男子プレヴュー

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過去5年間を振り返ってみると
2002中堀・高川(アジア五輪釜山)
2003花田・川村(世界選手権広島)
2004中堀・高川(アジア選手権チェンマイ)
2005中堀・高川(東アジア五輪マカオ)
2006花田・川村(アジア五輪ドーハ)
という結果になっており、中堀・高川が圧倒的な強さをみせておりさすがである。
2003年は広島枠からでたので予選に不参加。また昨年は花田・川村に破れたとはいえ同率の2位であり、内容的には圧倒的で実質一位というのが衆目の一致するところであった。
(画像はドーハアジア五輪での高川)
中堀・高川は、全日本選手権も2005、2006と連勝中であり、まさに名実ともに日本一!!(画像は2006全日本選手権での中堀)
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Imgp9268中堀・中堀・高川は、全日本選手権も2005、2006と連勝中であり、まさに名実ともに日本一!!(画像は2006全日本選手権での中堀)高川のホームコートは広島市営コートであり、ご存知のようにここはクレーである。つまり彼らは日常的にクレーコートで練習しているわけで、最近ではこれはむしろ例外的といえる。この点からも中堀・高川の優勝候補筆頭は動かない。(画像はドーハアジア五輪での中堀 最近気に入っている一枚)

Imgp8103最近めまぐるしくスタイルを変える中堀・高川だが、今回はどうか?やはり雁行陣ベースとなるのだろうが、ダブルフォワードでの成果がどこまでいかされいるか?興味深い。


Imgp8102対抗は昨年、優勝の花田・川村だろう。とくにクレーでは花田本来の持ち味である強打が最大限に活きることになる。昨年の予選以降はもうひとつの成績だが、予選での強さは無類であり、対抗馬トップは動かないところ(画像は昨年全日本での川村)


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新ペア 篠原・小林も焦点の一組。すでに東日本一般での優勝があるが、あのときはダブルフォワードだった。しかし、今年にはいってからはコンサバなテニスに終始しており、強さが消えてしまっているようにみえるのが気がかり。


Imgp98433月に台湾台中市中興網球場で開催された中山盃での小林。ダブルスではアジア五輪ダブルスチャンピオンであるヤンシェンファ・リチャーホンにこてんぱんに敗れた(0-5)が、得るものは大きかったとおもう。なにかを吸収しようという意欲も凄い。
Imgp9734同じく中山盃から菅野。彼もヤン・リとの対戦をへて、その後の関東オープンでは意欲的な新しいスタイルのテニスを展開している。それはイクイップメントの選択にもおよんでおり、今回、どのようなテニスをみせるかが楽しみな選手である。予選での強さもよく知られたところ。


今年の男子はナショナルチーム以外に有力選手がおおい。ナショナルチーム以外から優勝者がでるようなことになるとナショナルチームの存在意義さえ、問われかねないが、その可能性は決して低くないとおもう。ましてサーフェースはクレーである。画像は全日本インドアで2位になった古賀。あのときのあたりがでれば大変なことになる。Koga







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