ソフトテニス三強国の一角 台湾。そこで1999年の世界選手権以来、13年振りに開催される国際大会『第7回アジアソフトテニス選手権』。その開催都市が嘉義市である。

読み方は中国語読みで『チアイー』とか『ヂアイー』。しかし台湾語では『カギ』である。それで通じる。
私は同地をいままで4、5回訪問している。2006年にいったときはたしか5月末のこと、。赤道直下(夏至)直前。あついのなんの台湾南部では真夏には蚊がいなくなるという話しがあるそうだが、さもありなんという感じである。緯度ということではもっと南のバンコクやチェンマイに行ったことがあるがいずれも季節は12月でかなり涼しかった。(その翌年の7月にさらに南の台南にいったが台風一過で妙に涼しく拍子抜けしたことがある)

夏はその一度切りで、あとは春と秋に嘉義を訪問しているが、暑さは日本の真夏ぐらい、まあ想定内の暑さである。11月にはいったことがない。たぶん昼間は暑く、夜は心地よいという感じではないだろうか。台湾は南北に長いので、北端にある台北とはまったく気候が違うと考えたほうがよい。気候も風土も違う。台北から列車や車で南下していくと台中をすぎるあたりから風景がどんどん変わっていくがはっきりわかる。植物がそのものがかわっていくのだ。また大都会台北はかなりソフィスケートされていて、これぞ東南アジア!!的なインパクトはかなり薄まっている。しかも冬はかなり寒い。しかし嘉義まで下ってくるとまさにディープ台湾!!異国情緒を満喫できること請け合いである。近年、台湾を訪れる日本人観光客がたいそうおおいが、ほとんどが台北だけを見て帰るという。台北もたしかに魅力的な都市であることはまちがいないが中南部はさらに興味深い、と思うのである。

嘉義の行き方

現在台湾の空の玄関は三カ所、桃園国際空港、松山空港(台北)、高雄国際空港である。
たいていの人は桃園か松山を利用することになるだろう。
桃園と松山は成田と羽田の関係に似ている。当初、台湾の国際空港といえば台北市内の真ん中にある松山空港だった。しかし桃園に国際空港が完成し、松山は国内線専用となる。しかし桃園は成田ほどではないが台北市内から距離があり、羽田の再国際化にあわせて松山も再び国際空港になり、新ターミナルも増設した(こじんまりしていて手続きも手早く実に使いやすい空港である)。
たしかに台北を訪問するならこの松山空港はすこぶる便利が良い。空港をでれば即台北市街地であり、まるで東京駅に滑走路がある感じである。当然のように最近の台湾ツアーはこの羽田←→松山便を利用するものが増えている。
ただ地方への旅行客にとっては桃園空港との差はあまり無い。
松山空港から地方都市にでるにはタクシー(15分くらいだったか?)か地下鉄(一度乗り換えでトータル30分くらい)で台北駅にでる必要がある。
台北駅には在来線、高鐵(台湾新幹線)、バスターミナルが集中している。

桃園国際空港から嘉義にいくのなら、バスあるいはタクシーで高鐵桃園駅まで移動(15分くらい。これは比較的容易です)そこから台湾新幹線で高鐵嘉義駅へというのが無難で一番早い。注意するのは在来線の桃園駅と新幹線の桃園駅は場所が全然違うということ。ちなみに新幹線と在来線が両方乗り入れている駅は台北(北端)、左営(南端)ぐらい。当然、嘉義も同じ。在来線嘉義駅は嘉義市の中心にある(長距離バスもここに到着)。高鐵嘉義駅は市街地より10キロ強郊外にある。市街地まではバスかタクシーを利用することになる。
おすすめというか一番簡単で早いのは
桃園空港からバスで高鐵桃園駅、台湾新幹線で高鐵嘉義駅へというルート。
台北観光を絡ませたいなら松山空港便の利用がベストだろう。
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