アジアカップ台湾チーム アジア競技大会のファイナリストが5人!! アジアカップ開催(9日10日)広島中央コート他 

実質は台中市の国体強化メンバー

大会の詳細は広島県連HP第23回アジアカップひろしま国際ソフトテニス大会 3月 9日10日

台湾チームは代表経験者が8名うちアジア競技大会のファイナリスト5人を含む。

名目は台湾代表だが、実質は台中市の全国運動会(台湾国体)強化メンバーである。

劉家綸、林鼎鈞、周秋萍、張文馨、朱芸萱らは何度か、あるいは何度も当ページで紹介してきた。特に劉家綸、周秋萍は台湾レジェンド的存在といえる。

しかし、今回、特に注目したいのは現役世代、昨年暮れの世界ジュニアで活躍した全智(上画像は2016台湾代表選抜戦での全智)。
すでの2015世界選手権、2016アジア選手権代表であり、世界ジュニアU21ダブルス優勝はキャリア的には当然だったが、当然ながら素晴らしいテニスだったとおもう。どこかあの廖南凱を想起させるのがうれしい。

劉家綸。デヴューは1999年の世界選手権、団体優勝の立役者に(個人戦シングルス2位)。当時高校2年生だった。故障に悩まされながら現役を続け今のところ2016年のアジア選手権が最後の代表。台湾の顔といっていい選手。2010アジア競技大会では団体決勝3番で中堀・高川を破り金メダル獲得。

周秋萍。久々に選手としてコートにもどってきた。国際大会の初登場は劉家綸と同じ1999世界選手権。2002釜山アジア競技大会ミックスで銀、2003世界選手権ミックスで3位、2007世界選手権ダブルスで3位。この3つの大会ではいずれも日本を凌駕している。代表は2007年が最後だがその後も国体選手として活躍。近年は忠明高の指導者として台湾インターハイで5連覇を達成。

林鼎鈞。劉家綸とのペアで2010年のアジア競技大会優勝メンバー。2014年アジア競技大会ダブルスでは李佳鴻と組み決勝に進出している。最近はコーチとして活躍。

朱芸萱。2010アジア競技大会代表。アジア競技大会史上韓国を初めてやぶったのが台湾だった。そのメンバーである。現在は周とともに高校生の指導にあたっている。

張文馨。やはり2010アジア競技大会メンバー。中山盃では単、複でタイトルを獲得するオールラウンダー。現在はやはりジュニアコーチ業。

杜咸翰 2016アジア選手権代表。強打者だが、現在のトレンドなかでそれを活かせないジレンマ。

李青玟 2018アジア競技大会代表。ベースライナー。周の教え子だ。

黃郁辰 2016アジア選手権代表。前衛。






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