世界選手権プレヴュー 番外編 聞慶食べ歩き!!

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宿舎側の蔘鷄湯店で代表的韓国料理であるサムゲタンを食す日本男子チーム(2008アジア選手権代表)。精をつけ試合に備える、といったところ。サムゲタンは日本人とって土用の丑の日におけるウナギにあたるスープ料理。非常に薄味で提供され好みでしお、こしょう、キムチ等で味付けして食す。日本人にもなじみやすい料理の代表。辛さとも無縁。この店はバスターミナル側のホテル街にあり,、よく利用した名店だが2011年春にいったときは残念ながら閉店していた。しかし、韓国をおとずれたなら必ず食べたい料理。少々の体調不良や風邪は吹き飛んでしまう事請け合い。

毎度の食事が冒険でありチャレンジ

海外遠征でたいへんなのはなんといっても食事である。


まず食べものにありつけるかどうか、という問題もある。
幸い当地の関係者とかに連れて行ってもらえると助かるのだが、いつもいうわけにもいかない。慣れない土地では毎度の食事が冒険でありチャレンジということになる。

また、たとえありつけたとしても口にあうかどうかという大問題が残っている。これは個人差がかなりあるようで、食べられない人はとにかくどこへいっても全然駄目なようだ。こういう人はとにかく日本料理店をさがしまわるか、フルーツとパンで我慢なんてことになる。幸い私はなんでも食べられるので助かるが...

一番強烈な違和感があったのはバンコク。同じタイでもチェンマイは洗練されているというか食べやすかった。

ドーハは一番強烈かな、とおもったが意外にノーマル、インド料理や、トルコ系の料理がおおくタイよりもよほど日本人の口にあう。またローカルファストフード店でのハンバーガーとフレッシュジュースが絶品だった(ただファストフードというよりはスローフード、注文してからとにかく、想像を絶して待たされるのはまいった)。Cimg3903a

ここはコートから徒歩10程のところにあるネミョン(冷麺)専門店。メニューはムルネミョン(左画像)、ビビンメン、マンドゥ(蒸し餃子 右)の3種のみ。ムルネミョンは辛くなく、ビビンメンは辛い。冷麺はずいぶん食べたが個人的にはここが世界一。マンドゥも絶品。

辛い?辛くない?

韓国はお隣ということもあってか、大丈夫という人が多いようだし、むしろ大好きという人もたくさんいる。キムチがだめとかニンニクが。。。というのが駄目な人の大きな理由。辛いのがダメ、という人もおおいが、辛くないのもたくさんある。

私はといえば、韓国料理大好きである。最初に韓国(そのときも聞慶だった)を訪れたときに韓国協会の人に紹介していただき、その食文化の多様性に圧倒されたものだ。定番のカルビからドジョウ鍋(聞慶名物だ)まで。あの『チャングムの誓い』をみるずいぶん以前のことで、この経験があったのでこのドラマはずいぶん楽しめた。

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これは沙下区庁チーム(右画像)につれていってもらった山菜中心の韓定食の店。非常にヘルシー。辛そうにみえるのもあるが、みためほどには辛くない。沙下区庁は釜山にある女子強豪実業団で近年、連続して代表をおくりこんでおり、監督さんは今年の代表監督となった。

聞慶以外もずいぶんいろんなところへいったが、ソウルよりも地方都市のほうが安くておいしい。ソウルにもおいしいところはあるのだろうけど、目立つところは悪い意味で国際化しており、独自性を失いつつあるようにみえる。東京と変わらなくなっていっているようだ。実際日本風居酒屋が韓国で大ブームになっている。

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ここが店村イチオシ店。協会の人におしえてもらった店村市街地にあるカルグスク専門店。カルグスクは韓国軽食の定番で全国どこでも気軽にたべれられるがこ
このはまるで別もの。滞在中2度は必ずいってしまう。左画像がそのカルグスク。韓国風のうどんといったところだが、味は全然ちがう。上画像はそこのもうひ
とつの名物ポッサム(ゆで豚)。これも絶品。メニューはこの二つしかなく、客はみな両方をオーダー。


幸いにして私はソウルにはほとんど用がないので、たっぷり韓流を味わうことができるのである。
聞慶は山中の小都市ながら飲食店の数がとてもおおく、その種類もバリエーションにとんでいて驚くほどだ。内陸なので肉料理が中心となりそうだが、なぜか海鮮料理の店もおおくしかも美味しい。フグの美味い店もあるとか。

ちなみに聞慶には日本料理店も数軒ある。がやはりせっかくだから当地のものを味わってほしい。

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定番の牛カルビ。我々の定宿のすぐ隣にある農協中央会直営店。ひとくちにカルビといってもヤンニョムカルビと生カルビの二種があるがこれは生カルビのほう。生といっても生肉を食べるわけでなくてタレ(ヤンニョム)につけ込んでない新鮮な肉のこと。高級カルビ店は国産牛の生カルビを売りにしている。この農協直営店は予約が必要なほどの人気店。

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こちらは同じカルビでも豚のカルビ(デジカルビ)。牛カルビより格安ということもあって、韓国ではこちらのほうがずうっとポピュラー。実際安くて美味しい。この店はアジュマ(アガシ?)となじみになるほど通ってます(店村鉄道駅側)。

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これはカムジャタンという骨付き牛の煮込み鍋。これは辛いです。最後にご飯をいれてビビンバ(いわゆるオジヤ)にして食べるのが通(?)。

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今年はじめて教えてもらったアヒル肉のサムギョッサル店。また行くのが楽しみ。

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これは韓国のお酒。ドンドン酒。マッコリにそっくり。いくらのんでも酔わないやさしい不思議なドブロク。韓国で大ブームとか。デジカルビ店隣の民族酒場にて。







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