ワタキューが『日本』を撃破!!
日本と韓国が3種目ずつという結果。
但し日本女子で活躍したのは実業団一位のワタキューセイモアチームで、団体優勝、シングルス2位 ダブルスでベスト4と『日本』チームをすべての種目で上回った。
チャンピオンシップというよりはフレンドリーマッチ
韓国では2008〜2010にNH OPENという国際大会があった。その後継的な大会であるKOREA CUP。欧州からも招待した本格的な国際大会。ただNH OPENにくらべてチャンピオンシップというよりはフレンドリーマッチ的つまり親善大会よりの内容となっている(NHにもそういう要素はあった)。
地元韓国は有力選手の欠場が目立ち、かなり寂しい顔ぶれ(新世界チャンピオンのイスヨル・パクキュチョルも不参加)、アジア選手権代表はエントリーしているが 大エース ドンフン・ボムジュンが棄権となったのは残念。
日本からは代表を含むナショナルチーム選抜のほかにワタキューセイモア(実業団一位)、東洋観光(広島)、宮城県選抜(東北高校)と地元韓国に迫る多数がエントリー。
日本 男子 船水(兄)、九島。内本、丸山、丸中、高月
女子 柿崎。黒木、森原、平久保、杉脇、佐々木
男子ダブルス 優勝 船水・九島(日本) (決勝 5-3 内本・丸山)
キムドンフン・キムボムジュンが怪我のため棄権。アジア選手権代表は3名が出場したが、他の有力ペアの欠場が目立ち、ドローが薄くなったのは残念。
女子ダブルス 優勝 キムジヨン・チュオク(韓国)(決勝 5−1ハンウリ・コウンジ)
韓国代表チームのワンツーフィニッシュ。キムジヨン・チュオクはスコア上で相手を寄せ付けていない。
韓国代表のペアリングが興味深い。
ワタキューセイモアがベスト4に二組(北浦・松本、植田・石田)。
日本代表は個人戦で表彰台に届かず。平久保・森原、杉脇・佐々木ともに北浦・松本にファイナル負け。柿崎・黒木は予選リーグ三つ巴で3位となり決勝ラウンドに進めず。
男子シングルス 優勝 キムテミン(韓国) (決勝 4−3 内本)
学生同士の決勝。キムテミンはアジア選手権代表候補だったが最終段階で落選。
女子シングルス 優勝 ムンヘギョン(韓国)(決勝 4−2 北浦)
ムンはプロ1年めの新人。ポストエーギョンの最有力。
男子団体 優勝 日本 準優勝 タイ
女子団体 優勝 ワタキューセイモア 準優勝 日本
『日本』チームは文字通り日本代表、つまりアジア選手権代表選手で固めており、それを代表ゼロのワタキューが破った。奇妙な結果といえる。
(団体戦に韓国(アジア選手権代表)チームは出場せず)
画像提供は大韓庭球協会
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