錦織圭

錦織圭の話題が沸騰だ。日本の男子プロテニスがこれほど騒がれるのはシュウゾーのウインブルドンベスト8のとき以来だろう。
 2002ごろ、錦織圭の練習を何度も見る機会があった。彼がまだ渡米前の数年11才〜のころである。体も小さかったが、テニスのセンスは際立っていた。ボブブレッドが目の中にいてもいたくないとでもいうような風に、かわいがっていたのが強く印象の残っている。
それほど水際立った存在感のある選手だった。渡米後もマニアの間では彼の動向は逐一チェックされていて、それは驚きをともなった報告であることがおおく、ブレークする日がくるに違いないと予感させるものがあった。しかし、これほど早く頭角を表すとは驚き以外のなにものでもない。しかもグランプリ優勝というにわかに信じられないような偉業を達成した。鈴木(貴)や本村のような俊才がテニス人生をかけても達成できなかったことをわずか半年で成し遂げてしまった。
 彼についてシュウゾーは、僕と比較するような選手ではない、といいきる。とんでもない選手に成長したものである。
ルックスもさわやかで、しかもたくましくもあり、ますます人気はあがるだろう。
 心配なのはソフトテニスへの影響だ。漫画『テニスの王子様』ブームではそのおこぼれにあずかったソフトテニス界は中学生の競技人口がふえたことを無邪気によろこんだ。しかし、本物の王子さまが登場したとなってはそうのんびりしていられるだろうか?錦織圭はとてつもない夢をあたえたのである。おおくの親が、少年が、その夢を追いかけようとするだろう。ソフトテニス離れがすすむ、それどころかソフトテニス排斥運動がおこりかねない。錦織圭があたえたような夢をソフトテニスがあたえることができれば別だが・・・




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