2013年第94回全国体育大会 インチョン2013ナショナルスポーツフェスティバル 10月18日〜24日 韓国仁川広域市
いわゆる韓国国体である。
極めて異例なことだが、先日終了した東アジア競技大会に韓国実業団で選手指導にかかわっている人たちはまったく天津にきていない。
今回男女あわせて5つの実業団混成チームだったわけだが、代表チームの監督をつとめたソウルとアンソンの監督は別にして、どこの関係者も天津にきていない。
それどころではなかったのである。東アジア直後に韓国国体の開催が控えていたからである。
査定の場
具体的にいえば韓国国体より重要な国際大会は世界選手権とアジア競技大会のみである。
日本でも国体は重要な大会だが、韓国のそれは比較を絶している。
韓国選手はプロフェッショナル、そのプロ選手としての査定の場がこの大会なのである。
まさに『死活問題』なわけだ。
エキサイティング、且つ重厚
種目は男女それぞれ団体戦と個人戦ダブルスのみ、個人戦シングルスは無い。まことに真っ当、実に清い。
団体戦は5組の点取り。内訳は3ダルブス2シングルスである。
これは1993〜2002年の国際大会における団体戦と同じ方式。一人2回まででられるフレキシブルでエキサイティング、且つ重厚なスタイルである。
余談だが国際大会は現行の(2ダブルス1シングルス)になってから魅力が半減した。いやもっと下がった。
この大会ではめずらしくハードコートが使用された。当然、来年の自国開催アジア競技大会をにらんでの選択であろう。ただし、使用された会場はアジア競技大会で使用されるところとは違うようだ。
男子団体戦 タルソン(テグ)
女子団体戦 農協中央会(ソウル)
男子個人戦 キムドンフン・キムボムジュン(ムンギョン)
女子個人戦 キムエーギョン・チュオク(農協中央会)
団体戦の優勝は男女とも昨年の同じ、ともに2連勝である。 タルソンチームには今年の代表選手はふくまれていないが、昨年のアジア選手権に出場したジョンジヒョン・パクキュチョル、2008年のアジア選手権ダブルス優勝のイヒョンスが所属している。

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