といったところだろか。

男子シングルスで金? 2016アジア選手権男子シングルス決勝で内本(日本)をとことん追い詰めたElbert Sieの活躍を目にされた方はそれが途方もない目標ではないことを容易に理解されるだろう。
インドネシア選手は例外なく硬式キャリア、Elbert Sieはなかでも究極。インドネシア(硬式)テニスの元ナショナルチーム員、つまりデビスカップ選手である。
前回大会(インチョン2014)でもインドネシアの元デ杯選手のエディが銀メダルを獲得した。インチョンではドローに恵まれたこともあるが、エディは2004年のアジア選手権(チェンマイ)に世界チャンピオンのバンジュンハン(韓国 シングルス国際タイトルを3つもつ)を圧倒したことがある。デ杯選手恐るべしなのである。
むろんアジア選手権とアジア競技大会ではあまりに違う。私は金という目標が達成される可能性は低いとおもう。しかしそろそろそういうことが起きてもいい、そんな期待も、当然、ある。
2014年大会国別対抗団体戦予選リーグ インドネシアvs台湾より。

当初第18回大会は2019年にベトナムハノイで開催予定であったが財政難を理由に2014年に開催を返上という事態に。急遽代替地を選考し5ヶ月後インドネシアに決定した。
異例(史上初)のジャカルタとパレンバンの二都市開催となったのは故なきではないのである(次回、次々回は1都市開催が決定)。
アジア競技大会はアジアのオリンピック。ソフトテニスが参加するイベントではもっとも巨大なスケールで運営される。まさにソフトテニスのプレステージといえる(実際に2006年ドーハ大会はオリンピックスタッフによりオリンピックなみの規模で運営されている。第一回は1951年ニューデリー大会だが、ソフトテニスは1990年第12回大会(広島)より正規種目として参加している(1990年第11回大会には公開種目として参加)。
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- 第17回インチョン大会2014
- 第16回広州大会2010
- 第15回ドーハ大会2006
- 第14回プサン大会2002
- 第13回バンコク大会1998
- 第12回広島大会1994
(第11回北京大会1990(公開種目)

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