5人目の男 イヨハン アジア競技大会 韓国代表 男子3

Leeyohan2謎の男である。取材はシングルス予選がまだ半分も終わらないうちに切り上げたので、写真もない。右の写真は大韓庭球協会に送ってもらったものだ。プレーはみた(ような気がする)。ダブルスではネットプレイヤーであり、現在の韓国男子のシングルススタイルであるマッチョなそれではない(と思う)。おそらく軟投派のシングルス。所属はテグカソリック大学。同校は4年前のドーハアジア競技大会シングルス予選でも優勝(ナンテクホ)しており、2大会連続ということになる。同校の台頭は目覚ましい。2002年に創部以来、2004年にキムジェボク・パクチャンソクを代表に送り出すといきなりの個人タイトル(ダブルス)を獲得。以降、毎年のように代表に選手を送り出している。2007年には卒業したばかりのキムジェボクが世界選手権個人に完全優勝(ダブルス、シングルス)。そして2008年のキムドンフンの登場。私は必ずしもテグカソリック大学のテニスを全面的に賛美するものではないが、台湾体育学院とともにモダンソフトテニスに多大な影響を与えた事は間違いない。イヨハンはそんなテグが送り出した5人目の刺客である。

Imgp8112
ダブルスにおけるポジションがネットプレイヤーである選手がシングルス予選で勝つのはパンジュン(ムンギョン)以来で久々である。韓国にはキムドンフン、イウアナハク、ナンテクホ、キムジェボク、ホキョンジン、イスヨル等々シングルスの名手がひしめいている。彼らを押しのけて勝ち抜くことは至難である事は間違いない。ハードコートだからこそありえたことなのだろうか?(右画像はシングルス予選で次点(2位)だったイスヨル(タルソン)彼が決定戦にのこったと聞いたとき彼で決まりだとおもったものだが・・・)

Imgp8084

男子シングルス予選の開始式。そうそうたるメンバーが並ぶ。ここからリーグ戦で12人にしぼり、台湾式トーナメントによる最終戦がおこなわれる。







こちらの記事もどうぞ(関連記事)

コメントをどうぞ

comments

Powered by Facebook Comments