日本 台湾 ホープが激突!!船水雄太・上松俊貴 vs 杜咸翰・游家鳴 2014中山盃国際大会 FUNEMIZU/UEMATSU vs. DU.YOU

2014中山盃国際大会男子ダブルスより
船水雄太・上松俊貴(日本)vs 杜咸翰・游家鳴(台湾)


開会式前の午前10時前の対戦。

杜咸翰はこのゲームのあと怪我のため棄権(シングルスも)している。

この時点(2014年11月)、4人とも四大国際大会の出場歴は無し。
船水は一年後の世界選手権で初代表、翌年のアジア選手権代表にも選出。
上松、杜咸翰は2年後の2016アジア選手権が初代表ということになる。

船水・上松、杜・游戦で。インドでの世界ジュニアの直後というキツイスケジュールだった.
船水・上松、杜・游戦で。インドでの世界ジュニアの直後というキツイスケジュールだった.

杜咸翰・游家鳴は地元台中市の台灣體育運動大学(台灣體院)の学生(おそらくは2、4年ペア)。前述の通り、この時点では代表歴は無いが、杜咸翰は2016年アジア選手権台湾代表選抜において劉家綸とのペアで2位となり初代表になった。

2013中山盃での杜。
2013中山盃での杜。

游家鳴はこの中山盃直後の台湾大学選手権(全國大専杯軟式網球錦標賽)のミックスダブルスで優勝(張韵畣・游家鳴)

やはり2013中山盃での游。
やはり2013中山盃での游。
前日練習での上松・船水(台中公園コート)
前日練習での上松・船水(台中公園コート)
これは予選リーグ2戦目か?
これは予選リーグ2戦目か?

中山盃国際大会について

関連情報はこちら
関連FBはこちら

概要

台湾ではかつてチャイニーズカップという国際招待大会があった(これは現在中国で開催されているチャイニーズカップとは関係がない)。世界各国から招待された優秀な選手によるトーナメントであり、日本からも中堀・高川をはじめとするトップクラスが参加している。

しかしこの大会は1999年に台湾(林口)で開催された世界選手権の後、自然消滅のようなかたちとなった。

以後なんどが台湾版チャイニーズカップ復活の話が台湾関係者からあがったが実現せず、そんななかでひさびさに台湾に生まれた国際招待大会がこの中山盃国際大会である。

会場

会場は1983年に第5回世界選手権が開催された中興網球場。台湾中部の都市、台中市にある。コートは8面あり、内4面には巨大な観客席が設けられている。サーフェースはクレー、それもアンツーカー。最近、日本ではあまりみられなくなってきたサーフェ−スだが、台湾ではむしろ一般的である。

中興網球場
種目

精英組(エリートクラス)にはその名のとおり、きびしい出場制限がもうけられており、トーナメントの質を高めている。以下原文のまま記してみよう。
『2000年以後曽代表該國参加亜州盃、世界盃、東亜州盃、亜運等比賽乃國手』とある。要するに2000年以降、アジア競技大会、世界選手権、東アジア競技大会、アジア選手権大会の国家代表となった選手のみを派遣してくれ、ということである。なお開催国台湾選手に関しては本年より上記の出場資格を適用せず、台湾国内でのランキング戦の上位男女それぞれ6名をエントリーしている。

以前はさらにオープン種目もあった(社会組、壮年組(45才以上)、長青組(60才以上)、女子組 等々)。

日本からの参加は以下の通り

男子
2005 浅川
2006 花田、川村
2007 菅野、小林
2008 掘・岩崎
2009 松口、望月
2010 村上、後藤、稲積、塩嵜、増田、今井
2011 林田、巽
2012 鹿島。井口
2013 丸中、鈴木
2014 船水、上松

女子
2006 高橋、宗久
2007 上原、濱中
2008 澤邊、田中
2009 杉本、森原
2010 東田、藤本、安川、水松、石田、前田
2011 高橋、山下
2013 深澤、宮下
2012 小林、石井
2014 平久保、尾上







こちらの記事もどうぞ(関連記事)

コメントをどうぞ

comments

Powered by Facebook Comments