〜陣形はめまぐるしく変化し、超モダンな高速展開に息もつかせない〜 デイリーレポート13日 その7 韓国vs.台湾 part-3  広州アジア競技大会レポート

勝負はついに3番勝負に。

国別対抗が3組点取り戦になって以来4度目となる韓国vs.台湾。その全てが3番までもつれている。一番台湾、二番(シングルス)韓国、という展開も全く同じ。

 

イヨン・チヨンミン

韓国は韓国代表決定戦(韓国予選)二位のイヨン・チヨンミン、台湾は台湾代表決定戦一位のリン・リュウ。韓国ペアはともに国際大会初出場になる。

イヨン、チヨンミンとも質のいいカットサーブを持ち、オールラウンドにプレーをこなす、が、イヨンはシングルシャフトのラケットを使用し、(本来ベースライナーであるイヨンが)最初からネット際にポジションすることも少ない。

セカンドサーブは両名ともオーヴァーヘッドということがおおく、(ダブルフォワードという点では)ベウオンソン・キムテジュンほどの徹底振りはなく、やや中途半端といえなくもない。積極的なダブルフォワードではなくて、ダブルフォワード対策としてのダブルフォワードにもみえる。

林鼎鈞・劉家綸

ゲームは大接戦だが、台湾のリン・リュウが終始押し気味の展開、特に前半は韓国ペアが国際大会初出場ということで、そのかたさが感じられ、リン・リュウが最初の3ゲームをあっというまに奪う。

しかしそこからイヨン・チヨンミンが必死で食い下がる。ゲームカウントは台湾ペア3−0のリードから3−2、4−2、ファイナルと推移。

 

劉家綸

前のめりのボジションから、古典的な雁行陣、ベースライン平行陣、そこからの猛烈なネットダッシュ、大きなロビングでふたたびベースラインへ、と、陣形はめまぐるしく変化し、超モダンな高速展開に息もつかせない。

イヨン・チヨンミンは、大きくリードされた後半では特に引き気味のポジションをとる。リン・リュウはどん欲にネットをとろうとし、韓国はそれをなんとか阻止しようと技とつくす、両者必死の攻防である。

韓国ペアの大きなロブが効果的、またアングルショットまぜ、じりじりおいあげる。しかしそのロブの効果を韓国ペア自体が感じ取れないのか、徹底しきれない。
ファイナルは韓国ペア2−0のリードからリン・リュウが一気に5ポイント連取。

イヨン・チヨンミンはサーブアンドボレーでたたかれ、またせっかく雁行陣に持ち込んでも自らじれてミスとやや一方的。最後もリンのあらっぽいサーブアンドボレーが豪快に決まり幕。

リン・リュウ 5 (4-2,4-0,5-3,3-5,1-4,4-1,3-5,2-4,7-4) 4 イヨン・チヨンミン

試合終了は22:00(現地時間)過ぎ。明日にそなえて日本男子スタッフも最後まで観戦。

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